カテゴリ:4年生
ハイブリッド ワークシート&ノート活用 4年生 理科
一人一人のマイ実験カーを手に、夢中になってモーターを動かそうと真剣な4年生です!
実際に触って、試していく学習は、「子どもが主体となる学習」そのもの!
夢中になって学習に集中の目!いい目ですね!!
一人一人の作業の様子を確認しながら、丁寧に助言する先生
本校では、ワークシートを開発していますが、
もちろんノート指導もばっちり行っております!!
さあ、次の実験のテーマは何でしょうか!!楽しみですね!!
伝える意志あればOK! 手話について学ぼう
4年生は総合的な学習の時間において「手話について学ぼう」を実施しました!
4年生は、芦沢小との体験学習において、ZOOMでSDGsの視点も交えながら、「手話」についての学習を進めてきました。
今日は、手話通訳者さんを介して、手話を使う方からいろいろなことを実際にお聞きしながら学習を進めました!
<事前の打ち合わせの様子>
市の保健福祉部社会福祉課の方もご来校くださいました。
「どちらが、耳が聞こえないでしょうか?」と
子どもたちに問いかける講師の先生方
「どっちだろう・・・・。」
<難聴は、見た目では分からない>ということを印象的に紹介し、
子どもたちに考えさせる講師の先生方
「実は、私の方です。」と正解を伝えた先生
具体的なお話をもとに、たくさんのことを教えていただきました!
子どもたちは事前学習の成果により、手話ができる子がたくさん!
聞き取ったことをしっかりとメモをしています!
先生も手話を使ってお話しました!学んだことを絵にして、しっかりとメモしています!
子どもたちからの質問もたくさん出ましたよ!
「事前の学習がよくされていますね」とお褒めの言葉をいただいた4年生です!
これをきっかけとして、「もっと勉強して、手話が使えるようにしたい」とつぶやく子どもがいました。
先生は、「手話が使えなくても、相手に伝えようとする気持ちがあれば大丈夫!ジェスチャーでもいいのですよ!」とお話をされました。
「それならいいな。いざというときは、心配しないで、コミュニケーションできる」
と喜んでいた子どももいましたよ!
確かに、「伝えよう・知りたい」という気持ちは、通常のコミュニケーションと同じですね!
道徳<誰一人取り残さない> no one will be left behind
「誰一人取り残さない」とは、
SDGs(持続可能な開発目標)の基本となる考え方を示す言葉です。
学校教育は、「誰一人取り残さない」世界を実現するための重要な場の一つと考えています。
そのための方策として、国は、個別最適化された学習が可能となる「ICT」活用を挙げています。
しかし、全てが「一人、一人」の単位になるのではなく、学校ならではの「集団」による協同的な学びを両立させていく必要があると考られています。
本校の授業研究における、
「全ての子どもたちの学びを保障する」「一人一人の意見の表出」「個人の学びと集団の学びを保障する」上で
開発を試みている授業ツールが「気持ち柱」です。
「気もち柱」=個と集団による学び
「気もち柱」の個の学習には、ワークシートやハートカード、付箋紙、ネームカード等を活用します。
今回は「ハートカード」を「気もち柱」に使う授業を実施しました。
「この主人公の心は・・・。こんな感じ?」それとも「こんな感じ」と子どもと対話しながら
心情は、簡単に言語化できるものではなく、微妙な部分が混在していることを端的に示している。
先生「この主人公の心は・・・。こんな感じ?」 子「違うなあ。」先生「こんな感じ?」
先生「それとも・・・・。」子「ぼくは、そんな感じだと思います!」
先生「そうね、みんなそれぞれの考えがあるから、今から、ハートカードを配りますね。」
「そこに、主人公の気持ちを想像して、表してみましょう!」
一人一人、じっくりと「主人公」の気持ちを考えながら静かに染めている。
「個」の考えを記した「ハートカード」を気持ち柱に位置付けることで「集団」で議論
一人一人の考えを尊重し、微妙な気持ちの違いまで、「視える化」させながら聴き合えるツールとなっています。
「集団」から、また「個」にもどって、本日の学習を振り返り、自分自身の学びを整理する子どもたち
4年生 教材活用 アナログ&デジタル
4年生の国語の授業より
4年生は、拡大コピーした教材を教室に提示しています。
授業での活用はもちろんですが、継続的に学習を振り返ることができるよさがあります。
紙教材のよさを生かしつつ、他教科ではデジタル教材も積極的に活用しています!
日常授業研究 その2 4年生の道徳!
4年生の道徳は、「先生やクラスの友達を敬愛する」内容を学習する授業でした。
★学習の流れを示す「今ここ」カードを活用
これも道徳の「ひと工夫」です。
これを示すことで、全ての子どもたちが、学習に見通しを持って臨めます。
この方法の有効性についても、みんなで検証中です!
<導入>
先生 「みなさんは、さか上りができますか?」
4年生「はい!できます」「少しだけなら」「自信あります!」
先生 「ここに同じように、さか上りができた男の子の日記があります。」
<教材を読む>
先生 「日記を書いていた鈴木君という男の子と同じように、
さか上りができた武田君という子がいます。」
「武田君は、なぜさか上りができたのでしょうか?」
4年生
「鈴木君ができたから、悔しくてがんばったからできたと思います。」
4年生
「みんなが励ましたからじゃない?」「先生の指導だよ!」
先生 「なるほどね。いろいろ出てきましたね。大きく整理すると・・・。」
★「鈴木君(特定の友達)」「友達(みんな)」「先生」と大きく3つに整理
3枚の白い枠が書かれたワークシートを配付し、それに順位を意識させながら
3つのキーワードを記入させる。
★さか上りができた理由として、3つの要素の影響度の順位付けをワークシートで考えさせた。
★一番の理由だと思うカードを選ばせ、武田君の心を「気もち柱」に位置付けさせ、表現させた。
さか上りができた理由として「先生」「鈴木君」「友達(みんな)」の影響度の強さを柱に示す子どもたち
先生
「さあ、出そろいましたね!」
「〇〇さんは、赤い柱に<友達>と貼りましたが、なぜですか?」
4年生
「はい、武田君は、鈴木君を意識していたからです。鈴木君が先にさか上りができたから
よし、自分も鈴木君のようになりたい!と思って、できたから、鈴木君のおかげと思った
から、赤い柱(ポジティブさを示す柱)の上
(思いの強さが強ければ柱の上の方に置く)の方に置きました!」
先生
「あなたは、<先生>というカードを、この赤い柱の真ん中くらいに置きましたね。なぜですか?」
4年生
「はい、鈴木君のときも、先生が丁寧に指導をしていたから、武田君に対しても
先生は指導をしていたと思えたからです。だから、できた理由は<先生>としました。」
先生
「他には?」
4年生
次々と発表
4年生 「ぼくは、<友達(みんな)>だと思います。やっぱり、
みんなに励まされるのことで、力になると思うからです。
だたし、赤い柱の真ん中くらいです。なぜなら、自分ががんばるという気持ちもあったから、
みんなのはげましだけとは言い切れないからです。」
先生 「だから、真ん中くらいに置いたのですね。この気持ち柱を見ると、3つのカード全部が置かれていますね。
<さか上りできた理由は一つではない>という意見がありました。・・・。」
★さか上りができた理由は、一つだけではない。先生や友達、みんなが力になったという
確かめをしたことで、先生や友達、みんなが集まってできた「学級」のよさをじわじわと感じさせていた。
★後半では、「学級」という言葉をもとに、イメージマップで、自分が考える学級について
さらに見つめさせた。
★「イメージマップ」による振り返りの方法も道徳授業の「ひと工夫」!
自分で洗い出しをさせた後、友達の意見を聞いて、さらに赤で新たな気付きを書いている子どももいましたよ!
授業者のセンスが光る道徳の授業が展開されました!
子どもたちは「学級って、先生や友達、そしてみんなが集まって成り立っているんだな」と
「互いに尊重し、影響を受け合いながら、協力して生活していることについて」の考えを深めていました。
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