大越中 活動日誌
校長の話より
本日の生徒会立会演説会に際して、校長が全校生に向けて話したことを紹介します。ご家庭でも話題にしていただけたら幸いです。
今日は生徒会役員の立会演説会です。投票はありませんが、自分たちの学校やその活動をよりよいものにするために、自分の立場では何ができるか考えながら聞いてほしいと思います。
さて、皆さんは「達成感」でどんな時に感じますか?
「達成感」を味わうと、どんないいことがありますか?
達成感とは、何か物事を成し遂げた時に得られる喜びや感動のことです。時間をかけた分だけ、また努力をして苦労をした分だけ、得られる達成感も大きくなります。
また、達成感を味わうことで「大変なこともあったけれどやり続けてよかった」「これからも頑張ろう」という気持ちになり、また新たな挑戦を始めるモチベーションが生まれます。
先日の田村市駅伝競走大会の全体講評で、こんな話をしました。(概要)
オリンピアンには、さらにはその中の金メダリストには、その人にしか見えない景色があると言われます。同じように、これまでの苦しい練習を耐え抜き、今日のレースを走り切った皆さん(駅伝の選手)には、皆さんにしか見えない景色があるし、その見えた景色はこれからの皆さんを支えると。
つまり「達成感」は大きな財産になるということです。最近、考え方が多様になってきていて、嫌なことはしなくていい、苦労することは避けようという考えもあります。
しかし、学校生活においても、世の中に出て社会人になって仕事をしていても、好きなことだけをやっていけることは、ほぼありません。だからこそ、中学生時代、高校生時代には、いろいろなことに挑戦して、乗り越え、多くの達成感を味わい、自分の人生の支えになる財産をたくさん蓄えてほしいと思います。
そういった意味で今回、生徒会に挑戦する人たちは素晴らしいし、そういう人たちを応援したいと思います。今年度、3年生の〇〇さんは、今素晴らしい挑戦をし続けています。
皆さんも、目の前のつらいことから簡単に逃げずに、これからを生き抜いていくための財産を蓄えるために、多くのことに挑戦していくことを期待します。