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2016年5月の記事一覧

花丸 6年理科「動物の体の働き(唾液の役割)」

 人間は、食べ物を食べないと生きていけません。食べ物から、養分を体に吸収して生きているのです。食べ物は、口→食道(○○食堂ではありません。)→胃→小腸→大腸→肛門と言った消化管を通して消化吸収されます。子供達には、まず、この消化管について指導しました。(以外と、どこにどんな器官があるのかよく分からないという実態があります。)その際、人体模型を活用し、自分の体と比べながら学習を進めました。この人体模型は、肛門までしっかりついている優れものです。
 
 その後、実験。今日のテーマは、唾液のはたらきです。実は、食べ物の消化には、唾液も重要な役割を果たしています。

実験方法
① ごはんを布に包み、40度のお湯の中で揉み出します。(お湯が白くなればOK)
② ①のお湯を、A、B、2本の試験管に注ぎます。
③ Aの試験管には、唾液を入れます。Bの試験管はそのままです。
④ A,B両方の試験管を10分ほど40度のお湯の中に入れます。
⑤ 10分経ったら、A,Bの試験管の両方に薄いヨウ素液を入れ、色の変化を見ます。
 
 ↓ 試験管に、ごはんを揉み出した液体を入れます。
 
 ↓ ペトリ皿に自分の唾液を出し、それを、スポイトで一方の試験管だけに入れます。
  (唾液を入れることに抵抗を感じる児童がいるので、今日は、一人実験にしました。)
 
 ↓ 10分間約40度のお湯で温めます。この間を利用してノートの整理。
  
 ↓ さあ、10分が経過して、2本の試験管にヨウ素液を入れました。すると・・・。
 
 唾液を入れたほうは、変化なし。唾液を入れなかった方は、うすい青紫色に変化しました。
 この結果は、一体何を意味するのか、なぜ、約40度なんていう中途半端なお湯で温めたのか、今日は、ここまでで時間切れでした。まとめは、次回。