瀬川っ子 頑張っています!

2016年2月の記事一覧

ノート・レポート 瀬川と自由民権運動②

 1月6日の本ホームページで、この瀬川の地は、旧相馬街道筋であったことや河野広中の三春町に隣接していることなどから自由民権運動が盛んな土地であったという記事を掲載しました。学区である大倉地区には、大正館という自由民権の運動家が集まる場所もありました。しかし、盛んだった自由民権運動も明治15年の秋に終焉を迎えます。そこにもドラマチックな話が残っています。
 当時、自由民権の運動家が集まっていた大倉地区の大正館に安積戦という者も出入りしていました。表向きは自由民権運動家という事であり、鹿又小学校の教員でありました。しかし、実は彼は、自由民権運動家の動きを好ましく思わない当時の警察から送られたスパイであり、自由民権運動家の動きを探ってそれを報告していたという事です。同じく大正館に出入りしていた門鹿小の教員であった大河内英象(移出身)や西向小の二代目校長であった栁沼亀吉(要田出身)らは、同じ職業と言うこともあり一切彼を疑うことは無かったという事です。そして、瀬川地区の自由民権の運動家は、明治15年秋、会津で喜多方事件が起こった際に、安積の勧めで会津に応援に赴き、そこで、騒動に加わったということで一網打尽となってしまった、また、参加していなくても見せしめとして捕らえられたという事です。
 6年生は、歴史学習があります。そうした中で、この瀬川の地にも、国会開設に向けて、一生懸命に活動した人々がいたことを伝えて行かなければと感じています。
 (本記事の内容は、船引町史 通史編2による物です。)

花丸 開始から半年、進化するドングリコーナー

 本校の本年度の重点目標は、「学力の向上」「自己有用感の育成」「体力・運動能力の向上」です。
この中の 自己有用感とは・・・・
  「自分の属する集団の中で、自分がどれだけ大切な存在であるかということを自分自身で認識すること」です。自己有用感は自分に自信を高め、安易に問題行動に走ることを抑止したり、危険なものに近づくことを抑制したりする働きをもちます。

① 他者の存在を前提として自分の存在価値を感じること

② 誰かの役に立ちたいという成就感

③ 誰かに必要とされているという満足感

奉仕活動や他者との交流体験を通して、他者を好意的に受けとめたり、他者との絆や社会とのつながりを感じとったりする中で「自己有用感」は獲得されていきます。
 
 こうした自己有用感の育成のため、本校では様々な体験活動や教育活動を実施しています。しかし、夏休み前の児童アンケートの結果、「自分には良いところがない。」と言った回答が意外と多く、あまり成果が上がっていないのではないかという話し合いが職員間で持たれました。そして、その解決策の一つとして上がってきた具体的なアクションの一つが「ドングリコーナー」の設置でした。子供達は、学年を問わず、親切にしてもらったこと、相手の良いところをドングリをかたどったカードに書き、児童昇降口にあるドングリの木に貼っていきました。

 夏休み後から行われるようになったこの活動は、間もなく半年を迎えます。この実践を通して、子どもたち同士の些細なトラブルは数を減らし、また、相手の良いところを見つけようという意識が強くなった様に思います。しかし、こうした物は得てしてマンネリ化に陥りやすい傾向があります。時期を逸することなく「てこ入れ」をしていかないと継続できません。これまでも、担任外の教職員が輪番で子供達の書いたカードをお昼の放送で流したり、ドングリ替え歌コーナーなどを設け楽しみながら活動をすすめてきました。そして、一週間前から教頭先生のアイディアで始まったのが「ドングリ俳句に挑戦しよう。」コーナーです。
 募集からわずか1週間、こんなにたくさんの作品が提出されました。
  
今日は、お昼の放送の時間に、嬉しくなった教頭先生が全部紹介してしまいました。
  
 (ドングリ俳句に挑戦しよう・・・)一人で何枚も書いた子もいます。
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○ 「どんぐりで 人のよいとこ 見つけたよ」
○ 「いいところ みつけてあげる やさしい子」
○ 「どんぐりで 君のいいとこ 見つけたよ」
○ 「どんぐりで いつもいいとこ 見つけてる」
○ 「どんぐりを 見つけた人は やさしいね」
○ 「どんぐりで いいとこ書いて いい気持ち」
○ 「どんぐりは やさしさあふれて 増えていく」
○ 「どんぐりの カードを書けば いい気持ち」
○ 「よいところ 見つけてあげて 声かける」
○ 「○○くん  元気があって 足速い」
○ 「食器持ち 戸をあけられなくても 自動(児童)ドア」
※ 解説 4,5年生担任の先生の投稿です。給食当番で食器を持って教室の戸を開けら
れない時、中にいたSさんとMさんは、様子を察して、さっと戸を開けてくれるそうです。
○ 「うれしいな どんぐりもらえて さいこうだ 」
○ 「どんぐりを 見つけて書いて ほめられた」
○ 「優しさは ドングリの木で みつけたよ」
○ 「○○さん いつも元気で あかるいね」
○ 「○○さん 字は濃いけれど ていねいだ」
○ 「どんぐりは 田村ルールの ひとつだよ」
 ※ 解説 子供達が大切にしている「田村っ子ルール10」の一つに「あいてのいいところを見つけよう」と言うのがあります
○ 「○○くん いつも元気な 2年生」
○ 「○○さん 良いとこ たくさん 見つけてる」
○ 「ほめられて お礼に書いて いい気持ち」
○ 「どんぐりを 書いてもらって うれしいな」
○ 「○○さん 相談のって(のってくれて) ありがとう」
○ 「どんぐりは 書けば書くほど おもしろい」
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 どんぐり俳句(季語がないので俳句とは言えません。その点は、しっかり指導します。)とドングリカードを並行して行っていきます。来週の放送は、Y先生です。 

病院 インフルエンザに注意!!

 2月10日、風邪気味の子、熱を出す子がでてきました。田村地区は、まだそれほどインフルエンザは流行していませんが、「うがい」「手洗い」などをしっかり実施すると共に、しっかり食事を摂り、休養もしっかり取るなどして予防をしていきましょう。空気も随分乾燥しているようです。加湿器を使用したり、換気にも心がけましょう。


 昨日、帰る頃には雪が降っていて心配しましたが、今朝は、見事に晴れています。校庭の百葉箱の温度計は2度を指しており、比較的暖かい朝となりました。
  
 校舎の屋根雪もすっかり解けたので、落雪注意を喚起するテープや看板を外しました。
  
それでも、校庭に積もった雪は表面が凍っていて、かなりの重さのある私が歩いても足が埋まることはありません。(いわゆる「かた雪」状態です。)
 
 理科室に引っ越ししたパンジーは、窓からの日差しに春を感じてか少しずつ成長し、花もちらほらと見られるようになりました。今朝、子供達が水をくれてくれたようです。
  
 1校時目、各教室では、いつも通り子供達が学習に取り組んでいました。
  
  

 明日は、建国記念の日で学校はお休みです。外出をしたり、スポ少の練習等が予定されていることと思います。帰宅した際、また、活動が終わった際は、必ずうがい、手洗い等インフルエンザ予防のための対策をお願いいたします。

花丸 さくさくエゴマクッキー(3年総合)レシピ付きです。

 2月9日(火)、3年生が「さくさくエゴマクッキー」を作りました。 本ホームページにも何度も掲載しました3年生のエゴマ栽培。NHKのビデオコーナーでも何度も放映されました。種まきから搾油まで体験した結果、ご褒美に面川一進さんよりエゴマ油をいただきました。今日は、これを使ってエゴマクッキーを作ることにしたのです。(勿論、思いつきではなく、あらかじめ計画されていた物です。)講師の先生は、給食センターの志賀先生。先生は、この日のためにより美味しく、健康によいクッキー作りの教材研究を行い、何度も試行錯誤を重ねる中で「これだ!」というレシピを発見したそうです。今日は、それを3年生に伝授してくださいました。

 ↓ 志賀先生と子供達。(志賀先生考案の秘伝のレシピを教えていただきます。)

 
 ↓ 材料は・・・・(クッキー10枚分)
  ・ 薄力粉・・・75g       ・ すりえごま(又は、エゴマパウダー)・・・・20g 
  ・ コーンスターチ・・・25g ・ エゴマ油・・・大さじ2  ・砂糖・・・25g 
  ・  水・・・大さじ2      です。

 ↑ 緑のキャップのボトルが子供達が一進さんよりいただいたエゴマ油です。

 まず、①薄力粉 75g ② コーンスターチ 25g ③ 砂糖25g 
 ④すりエゴマ(エゴマパウダーでもOK)20g をナイロン袋に計りとります。
  
 ↓ そこに、エゴマ油大さじ2杯、水大さじ1杯を加え、ひたすらモミモミし、よく混ぜます。全体がエゴマ油の黄色になるように、粘土状になるようによーくもみます。固まらないときは、水を少しずつたします。
   
 ↓ 生地が粘土状になったら、ナイロンから取り出し、適切な大きさに丸めて、その後平らにしクッキーの形に整えます。(上の材料でおおよそ、10個分となるように)
  
↓ 形が出来上がったら、オーブンを使って180度で20分くらい焼きます。
    (焼けたかな?)
 
↓ こんな美味しそうに出来上がりました。
  
 先生方にも味見をしてもらいました。先生方は、「さくさくとしていて、とても美味しい。」「エゴマの味がとてもいいね。」「エゴマの香りが鼻からぷーんと抜ける。」など、それぞれに食レポをしていました。
  ↓ 3年生も試食タイム。 どうですかこの表情!
  
↓ ご指導いただいた志賀先生にもおあげしました。でも、今日に向けてたくさん試作、試食したと言うことで、私たちに分けてくださいました。

↓ お土産用は、きれいにラッピング。まるでお店で買って来たようです。
  
 このクッキーは、勿論、全校生分作って、みんなに食べてもらいました。志賀先生、今日は本当にありがとうございました。
 本ホームページで、材料や作り方を紹介しました。是非、みなさんも作ってみてはどうでしょう。3年生には、お家の方と一緒に、是非、お家でもつくってみるよう話しました。

 ※ クッキーも美味しかったけど、エゴマを使った田村市の郷土料理「せいもち」も食べてみたかったなー。どんな食べ物なんだろう?

花丸 新入生体験入学と保護者説明会

 今日、2月8日は、新入生1日体験入学と保護者説明会を行いました。来年の瀬川小学校の入学予定者は、男子2名、女子3名の合計5名です。
 お母さんやお父さんと図書室で待っていると・・・1年生が迎えに来てくれました。
 ↓ 新入生一人一人に名札をかけてあげて、自分たちの教室へ連れて行ってくれました。
       1年生は、後輩ができるのでとても嬉しそうです。
   
 ↓ その後、どんな風に過ごしていたかというと・・・・・・
  2年生も混ざって、 学校内を案内したり、インタビューをしたり、用意したつりのゲームをやったり・・・。一生懸命、歓迎の気持ちを表しました。新入生も楽しんでくれたようです。
     
 子供達が活動している間、お父さんやお母さん方には、瀬川小学校の教育活動について、入学までの準備について、健康や給食について、そして集金関係について話を聞いていただきました。
  ↓ 瀬川小学校の教育活動についてのプレゼンテーションの一部(瀬川小はこんな学校です。)
 
  
 ↓ 入学するまでの準備について、健康給食について、集金関係について説明いたしました。
   
  
 保護者の皆さんには、短い時間で一方的にたくさんの情報をお伝えすることになってしまい、さぞ、お疲れになった事と思います。
 なにか、不明な点、不安な点等ございましたら、いつでもお問い合わせください。