学校日記

カテゴリ:科学が好きな子

学びは続く・・・

全校集会で校長先生が演示した「瓶の水を早く抜く方法」を試したいと、放課後に校長室を訪れる子どもたちが続出しました。見るだけの学びと、実際に自分でやってみた学びでは、全く違ってきます。

「本当に、早く水が抜けるのかなぁ」

「瓶の中に竜巻のようなものが見えたよ」
1年生なりの言葉で、さっそく校長先生に報告です。

こちらでは、瓶の中の空気の動きを説明しています。
説明する中で、新たな疑問が発生!
この後、もう一度確かめに行きました。

2回目の実験結果を報告中。
実は、この後、さらに分からないことが見つかり、3回目の実験に向かうのでした。

こちらでも見つけたことを生き生きと話しています。


滝根小学校の学校教育目標は「心豊かに たくましく学び続ける子どもの育成」です。
このように、自ら学びをつなげ、広げようとしている子どもを大切に育んでいきたいと思います。

ビンの水が早く落ちるわけ?①

今日の全校集会は、実験を見て、そのわけを考えることを行いました。
一升瓶に水を入れて、バケツにそそぐ時、ごぽっ、ごぽっとなかなかでないですよね。子どもたち(1年生も)もそれを感じています。

でも、水を素速く出す方法があります。それは、

Tさんから「ぐるぐる回して下に向けると早く出ます。」
なるほど、ではやってみます。・・・・おーーーーっ。
さあ、なぜぐるぐる回すと早く水が落ちるのでしょう?
・・・???????・・・・

「はい」 「はい」 たくさん手が挙がります。

学級で相談してみましょう。

1年生も、

4年生も

6年生も、みんなで考えました。
さて、その後は・・・(続く)

滝根に「ヒナノキンチャク」

福島民友NETの記事に、「絶滅危惧種に指定されている植物があぶくま洞周辺に生息していることが発表された。」とありました。
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近い将来絶滅する危険性が高いとして環境省が「絶滅危惧1B類」に指定している植物「ヒナノキンチャク」が、田村市滝根町のあぶくま洞周囲の岩場などに大規模に生育しているのを福島大の大学院生らの研究グループが発見し、18日までに日本植物分類学会の学会誌に論文を発表した。現存する国内最大の個体群とみられるという。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161219-135694.php

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石灰岩地帯は固有種が様々生息しています。貴重な自然環境を大切にしたいですね。

「人のたんじょう」5年理科②

映像資料を見るブースでは、真剣な眼差しとノートする様子がどの班でも見られました。

担任は、子どもたちの学びの様子を巡回しながら、その都度説明を入れていきます。

妊娠中の胎児の重さを体感して・・・「うっ!重い!!」

最後の感想では、
「お母さんが苦労しただろうなと思いました。」
「赤ちゃんが生まれてくるって、大変なことなんだなと思いました。」
女の子は、
「自分も将来赤ちゃんが生まれるのだから・・・。」


人の誕生を「人ごと」でなく「自分のこと」として、学ぶことができました。

「人のたんじょう」5年理科①

滝根小学校では、自ら学び続ける児童の育成を目指して理科教育に力を入れています。
今日は、5年生の研究授業「人のたんじょう」です。
これまで学習した、メダカや植物の成長と同じように「人(自分)のたんじょう」を学んでいきます。

これまでの学習から疑問に思ったことを発表します。

今日は、前の時間までに調べたことをもとに、6つのブースを回って体験をすることになりました。
ここは受精卵の大きさを学ぶブース。3年生の時にどの学校でも学習していました。真剣にメモをします。そう、気づいたことをしっかりメモすることもこの授業の学び方で大切なことです。

ここでは、お腹の中の胎児と胎盤の様子を模型で学びます。
そっと、愛おしそうに抱きかかえる姿が素敵!やさしさがうかがえます。

・・・続く・・・

ソニー子ども科学教育プログラム「奨励校」受賞

夏に作成した応募論文の審査結果が、郵送されてきました。
お陰様で、「奨励校」をいただきました。
滝根小学校の進めようとしている理科・生活科教育について、期待を込めて、よい評価をいただけたものと思っております。
子どもたちのために今後も継続的に頑張ります。

本校の他に田村地区では瀬川小学校も奨励校を受賞しています。
平成30年の理科教育県大会発表に向けて、地区内の各小学校においても理科教育振興を図り、本校のサポートをしてくださるようお願いいたします。

11月のメダカたち

ビオトープ池に放したメダカ君達。

姿が見えません・・・。
実は、4日にほぼ全滅の状態になってしまいました。原因はいくつか考えられますが、不明です。お世話をしてきた子どもたちもとてもがっかりしています。
メダカアパートは、陽が当たると元気に泳いでいます。しかしこちらも、万が一の全面凍結に備えて、屋内に待避させるメダカを選定していきます。

来年は、もっとたくさんメダカを増やしていきますね。

ビオトープ(田んぼ)

ビオトープの最上段は田んぼです。今年は引き渡しが6月下旬だったので、栽培はあきらめました。
堆肥を入れて、まぜこぜしてみました。粘土質を表面に集めて、保水力を確保します。

子どもたちが集まってきて、「校長先生、何してるんですか?」とみんな聞いてきます。

おっと、手作業の田んぼ仕事だったためか?! カメラの設定が”昭和っぽく”なってしまいました。

このまま、冬を越し、春先に新5年生とともにお米つくりを学ぶ計画です。

11月のビオトープ②

ビオトープの2段目は湿地です。

春になったら、植物も増えてくるかな・・・?
子どもたちがいつも観察をしていて、記録が集まってきています。

6年生のHさんは、めだかの様子を書いてくれました。池に入れてあるホテイアオイも伸びてきています。

1年生のS君は、メダカがミズカマキリに食べられているのを見つけました。自然の摂理を子どもながら感じています。

授業研究「てこのはたらき」②

6年生の追究は、ノートに事実を記録しながら進みます。
おもりの数ではなく、「重さ」らしい・・・。




おもりのかわりに、何やらカップが登場、電子天秤も登場・・・。


粘土をつかって、計算式にあてはめた予想どおりの重さを計りとります。

果たして、みんなの追究は正しい「きまり」にたどり着けるのでしょうか・・・。