みなみっ子NEWS

2021年6月の記事一覧

会議・研修 6・25 5年生道徳! その3

★主人公と同じ状況<目の前でこの文字を見せる>ことで、主人公の気持ちを考えやすくさせる「ひと工夫」

先生 「さあ、この文字が書かれている看板を見た大輔は、どんな気持ちになったでしょうか?」

★音楽が流れました。ここからは静かに自分の心との対話です。

主人公大輔の心をハートカードで考える子どもたち<自己内対話>

 

先生 「では、そろそろいいかな。〇〇さん、大輔の気持ちを教えてください。」

子ども「はい、自由な場所ですが、少し不安があります。だから心の色としてが黄色です。」

子ども「ぼくも、大輔は自由になって嬉しいけれど・・・。けっこう大変だと思います。だから青で考えました。」

先生 「え?自由なのに、自由ではないの?どういうこと?」

   「本当に自由になるためには?どうすればいいの?」

子ども「結構・・・自由は難しい・・・。」

先生 「え?どういうこと?誰かわかる人いますか?」

★先生は、あえて疑問形で話すことで、子どもたちに考えさせています。これも子どもが自ら学習進めるための「ひと工夫」です!

先生 「うーん。わからないなあ。<自由は〇〇が必要>何があれば自由になるの?」

★先生が黒板に書いた<自由は〇〇が必要>を見て、一気につぶやき始めました。

正解を示すのではなく、常に子どもに考えさせるための<ひと工夫>!!

先生 「そうかあ、みんないろいろ考えているようですね。でもまだぴったりの言葉がこないなあ。・・・。」

先生 「ワークシートの後ろを見てください。スペースがあります!!ここに考えてみて」

子ども「え?これ?道徳のホームワーク?!」

先生 「はい。家で考えてみてくださいね!ぴったりする言葉・・・。見つかるかな?」

★授業で完了するのではなく、あえて<課題・疑問>を残すことで、家庭での学習の時間につなぐ工夫です!

学校と家庭学習をつなぐための先生の「ひと工夫」!!

さあ、子どもたちはどんな言葉を見つけてくるでしょうか!!

汗・焦る 水最高!水泳学習

今日は、気温が高かったので、子どもたちは大変気持ちよく

水泳学習を行っていましたよ!

福祉の学習を実施して、

外部から講師の先生をお招きした4年生以外、全部の学年が実施しました!

「ひゃー気持ちいい!」

「やったあ!」「顔つけてみよう!」

NEW 今日は5,6年生の歯! ~歯科保健教室~

歯科保健教室シリーズ最後です!

歯科衛生士さんから「学年が上がるにつれて、歯磨きが上手です!」とお褒めの言葉をいただきました。

毎年同じ講師の先生がご担当くださっているので、子どもたちの歯磨きの上達までの変遷もご存知です!

 

指導の効果が確実に出ております!

養護の先生が毎年丁寧にコーディネートし、「歯科保健教室」が実施されております!

 

来年までに、一人一人がさらに上手になるように、担任の先生たちも指導していきますよ!

<真剣な6年生>

<テスターをつけて、普段の歯磨きの方法で、

どのくらい落ちるのかを確認している5年生>

「けっこう落ちてる!!よし!」

 

 

グループ 6・25 5年生道徳! その1

道徳授業研究第3弾は5年生の道徳です!

先生 「ねえ、みんな、この文字知っていますか?」

★だまって、黒板に<管理>と書く。

子ども「え?管理?管理人?」

子ども「知っています!アパートの大家さん!」

子ども「なんか、管理ってきつい感じ・・・。」

先生 「いろいろ出てきましたね。うーん。それではこの管理の逆の言葉は?」

子ども「管理されないこと!」「自分勝手」

子ども「自由、わがまま・・・。」

先生 「自由?管理されないことは・・・。自由か・・・。」

★「今ここ」カードによる学習の流れを示し、

誰もが安心して学習に取り組めるように見通しを持たせる「ひと工夫」の後、

穴あきのところに、<自由>と記入。

★子どもとの自然な問答から、<自由>に焦点化させる「ひと工夫」

先生 「自由について・・・。そこに自由について選ぶものがあります。じっくり読んで、自分の考えに近いものに〇をつけてください!」

★1分で読んで〇をつけるように指示。この<1分>という指示が、子どもたちの集中を促す魔法の言葉!

これも見事な「ひと工夫」なのです!!

★子どもたちは、自由についての選択肢を読みながら、自分のイメージの中の<自由>を洗い出したり、

確認したりすることができます。いわば<自由>についてのウォーミングアップの学習です!

★1分間と指示されたことで、誰も一言も話さずに選択肢に集中!

 

先生 「はい、1分間終了です。」「その中で、一番これ!というもの一つを選んでください!」

★この多くの中から、1つを選択させることは、さらに、自分の考えを精査することになり、深く考えさせるためのまたまた見事な「ひと工夫」ですよ!

★自分で一つ選び、隣同士<聴き合う>子どもたちの様子

 

 

教材の中心人物ぼく「大輔君」の登場です!

先生 「この大輔君の話。これから教材を読みます。いいなあと思ったところは、赤で!おや?何?とか気になったところは青で

チェックしてください。」

★教材文を集中して読んでいく「ひと工夫」です。

★赤青鉛筆でしっかりと読み込んでいく子どもたち

★教材を読み終えた後、一切話をせずに、静寂を作る先生の様子。

この読み終わりの<間>こそ、子どもが教材を読み返したり、教材から受けた余韻に浸ったりする大切な時間となります。子どもたちが主体的に学習を進めていくための<間>なのです!

先生は、ぐっと我慢して、子どもたちの大切な<間>を確保!!すばらしい「ひと工夫」です!!

★この<間>で静かに教材をじっくりと読み返す子どもたちです。