都路中学校 学びの軌跡
ランニング・タイム
本校では、時間を有効に活用した学習やトレーニングを行っています。ランニング・タイムもその一つです。放課後、部活開始前に、各部が一斉にランニングを行うことで、体力向上を図っています。また、ランニング・タイムでは、ラダーやミニ・ハードルを使ったトレーニングも取り入れています。毎日のわずかな積み重ねによって、各部の基礎体力向上を目指します。
ポスターセッションの準備が始まりました
12日(月)4校時、ポスターセッションのオリエンテーションを行いました。これまで生徒たちは、修学旅行や学習旅行、職場体験、都路志塾、ヤングアメリカンズ、藍爽祭などの活動を通じて、多くの経験を積んできました。そして、日々の授業や部活動でも努力を続け、各種コンテストや検定試験などにもチャレンジしてきました。校外では、都路アカデミアに参加したり、灯まつり、商工祭、敬老会などの地域イベントを盛り上げようと、合唱やダンスにも意欲的に取り組みました。また、地域の皆さんにお世話になって、これらの活動を充実させることができました。他にも、桜美林大学の皆さん、ネパールオリンピックチームの皆さん、スポーツ笑顔の教室の皆さんなどにもご支援いただきました。そこで今年度は、4月からの学びを振り返り、自分で決めたテーマに基づいて1枚のポスターを作成し、そのポスターを生かして、一人一人がプレゼンを行います。これをポスターセッションと言います。11月中に全校生による予選会を開き、12月の授業参観日には、学年代表生徒によるポスターセッション・グランプリ(M4GP)を開催し、保護者の皆さんにも審査に参加いただき、グランプリを決定します。「M4GP」へのプロセスを通じて、一人一人が自己の学びを深めたり、新たな課題に気づいたりすることを期待しています。
第2回都路地区学校保健委員会を開きました
9日(金)、都路中学校において、第2回都路地区学校保健委員会を開催しました。今回は、小・中学校の保護者の皆さん、教職員、中学校の生徒を対象に、福島県教育センターより目黒朋子先生をお招きして、「SNSによるトラブルやネット依存の現状と問題点について」という演題で講話をしていただきました。最新の知見と具体的な事例に基づくお話、テンポよく投げかけられる質問、わかりやすいスライドにより、SNS利用の危険性と注意点について、深く理解することができました。また、準備していただいたプリントに印象に残ったことや自分の考えを書くことで、学びを確かなものとすることができました。今回学んだことを学年や生徒会、家庭でも取り上げ、スマホやSNSとのより良い付き合い方を考え、自己マネジメントできるようにしてほしいと思います。
日々の授業から
美術の授業では、オブジェ制作に取り組んでいます。文字をモチーフに、各自のアイディアで工夫をして、趣向を凝らしたオブジェを制作しています。分からないところやさらに良くしたいところを先生に質問して、よりよい作品を創ろうと頑張っています。完成した作品を見るのが楽しみです。数学では2人の先生によるティーム・ティーチングを行っています。生徒一人一人への個に応じた指導が可能となり、学力向上が期待されます。定期テストも近づいていますので、家庭でも生活や学習の改善が図られるようにご支援ください。
授業改善の取り組み
学習の「秋」です。各教科において授業改善に努めています。
1 ICTの活用
《理科》生徒が作成した実験結果のグラフを即時にタブレット端末で撮影・表示して、学級で検証する活動を取り入れた授業
《英語》生徒の学習の質を高めるためにデジタル教科書を使った授業
2 主体的な学び
《国語》ネームマグネットで自分の考えを黒板で示し、その理由を述べる授業
《技術科》材料に応じた加工法の種類を生徒自ら板書して、学級で共有する授業
3 学ぶ必要性を感じる課題
《家庭》「日常着の手入れをしよう」という課題で制服やジャージの素材を調べたり、さまざまな素材を肌で感じたりしました。毛玉をさまざまな道具を使って取ったりもしました。
前期の学校評価の結果をアップしました
書くトレと3年学習会を行いました
5日(月)のスパイラルタイム(昼)は、書くトレ(短作文トレーニング)を全学年で行いました。福島県立高校や全国の高校入試問題(国語)から、200字程度の短作文の問題を選び、全校生に書かせています。「習うより慣れよ」の合い言葉で、1年生も頑張って書いています。15分間で書き上げるというのも入試さながらですので、3年生には特に頑張ってほしいものです。短作文問題だけでも全国制覇ができれば、書く力と大きな自信がつくでしょう。
放課後は3学年において、国語・社会・理科の3教科から選択する学習会を行いました。過去の入試問題に取り組んだり、ピクチャーカードを用いての歴史学習など、様々な方法で学んでいました。得意な分野を伸ばす、苦手な分野を克服するなど、どちらも大切なことです。普段の授業を中心として、モーニングタイム、スパイラルタイム、学習会、家庭学習を十分に活用して、3年生には進路目標を達成してほしいと思います。
全校英語学習会と全校学習会を開きました
2日(金)は、モーニングタイム(朝)とスパイラルタイム(昼)を活用し、全校英語学習会を開きました。長文読解、英作文、単語練習などの学習の他、ALTの先生による英会話講座も行いました。ALTの英会話講座には、上級生を中心に約10名の生徒が参加をしました。生徒たちは、「excitingとinteresting」の微妙なニュアンスの違いなどを会話を通して実感できたようです。また、部活動休養日を活用して、放課後は全校学習会を開きました。生徒が学習したい教科を自ら選択し、自学自習したり、生徒同士で学び合ったりする姿がいつものように見られました。日々の一つ一つの学びが少しずつでもスパイラルに絡み合い、確かな学力が形成されます。家庭でも充実した生活や学習ができるようご協力ください。
都路町観光協会の皆さんから図書の寄贈がありました
30日(火)、都路町観光協会の皆様から、「都路町の歴史観光漫画 於北姫(おきたひめ)と都路」を全校生と職員にご寄贈いただきました。この本の編集と写真を担当した会長の武田義夫様、イラストを担当した庄子豊様など、関係の皆様にご来校いただき、校長が代表で贈呈を受けました。武田様からは、「都路の先人の遺した歴史・文化遺産を後世に伝えたいとの思いから、この本を編集・発行したので、ぜひ子どもたちにこそ読んでほしい」とのお話をいただきました。生徒へは全校集会などでお知らせし、贈呈と読書の機会を設けていきたいと思います。都路町観光協会の皆様、誠にありがとうございました。
スポーツ笑顔の教室を開きました
10月30日(火)、2年生を対象に「スポーツ笑顔の教室」を開きました。講師は、キックボクシング第2代Krushライトヘビー級チャンピオンの寺﨑直樹先生です。最初の1時間は、寺﨑先生と一緒にゲームを通して、体を動かす楽しさを味わうとともに、目標タイムをクリアするためにはどうすればいいかを話し合うという授業でした。次の1時間では、寺﨑先生自らの体験をもとに、夢や目標を実現するために大切なことをお話しいただきました。プロ野球選手をめざした小・中学校時代の話。野球を諦め、転校せざるを得なかった話。20代前半まで、次の夢を探して色々なことにチャレンジした話。23歳でキックボクシングと出会い、順調に勝ち続けたが怪我で挫折を味わった話。そして、最大の番狂わせと言われ、遅咲きの34歳にしてチャンピオンになった話。ここにはとても書き切れない寺﨑先生の実体験に基づいた様々なお話から、「あきらめないこと」「人が変わるのを期待するのではなく、自分が変わり続けること」「夢を言葉にすることの大切さ」などを学びました。悩みや迷いの多い思春期を過ごす2年生にとって、飾らない言葉で自分の思いを柔らかな表情で語る寺﨑先生の特別授業は、かけがえのない時間となりました。授業の最後では、生徒が自分の夢を力強く発表する機会を設けていただきました。今後も、子どもたちの基礎的・汎用的能力を高められるこのような教育プログラムを積極的に活用し、生徒の成長を支援していきます。
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