学校日記

2019年3月の記事一覧

花丸 校長講話「一心不乱」への意見文③

そして、もう一点Sさんの意見文です。

自分の「思い」をふり返って、一生懸命と言う言葉への考えの変容を述べています。

この他いずれの作品も考えを的確に書くことができています。書く力を鍛えてきた成果が出ていると考えます。
中学校でも期待しています。

王冠 校長講話「一心不乱」への意見文②

Rさんの意見文です。

私はよく「一生懸命やろう」と思うことがある。しかし、本当にその姿は「一生懸命」なのか。校長先生の話を聞いて私は、命を懸けてまでやったことは残念ながらなかった。
ただ言葉を口にしたり書いたりしても、それを実行しなければならないと思った。もうすぐ小学校も卒業するが、私が何でも一生懸命にやらないと、下の学年の人も一生懸命にならないと思う。ものごとに取り組むときは本気で、また「一心不乱」のように全神経を集中させ、その言葉にふさわしくなるように、行動で表したい。

校長講話「一心不乱」への意見文

2月の全校集会で行った校長講話「一心不乱」については、当日に報告した通りですが。その後6年生が忙しい中書いた意見文をやっと見終えることができました。

大変素晴らしい内容、表現がたくさんあり、添削しながら感動していました。
講話の要約と児童の意見文をご紹介します。まずは講話の内容から。

「一心不乱」
本気になってやることを表すのに「一生懸命」という言葉がある。

命がけでやるという意味である。
昔は「一所懸命」とも書き、一つ所に心をつぎこむという意味に使っていた。

ところが現在の子どもには、言葉を口にしたり書いたりはするが、「一生懸命」らしい行動、態度があまり見られない。言葉だけがひとり踊っているみたい。
どんなことでも「一生懸命」やれば汗がでるものだが、そんな姿はあまり見受けられない。
汗を流して働いている、学習している姿ほど美しいものはないというのに。

「一生懸命」も好きな言葉だが、それより好きな言葉に「一心不乱」というのがある。
一つの事に全神経を集中してやるという意味だ。
「わき目もふらず一心不乱」こんな子が先生は大好きだ。

こちらも卒業・・・。

昨日の卒業式では、卒業証書を受けた児童が保護者席に向かい、証書と感謝の花束を渡しました。
お花屋さんに発注した数より一つ余分に納品されたようです。
担任の二人から、「校長先生に(^.^)」といただきました。

上大越小時代の教え子のF先生と私の末っ子とほぼ同年のN先生からいただき、わが娘(※校長は三人息子です)から校長の滝根小卒業を労ってもらったような、ほんわかした気持ちになりました。ありがとう。(校長)

学び舎を巣立つ

在校生、職員が二列に並ぶ中、昇降口から正門まで見送りをしました。

卒業生は校旗を先頭にゆっくり別れを惜しみながら進みました。下級生とハイタッチしたり、先生方と言葉を交わしたりしながら、全員輝く笑顔で巣立っていきました。


担任は子どもたちとの記念撮影で大忙しです。

「来年は、看板を2カ所に作っておくか・・・」という案も出ました。(^o^)

卒業証書授与式⑥ 卒業生退場

閉式のことば、一同礼のあと、39名の卒業生は会場内の在校生、職員、ご来賓、保護者から盛大な拍手をいただいて、退場していきました。

卒業生は、胸をはって堂々としています。下級生はその姿を見て、「自分たちも・・・」と感じ、学校の伝統が創られていくのです。

卒業証書授与式⑤ 別れのことば

在校生と卒業生による「別れのことば」呼びかけと歌、本番の今日が一番よくできました。
一致団結、最後には力を発揮する滝根っ子です。

担任は、この頃号泣していました・・・(T_T) 初めての卒業生ですもの・・・。

卒業証書授与式③ 校長式辞

校長より、式辞がありました。内容は次のとおりです。

「卒業生は滝根町の3小学校が統合した時の4年生で、統合3年間の新しい校風と伝統を築くために、一致団結して努力したこと。また、今年は県教委「子どもがふみだす復興体験応援事業」に取り組み、仙台市で滝根町のよさをPRしたこと、さらには生活科・理科学習の成果を東京や県文化センターで成果発表したこと、これらの目標に向かってチャレンジする精神を中学校生活でも生かしていってほしい。茶道、千利休の言葉から「守・破・離」の故事成語を引いて、小学校生活が「守」とすれば、中学校からは「破」「離」の時期となるので、日々努力を惜しまず能力を伸長させ、未来に羽ばたくことを期待しています。」