学校の出来事を紹介します
道徳<誰一人取り残さない> no one will be left behind
「誰一人取り残さない」とは、
SDGs(持続可能な開発目標)の基本となる考え方を示す言葉です。
学校教育は、「誰一人取り残さない」世界を実現するための重要な場の一つと考えています。
そのための方策として、国は、個別最適化された学習が可能となる「ICT」活用を挙げています。
しかし、全てが「一人、一人」の単位になるのではなく、学校ならではの「集団」による協同的な学びを両立させていく必要があると考られています。
本校の授業研究における、
「全ての子どもたちの学びを保障する」「一人一人の意見の表出」「個人の学びと集団の学びを保障する」上で
開発を試みている授業ツールが「気持ち柱」です。
「気もち柱」=個と集団による学び
「気もち柱」の個の学習には、ワークシートやハートカード、付箋紙、ネームカード等を活用します。
今回は「ハートカード」を「気もち柱」に使う授業を実施しました。
「この主人公の心は・・・。こんな感じ?」それとも「こんな感じ」と子どもと対話しながら
心情は、簡単に言語化できるものではなく、微妙な部分が混在していることを端的に示している。
先生「この主人公の心は・・・。こんな感じ?」 子「違うなあ。」先生「こんな感じ?」
先生「それとも・・・・。」子「ぼくは、そんな感じだと思います!」
先生「そうね、みんなそれぞれの考えがあるから、今から、ハートカードを配りますね。」
「そこに、主人公の気持ちを想像して、表してみましょう!」
一人一人、じっくりと「主人公」の気持ちを考えながら静かに染めている。
「個」の考えを記した「ハートカード」を気持ち柱に位置付けることで「集団」で議論
一人一人の考えを尊重し、微妙な気持ちの違いまで、「視える化」させながら聴き合えるツールとなっています。
「集団」から、また「個」にもどって、本日の学習を振り返り、自分自身の学びを整理する子どもたち
歴代校長に見守られて
統合後の第4代校長先生の写真が仕上がり、「船引南小学校歴代校長」の場所に丁寧に掲げる教頭先生です。
校長室を訪ねてきた子どもたちが
「あっ!前の校長先生だ!!ひさしぶりに見た!」と喜んで、嬉しそうに額を見上げていました。
幼稚園に教育実習生
本日から、幼稚園において学生さんの教育実習をスタートいたしました!
教育実習前期の期間は、18日(金)までです。
後期は、9月に予定しています。
保育者の道を目指して、日々郡山市の学校で努力されている学生さんです。
本校の大切な卒業生です。夢が実現できるように、全力でサポートさせていただきます!
ベテランの幼稚園教諭が中心となり、保育の心得や方法についてお伝えしていきます。
子どもたちと接している様子を拝見すると、子どもたちに対する優しさが溢れていました。
子どもたちも、学生さんの気持ちが分かるのでしょうね。
すっかり、心を開いて、嬉しそうに生活していました!
ようこそ!図書支援員さん ~笑顔の素敵なNEWメンバー~
待望の図書支援員の先生の初出勤です!!
笑顔のそれはそれは素敵な先生です!
図書室の本の並べ替えや季節に合う掲示物をさっそく
整えてくださいましたよ!
図書室が一気に明るく、とてもいい雰囲気が出ています!
きっと、図書室に通う子どもが増えることでしょう!
南小教職員チームに素敵な仲間が増えて嬉しい限りです!
先生たちも「全国学力テスト」
4日金曜日は、現職教育主任の先生の準備及びリードによって
先生たちの「授業力向上のための研修」を実施いたしました!
メニューは以下の通りでした。
1 道徳の授業研究の見通しの確認
2 研究授業を9日に行う4年生の授業についての事前検討会
3 道徳以外の授業で使える「一見学習ワークシート」の活用について
4 2021年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を実際に先生方が解いて検討
「全国学力テスト」に解答している先生たちの様子から
全国学力テストを実際に受けてみて・・・。
〇6年生の大変さを実感!
〇計算自体は難解ではないものもあるが、まず、問題を読み解くまでに時間がかかる。
〇読解力が非常に問われていることを痛感
〇通常は、【 】に端的に答えを書く、市販の単元テストに慣れているだろうから、この全国学力テストのように
広いスペースに解答するのに慣れていないと、戸惑ってしまう子どもがいそう。
〇読む力とともに、自分の考えを論述する力も必要だと感じた。
〇全国の6年生が受けるテスト。1年生からの知識がきちんとないと、解答できない。
総合的に問われているので、どこかでつまずいていると、答えにたどり着けない。
◆テストから授業に生かす視点!!
まずは、福島県教育委員会作成の「福島県活用力シート」にしっかりと取り組ませたい。
このシートは、学力テストによる子どもたちの学力の傾向をしっかり分析された上で作成されているので、
このシートを活用しながら、子どもたちに力をつけさせていきたいと全職員で確認しました!
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