6・25 5年生道徳! その1
道徳授業研究第3弾は5年生の道徳です!
先生 「ねえ、みんな、この文字知っていますか?」
★だまって、黒板に<管理>と書く。
子ども「え?管理?管理人?」
子ども「知っています!アパートの大家さん!」
子ども「なんか、管理ってきつい感じ・・・。」
先生 「いろいろ出てきましたね。うーん。それではこの管理の逆の言葉は?」
子ども「管理されないこと!」「自分勝手」
子ども「自由、わがまま・・・。」
先生 「自由?管理されないことは・・・。自由か・・・。」
★「今ここ」カードによる学習の流れを示し、
誰もが安心して学習に取り組めるように見通しを持たせる「ひと工夫」の後、
穴あきのところに、<自由>と記入。
★子どもとの自然な問答から、<自由>に焦点化させる「ひと工夫」
先生 「自由について・・・。そこに自由について選ぶものがあります。じっくり読んで、自分の考えに近いものに〇をつけてください!」
★1分で読んで〇をつけるように指示。この<1分>という指示が、子どもたちの集中を促す魔法の言葉!
これも見事な「ひと工夫」なのです!!
★子どもたちは、自由についての選択肢を読みながら、自分のイメージの中の<自由>を洗い出したり、
確認したりすることができます。いわば<自由>についてのウォーミングアップの学習です!
★1分間と指示されたことで、誰も一言も話さずに選択肢に集中!
先生 「はい、1分間終了です。」「その中で、一番これ!というもの一つを選んでください!」
★この多くの中から、1つを選択させることは、さらに、自分の考えを精査することになり、深く考えさせるためのまたまた見事な「ひと工夫」ですよ!
★自分で一つ選び、隣同士<聴き合う>子どもたちの様子
教材の中心人物ぼく「大輔君」の登場です!
先生 「この大輔君の話。これから教材を読みます。いいなあと思ったところは、赤で!おや?何?とか気になったところは青で
チェックしてください。」
★教材文を集中して読んでいく「ひと工夫」です。
★赤青鉛筆でしっかりと読み込んでいく子どもたち
★教材を読み終えた後、一切話をせずに、静寂を作る先生の様子。
この読み終わりの<間>こそ、子どもが教材を読み返したり、教材から受けた余韻に浸ったりする大切な時間となります。子どもたちが主体的に学習を進めていくための<間>なのです!
先生は、ぐっと我慢して、子どもたちの大切な<間>を確保!!すばらしい「ひと工夫」です!!
★この<間>で静かに教材をじっくりと読み返す子どもたちです。
〒963-4204
福島県田村市船引町堀越字丸森2
TEL 0247(85)2008
FAX 0247(76)1790
e-mail funehikiminami-e@fcs.ed.jp