みなみっ子NEWS

2021年5月の記事一覧

6年生の姿から 求められる「確かな学力」を想う

6年生は、ジャガイモをつくります!

種イモをカットし、次々に手渡しをしていました!

家でもジャガイモをつくっている子が、

「こぶし一つ分くらいだよ!」など、率先してみんなに教えていました!

この子どもの姿から、<地に足のついた、確かさ・頼もしさ>を感じました。

教室の限られた場面だけでは、

まだまだ知ることのできない、子どもたちが身につけてきている「力」を感じました。

 

学校教育の中で、子どもたちにつけたい「力」はと問われれば、

一般的には「学力」との回答が多いと予想します。

 

文部科学省では、子どもたちに求められる「学力」についての基本的な考え方を示しています。

 

子どもたちに求められる学力=「確かな学力」としています。

 

「確かな学力」とは、

●知識や技能はもちろん、学ぶ意欲、自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力までを含めたものである。

と説明しています。

 

現在のコロナ禍にある社会においては、知識や技能だけの限定的な「学力」を身に付けた人の力だけでは、

到底解決できない課題が山積していると感じています。

 

どのような社会にあっても、子どもたちには、あらゆる困難な状況に立ち向かいながら、自分の未来を切り拓いていけるたくましい人間になってほしいと願います。

 

子どもたちに「確かな学力」を身に付けさせることができるようにと、私たち教師は「授業力向上」に向けて全員で研修を重ねています。

 

 

 

これは、何になる苗? 焼き芋! 幼稚園生

かわいい長靴をはいた幼稚園生たちが畑へ!

幼稚園生「土って、気持ちいい!」

幼稚園生「あったかいよ!」(マルチシートを触って)ほっぺをつけている幼稚園生!

先生  「さあ、みなさん、これは何になる苗ですか?」

幼稚園生「はい!わかる! 焼き芋!」

先生  「たしかに(笑顔)焼き芋にできるサツマイモですね。」

先生「寝かせてあげるように、このように入れましょうね。」幼稚園生「こうかなあ。」

さあ、これからどんどん大きくなりますよ!芋ほりが今から楽しみですね!

秋には、たくさん芋ほりをして、おいしいおいしい焼き芋にして食べたいね!

理科・実験 5年生 福島県環境創造センターにて 放射線教育

昨日、5年生は三春町の福島県環境創造センターに行き、総合的な学習における探究活動を実施してきました。

職員室の先生方や他の学年の子どもたちが窓から手を振る姿が!「5年生!行ってらっしゃい!」

さあ、到着です!検温や消毒万全です!27日は南小のみの利用でした!

スタッフの方から、3.11からの復興までの流れについて説明をいただきました。

放射線が生活において活用されている状況や基礎知識について、展示物や説明により、理解を深めています。

放射線を測定しています!「食塩の中には・・・。」「このくらいあるのか!」

実験室は、感染のリスクを下げる対策として、テーブルごとに仕切りが付けられていました!

5年生「具体的に見たり聞いたり、実験したりできたので、すごく勉強になりました!」

5年生「放射線は、全てが恐いものではなく、生活を豊かにするものでもあることを知りました!」

ひと休み Café de 道徳 ♬

授業を終えると、時間を見つけては、

ほっと一息つきながら&和気あいあいと授業について語り合う先生たちです!

 

「1年生が<こわい>って言ってたのは、

はじめてのことをする前の緊張感を表す表現ですよね!」

「純粋なものの見方!」「表現もダイレクトですね!」

「あの、<心紙>がさっと出てきたときには、本当にすごいと思いましたね!!」

「<心紙>は、全ての子どもたちにが、自分の考えをアウトプットすることを保障できますね!」

 

「4年生は、はつらつとしていますね!」「導入の入り、経験を聞くことは、引き付ける上で有効」

「学級の構成として、教師としては、3つの要素<先生><鈴木君><みんな>と予想したけれど、

4つ目の要素<自分>も出てきましたね!」

「<今ここ>学習進度表は、右側より、左側に置くと、授業の流れを目で追う上で、スムーズですね!」

などなど、子どもたちが一生懸命に取り組んだ学びの事実・ワークシートをもとに

先生同士で、相互に意見を交換しながら、自分自身の授業方法を振り返っています!

 

本 3年生 図書室にて ~未来の夢をかなえる 読書習慣を身に付けるために~

休み時間に図書室付近を歩いていた3年生の子どもたちに

「みんなはどんな本が好き?」

「楽しい本がありそうだよ」

など、声をかけて、図書室での子どもたちの様子をカメラに収めました!

子どもたちは、すぐに自分の興味のある本を手にして、じっくりと読み進めていました。

 

田村市子ども読書活動推進計画では、1年間の一人当たりの目標とする年間利用冊数が示されています。

例えば、

幼稚園生なら、 <一人あたり年10冊以上>

小学校低学年なら<一人あたり40冊以上>

小学校中学年なら<一人あたり30冊以上>

小学校高学年なら<一人あたり20冊以上>

 

 

一冊のページ数が違っていますので、冊数だけの各学年の単純な比較はできませんが、

いずれにしても、目安にはなるものと考えています。

 

昨日は、田村市学校図書館支援スタッフの方が来校されました。

6月7日より週1で勤務が開始となります。

 

支援員さんにお力添えいただきながら、図書館教育担当の先生を中心として、先生方のアイディアをもとに

子どもたちの読書意欲を大いに刺激できる働きかけを進めていきます!