瀬川っ子 頑張っています!

2015年11月の記事一覧

花丸 中学校授業体験~新たな世界に向けて~

 11月27日(金)、6年生は、船引中学校に於いて、美山小学校、要田小学校の6年生と一緒に中学校の授業体験を行いました。授業者は、船引中学校の教頭先生、教科は国語です。教頭先生は、実際に中学校1年生の国語の授業を担当されています。人数の少ない小学校から、生徒数が500人もの大規模校へ入学するにあたって、教頭先生から、他の生徒と上手につきあい、力を発揮できる方法をまず、教えていただきました。それは、何事も一生懸命取り組むと言うことです。何事も一生懸命取り組んでいれば、みんなが認めてくれる。何も心配はいらないと言うことでした。その後、杉みきこさんの「小さな町の風景~あの坂を登れば~」を教材として授業が進んでいきました。
 
↓ まず、教材文を読む
 
↓ 少年は、なぜ、「必ず海に行き着くことができる、行き着いてみせる。」と思ったのか、隣同士で考えを話し合う。

↓授業の終わりには、中学校での目標、それに向けてどんな事をしていくか、200字の範囲で作文に書き上げ、全員提出しました。
   
 ↓ ある児童の書いた作文です。
  私の目標は、テストで良い点を取ることです。理由は、最近あまりテストで良い点を取れていないからです。それを達成するには、授業態度を良くしたり、ノートのとり方を工夫したり、毎日少しでも良いから家庭学習をしたいです。このことの他にもいろいろなことをしたいです。これからは、このようなことをして、テストの点をよくして、中学校の勉強をがんばっていきたいと思います。
 ↓ この児童も学習について書いています。
 僕の目標は、通知票を良い物にする事です。理由は、通知票は悪いと親にも怒られるし、恥ずかしいからです。通知票で良い結果だと親に安心して見せられるしとても嬉しいから達成観があります。通知票に「C」がついていたのは、まだなかったけど、中学校になるととても難しいと聞いたので、がんばっていきたいです。
 
 新たな世界に入って行くのは、期待と同時にとても不安なものです。自分自身の過去を振り返っても子どもたちの気持ちはよく分かります。しかし、子どもたちは、中学校に行っても立派にやっていけると信じています。あとは、教頭先生のご指導のように、何事も本気な態度で、そして、今日の教材「あの坂をのぼれば」の内容のように、目標に向かって、主体的に、あきらめずに、継続して努力してくことが大切だと思います。船引中学校の教頭先生、お忙しい中、子どもたちへのすばらしい授業、ありがとうございました。