みなみっ子NEWS

学校の出来事を紹介します

ひと休み Café de 道徳 ♬

授業を終えると、時間を見つけては、

ほっと一息つきながら&和気あいあいと授業について語り合う先生たちです!

 

「1年生が<こわい>って言ってたのは、

はじめてのことをする前の緊張感を表す表現ですよね!」

「純粋なものの見方!」「表現もダイレクトですね!」

「あの、<心紙>がさっと出てきたときには、本当にすごいと思いましたね!!」

「<心紙>は、全ての子どもたちにが、自分の考えをアウトプットすることを保障できますね!」

 

「4年生は、はつらつとしていますね!」「導入の入り、経験を聞くことは、引き付ける上で有効」

「学級の構成として、教師としては、3つの要素<先生><鈴木君><みんな>と予想したけれど、

4つ目の要素<自分>も出てきましたね!」

「<今ここ>学習進度表は、右側より、左側に置くと、授業の流れを目で追う上で、スムーズですね!」

などなど、子どもたちが一生懸命に取り組んだ学びの事実・ワークシートをもとに

先生同士で、相互に意見を交換しながら、自分自身の授業方法を振り返っています!

 

本 3年生 図書室にて ~未来の夢をかなえる 読書習慣を身に付けるために~

休み時間に図書室付近を歩いていた3年生の子どもたちに

「みんなはどんな本が好き?」

「楽しい本がありそうだよ」

など、声をかけて、図書室での子どもたちの様子をカメラに収めました!

子どもたちは、すぐに自分の興味のある本を手にして、じっくりと読み進めていました。

 

田村市子ども読書活動推進計画では、1年間の一人当たりの目標とする年間利用冊数が示されています。

例えば、

幼稚園生なら、 <一人あたり年10冊以上>

小学校低学年なら<一人あたり40冊以上>

小学校中学年なら<一人あたり30冊以上>

小学校高学年なら<一人あたり20冊以上>

 

 

一冊のページ数が違っていますので、冊数だけの各学年の単純な比較はできませんが、

いずれにしても、目安にはなるものと考えています。

 

昨日は、田村市学校図書館支援スタッフの方が来校されました。

6月7日より週1で勤務が開始となります。

 

支援員さんにお力添えいただきながら、図書館教育担当の先生を中心として、先生方のアイディアをもとに

子どもたちの読書意欲を大いに刺激できる働きかけを進めていきます!

キラキラ 幼稚園生 笑顔100%

給食の時間の食べ方が上手になってきている幼稚園生です。

アクリル板の仕切りを使いながら安全に給食を食べています。

「今日の給食はどうですか?」

「おいしいですよ!」

最高の笑顔で答えてくれました!

グループ 日常授業研究 その2 4年生の道徳!

4年生の道徳は、「先生やクラスの友達を敬愛する」内容を学習する授業でした。

★学習の流れを示す「今ここ」カードを活用

これも道徳の「ひと工夫」です。

これを示すことで、全ての子どもたちが、学習に見通しを持って臨めます。

この方法の有効性についても、みんなで検証中です!

 

<導入>

先生 「みなさんは、さか上りができますか?」

4年生「はい!できます」「少しだけなら」「自信あります!」

先生 「ここに同じように、さか上りができた男の子の日記があります。」

<教材を読む>

先生 「日記を書いていた鈴木君という男の子と同じように、

さか上りができた武田君という子がいます。」

「武田君は、なぜさか上りができたのでしょうか?」

4年生

「鈴木君ができたから、悔しくてがんばったからできたと思います。」

4年生

「みんなが励ましたからじゃない?」「先生の指導だよ!」

先生 「なるほどね。いろいろ出てきましたね。大きく整理すると・・・。」

★「鈴木君(特定の友達)」「友達(みんな)」「先生」と大きく3つに整理

3枚の白い枠が書かれたワークシートを配付し、それに順位を意識させながら

3つのキーワードを記入させる。

★さか上りができた理由として、3つの要素の影響度の順位付けをワークシートで考えさせた。

★一番の理由だと思うカードを選ばせ、武田君の心を「気もち柱」に位置付けさせ、表現させた。

さか上りができた理由として「先生」「鈴木君」「友達(みんな)」の影響度の強さを柱に示す子どもたち

先生

「さあ、出そろいましたね!」

「〇〇さんは、赤い柱に<友達>と貼りましたが、なぜですか?」

4年生

「はい、武田君は、鈴木君を意識していたからです。鈴木君が先にさか上りができたから

よし、自分も鈴木君のようになりたい!と思って、できたから、鈴木君のおかげと思った

から、赤い柱(ポジティブさを示す柱)の上

(思いの強さが強ければ柱の上の方に置く)の方に置きました!」

先生

「あなたは、<先生>というカードを、この赤い柱の真ん中くらいに置きましたね。なぜですか?」

4年生

「はい、鈴木君のときも、先生が丁寧に指導をしていたから、武田君に対しても

先生は指導をしていたと思えたからです。だから、できた理由は<先生>としました。」

先生

「他には?」

4年生

次々と発表

4年生 「ぼくは、<友達(みんな)>だと思います。やっぱり、

みんなに励まされるのことで、力になると思うからです。

だたし、赤い柱の真ん中くらいです。なぜなら、自分ががんばるという気持ちもあったから、

みんなのはげましだけとは言い切れないからです。」

 

先生 「だから、真ん中くらいに置いたのですね。この気持ち柱を見ると、3つのカード全部が置かれていますね。

<さか上りできた理由は一つではない>という意見がありました。・・・。」

 

★さか上りができた理由は、一つだけではない。先生や友達、みんなが力になったという

確かめをしたことで、先生や友達、みんなが集まってできた「学級」のよさをじわじわと感じさせていた。

 

★後半では、「学級」という言葉をもとに、イメージマップで、自分が考える学級について

さらに見つめさせた。

 

★「イメージマップ」による振り返りの方法も道徳授業の「ひと工夫」!

 

自分で洗い出しをさせた後、友達の意見を聞いて、さらに赤で新たな気付きを書いている子どももいましたよ!

 

授業者のセンスが光る道徳の授業が展開されました!

子どもたちは「学級って、先生や友達、そしてみんなが集まって成り立っているんだな」と

「互いに尊重し、影響を受け合いながら、協力して生活していることについて」の考えを深めていました。

 

 

ハート 2年生 ポップコーンの種をまきました!

さあ、ポップコーンづくり大作戦のはじまり・はじまりです!

 

地域の方がきれいにかけてくださったマルチシートに

穴をあけていきます!

「よいしょ!あっ!あいた!」

 

「かわいい種! これがあのポップコーンになるんだね!」

「大きくなってね!」「よし、こんな感じでOK!」みんな丁寧に丁寧に土に種をそっと置いてましたよ!

いっぱい育ってね!!ぼくらのポップコーン!!

昨年は、豊作でしたので、今年もワクワク期待に胸膨らむ2年生です!!

会議・研修 朝の道徳ミニタイム ~授業力向上のために、日常的に授業研究! その1 ~

職員室の黒板には、「本日授業します」のお知らせがあります!

それを見て、先生たちが、自由に授業を参観し、休み時間や放課後を使って

授業について楽しく語り合います。語り合いも自由参加です!

 

研修主任の先生の声かけをもとに、授業研究を楽しみながら日常的にやっています!

 

 

その1 朝の学級の学習時間に「道徳ミニタイム」を1年生で実施しました!

先生 「あれ?!誰か泣く声が聞こえない?」

1年生「えっ?誰の声?」

先生 「実は、みなさんに、お話をしたいという女の子が来ています。」

1年生「えっ?誰ですか?」

先生 「みんなと同じ1年生」「入ってきていいですよ!」

★役割演技で、教師が、女の子を演じる。教材の内容を即座に低学年に理解させるための工夫。

先生 

「ボール遊びをしていたら、幼稚園の男の子が入ってきて、

ボールを取ろうとしたから、やめさせようとして、泣かせちゃったの・・・。」

「困ったなあ。みんなに、どうすればよかったのか聞きに来たの。」

「助けてくれますか?」

1年生

「いいですよ!」「教えますよ!」「きみえちゃんは、どこの小学校なの?」

「たぶん、その男の子は、遊びたかったんだと思いますよ。」

先生 

「私は〇〇小学校の1年生なの。確かに、遊びたかったのかもしれないね。」

先生 

「あれ?!待って、ボールを取ろうとした幼稚園生が、何か言っていますよ。

 えっ?!何?はっきりわからないなあ。どうしてボールを取ろうとしたの?

 えっ?恥ずかしくて言えないんだって。

 ボールを取ろうとしたこの男の子の気持ち、代わりに誰か言える人はいますか?

1年生

「はい!はい!はい!はい!」

先生 

「たくさん教えてもらいたいから、そうだ、この紙に書いてもらってもいいですか?」

1年生

「えっ、これ何?あっ幼稚園の男の子いた!」

「うわあ、はじめて!なんかこわい!ドキドキする!」

★男の子の気持ちをハートの中の色を染めることで表現

★子どもたちは、はじめてのことにドキドキしながらも、男の子の気持ちを考えながらカラーで表現

 

★一人一人考えた男の子の心カードを先生に見せに来て、

黒板の男の子の心の中の三本の指標「気もち柱」に張り付けていく子どもたち。

先生 

「このギザギザはどうしたの?」

1年生

「まぜてと思ったけれど、だめかもしれないと思っていたから、ギザギザ」

先生

「そうなの。どんな気持ちかと言うと、悲しい感じ?どのくらい?」 

★一人一人のハートカードをもとに、子どもに聞きながら、

感情の色を選ばせながら、黒板に貼る。

自分の考えをみんなに話したり、質問を受けたりしている1年生

1年生

「ボールを取って、悪いって思っているから、この色です。」

先生

「それは、だれの気持ち?」

★自分が考えたことを先生や友達に聞かれることによって、

確かめたり、直したりすることで、考えがさらに深まります。

発表して終わるという<話合い>というより、<聞き合い>を大切にしています。

 

先生 

「男の子の気持ち、みんないろいろ考えていますね。」「男の子も、みんなに会いたいみたいです。」

「男の子に何か言ってあげられる人はいますか?」

★男の子の顔の絵を見せたり、先生が男の子になったりしながら

男の子がそこにいるかのように示すことで、男の子に対する言葉かけを

実際に子どもたちに経験させる。

★男の子の絵に向かって、本気になって言葉をかける1年生

1年生「ねえ、だめだよ、ちゃんと、まぜてって言わないと!」

先生 「あれ?出てこないね。また隠れてしまったようです。」

★強く言い聞かせると、男の子は恐がって出てこないことを表現し、

子どもたちに気付かせる。

先生

「ねえ、みんな、みんなにたくさん言われると、

この男の子はますます恐がって出てこなくなってしまうね。

1年生

「だめだよ、言葉もやさしくね。(幼稚園生に優しく言い聞かせるように。)」

先生

「あっ、いいものあります!魔法の道具!

このピンク・黄色・水色の紙!これで、男の子に教えてあげて!」

★三色のカードを一人一人に配付。役割演技で、男の子に扮した

先生の言動に対して、まずいと思ったら、水色のカードを上げて、「だめだよ」と意志表示。

また、男の子に扮した先生の言動がよくなったら、ピンクのカードを上げて「いいね!」と意志表示。

 

水色のカードを上げたり、ピンクを上げたりする1年生

1年生

「分かりましたよ、この色の紙は、<心紙>ですね!」心の中を表しているのですね。

先生

「すごいですね!〇〇〇君!なるほど!心を表すものね!」

 「みんなが、この<心紙>で男の子に教えてくれたから、男の子は

 喜んでいますね。みなさん、ありがとうございました。」

 

1年生が口にした<心紙>という言葉に、感動しました。

今回登場した3色のカードは、

自分の考えを表出させるための「ひと工夫」です。

 

例えば、役割演技で代表してやっている子どもや

発表が得意な子どもだけではなく、

それを観ている他の子どもたち・全ての子どもたちにも、

発表させる(表現・アウトプット)方法です。

 

1年生が名付けてくれた<心紙>の授業における有効性を

先生方とともに、さっそく検証していきます。

授業開始前の朝の学習タイムにおける

道徳ミニタイムでした!

 

 

ピース 頼りにしています!5,6年生 スクールバスのルーティン

スクールバスが到着すると、子どもたちは次々に運転手さんに

「ありがとうございました!」とあいさつをしてから降りてきます!

最後になると、さっと5年生と6年生が、バスの中を前から後ろと点検を始めます!

「よし、忘れものなしOK!」

毎日毎日、いつもやっている確認です!

時々、水筒や体操着袋などが見つかります!

 

「あっ、ぼくのだ!」と

5、6年生から忘れものを手渡されて喜ぶ下級生。

 

こうした上級生の姿を見て学んでいくのでしょう。

ある3年生の男の子が、

重い荷物を持っていた、1年生の女の子のその荷物を持って校舎まで

移動していた様子もありました。

素敵ですね。

 

お祝い 1年生ピョンピョン !やったー!芽が出たよ!!

「先生!!、芽が出た!!芽が出ましたよ!!」

教室前の1年生の鉢にいつものように水をあげようとしたとたん、

かわいい芽が出ていることを発見!!やったー!嬉しい!!とピョンピョンピョン!!

全身で喜びを表現していました!

ある子の芽が出ていなかったことを知ったある女の子は

「先生が言ってたから、〇〇君元気出してね。

 栄養をたっぷりすっているから、とってもいい芽が後で出るんだって!」と

声をかけていた様子を見つけました。

全てが学びの場面ですね!

 

 

お知らせ 熊よけパトロール! 駐在所さんありがとうございます!

朝の交通指導の際、どこからともなく「シャリン・シャリン・シャン・シャン・シャン」と鈴の音。子どもたちの姿がまだ見えない段階でも、「熊鈴」の音が聞こえてきました。

七郷駐在所さんも、子どもたちの登校する時間帯に合わせて、熊避けのため、いつも以上に音を出しながら、パトカーで巡回してくださっています。

 

七郷駐在所さんは、交通安全教室や朝の指導のときにも顔を出してくださるので

子どもたちにとっても、身近な存在です。

子どもたち「あっ、七郷の〇〇〇さんだ!」

駐在所さん「みなさん、おはようございます!」(車のスピーカーより)

子どもたち「おはようございます!〇〇〇さん」

 

熊から子どもたちを守ってくださる頼もしい存在ですね!

 

熊鈴については、今朝の新聞でも掲載されていました。

田村市教育委員会より、私たちの地域230人の子どもたちに

配付いただきました! ありがたいことです!

 

 

 

マイ★熊鈴  熊鈴配付前から お家の方が!

「先生!これこれ!!」

「熊がこないように、家でつけてもらいました!」

嬉しそうに、手の中に光る鈴を見せてくれた女の子

熊が捕獲されたという情報があってすぐに、お家の方が付けてくださった鈴。

 

そのキラキラと光る鈴から、子どもを想う保護者様のお顔が浮かんできました。

先生方も、担当する方部の子どもたちに、一定距離まで付き添いながら毎日下校指導をしています。

先生方の後ろ姿にも、子どもたちを想う気持ちが溢れていると感じています。