こんなことがありました!

カテゴリ:その他

アサガオの秘密⑤

虫眼鏡「アサガオの秘密シリーズ」も今回で最後になります。今日のお話は、「アサガオは両性花」です。「両性花」とは、一つの花の中におしべとめしべの両方がある花のことを言います。アサガオは自家受粉(一つの花のおしべとめしべで受粉すること)ができる花なので、もし途中でアサガオが枯れてしまって、植木鉢の中に枯れていないアサガオが一本しか残っていなくても種はできます。「両性」と「単性花」については5年生の理科で詳しく学習します。

朝アサガオの花とアサガオの実(実の中に種ができています。熟していくと茶色になっていきます。)

 

 

アイスの話

給食・食事合唱部・合奏部は保護者会費から購入したお菓子やアイスを差し入れしていただいています。本当にありがとうございます。今日はその「アイス」についてのお話です。

 一般的に私達が「アイス」とよんでいるものは、実は4種類に分けられることを知っていましたか?食品衛生法に基づく、「乳及び乳製品の成分規格に基づくアイスクリーム関係省令」及び「食品・添加物等の規格基準」によって、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4つに分けられています。どんな違いがあるか気になる方は、ぜひ調べてみてください。また、「アイス」を食べるときには、袋や箱などの種類別・成分表示を一度ご覧いただくと違いがわかりやすいかと思います。興味のある方はぜひどうぞ。

 ちなみに「アイスクリーム」は、植物油脂を使っていないものをいいます。口当たりがとてもなめらかです。

アジサイの話

虫眼鏡今回は「アジサイ」についてのお話です。アジサイは4年生の理科で、サクラの観察ができない場合に、サクラの代用として使われる植物(教材)です。実は、このアジサイの葉にも毒があるといわれています。どんな毒があり、どのような作用があるのか実はよくわかっておりませんが、以前料理に添えられていたアジサイの葉を食べて食中毒になった事例が報告されています。

鉛筆参考:自然毒のリスクプロファイル高等植物アジサイ(厚生労働省)

インゲン豆の話

虫眼鏡前回はジャガイモの毒についてのお話をしましたが、今回は「インゲン豆」についてです。5年生のお子さんで、「インゲン豆の苗」を持ち帰ったお子さんもいらっしゃるかと思います。学校の「インゲン豆」は、花が咲き小さな実をつけました。「インゲン豆」は、5年生の理科で、発芽の条件と植物が成長する条件を調べるために使われている教材です。実は、この「インゲン豆」は過去に食中毒を起こしたことでニュースになったことがあります。完熟した「インゲン豆」には、「レクチン」という毒があり、生や十分加熱されていない状態で食べると食中毒を起こすことが知られています。水に十分浸し、沸騰したお湯で10分程度加熱すれば、「レクチン」は熱変成し、無毒化します。くれぐれも小さいお子さんが完熟豆を誤って食べないように注意を払っていただければと思います。

 「インゲン豆」は、熟すほどレクチンが増える性質があるといわれています。

家庭科・調理学校のインゲンの様子(花が咲き、実をつけました)

花丸参考「白インゲン豆の摂取による健康被害事例について」厚生労働省

 

ジャガイモの話

虫眼鏡ジャガイモは6年生の理科の光合成の実験などで使われる植物です。

 気をつけたいのは、「新じゃが」と言われる時期と、芽が出たジャガイモです。芽が出たジャガイモは芽の部分を包丁などで深くえぐって取り除き食べる必要があります。

*ジャガイモは収穫時期から、約100日間は休眠期間といって芽は出ない(出さない)性質を持っています。

 一方、新じゃがも注意が必要です。収穫したばかりのジャガイモを日光にあててしまうと、いつのまにか緑色に変色していきます。実は,ジャガイモと呼んでいる部分は茎の部分なのです。茎なので葉緑素があり緑になっていきます。皮の緑色の部分には食中毒の原因となる物質ができ食べられないので、厚めに皮をむいて食べる必要があります。新じゃがを保存する時は、暗くて(日光が当たらない)涼しい場所が適しています。

虫眼鏡学校の畑から掘ったばかりのジャガイモです。新じゃがの頃は皮が薄くて食べやすいですね。