学校日記

2018年12月の記事一覧

放射線学習 ~コミュタンふくしま見学~

5年生は、三春町にある「環境創造センター コミュタン福島」に行って、放射線の学習をしてきました。

はじめに、食品から出ている放射線の量を調べました。
調べた物は、コーヒー、減塩食塩、お茶、カリ肥料、湯の花、こんぶ、食塩の7つ。
子どもたちが、いちばん放射線量が多いと予想したのは「カリ肥料」でした。
放射線量を測る機械の使い方について説明を受け、さっそく測定です!

 

  どの班もとても手際が良く、交代で次々放射線量を測っていきます。特に「湯のはな」の放射線量を測っているときは、
「先生!この放射線量、すごいです!」
「放射線量、ハンパない!」
と大はしゃぎでした。
測定の結果、この中でいちばん放射線量が多かったのは、
1位 湯のはな
2位 減塩食塩
3位 こんぶ  カリ肥料(班によって結果が分かれました)

 

減塩食塩は、普通の食塩とは違ってカリウムが含まれているそうで、その中に含まれる「カリウム40」が放射線を出すということでした。身近な食品から放射線が出ていることに、子どもたちは驚いていました。

そのあとは、映像や展示で、東日本大震災、そして福島第一原発事故について学習しました。「よく覚えてない。」という子も、「お母さんと逃げたことは覚えてる。」という子もいました。いまだに避難生活を続けている方がいらっしゃることについても知ることができました。

 

 

霧箱という放射線の存在を見ることができる装置で、私たちの身の回りでは放射線が絶えず発生していることを知ることもできました。時間の経過とともに、放射線量は減少していることも知りました。

楽しい展示がたくさんあり、「もっといろいろ見たかった!」という子もたくさんいました。ぜひご家族で行ってみてはいかがでしょうか。

そして、子どもたちに私たち大人が体験した、震災のことを語り継いで行くことが大切ではないかと考えます。

やっと獲れた! -2年サツマイモ-

 今年は、学校近くの畑にサツマイモを植えました。

もう、大きく育っているはず・・・と、収穫に向かいましたが、太くて長~いつるに悪戦苦闘。
「どこを歩けばいいの?」「引っ張っても抜けないよ~。」

 なんとかつるをよけてから、
「さあ、掘るぞ。」
「この辺りにありそうだよね。」

「もっと掘らなきゃだめかな?」

 「やったあ、大きいお芋が掘れたよ~。」

 「わあ~い、こんなにたくさん。もっと掘るぞ。」

たくさん掘れたサツマイモを見て、さあ、これからどうしよう。
「食べたいなあ。」
「お家の人にもあげたいなあ。」
としばらく悩んだ後、

大学芋がいいなあ。」「天ぷらが好き。」
と、晩御飯を思い浮かべながらお家へ持ち帰りました。

東京で研究発表決定!

滝根小学校では,今年度 中谷医工計測技術振興財団より「科学教育振興助成事業」として、約30万円の助成を受け、デジタル酸素濃度計購入や科学教室講師派遣費用などに活用しています。特に、ビオトープの調査研究をもとにした滝根町の「水」について総合的な学習で6年生が追究してきたことを中心に研究してきました。

この度、東京で開催される東日本ブロックの成果発表会に参加するため、代表に6年だいちさん、おうかさんが決定しました。

二人には、同じように研究をしている方々に混じって、ポスターセッションにおいて堂々と発表してくれることを期待してます。
お近くにお出での際、もしくはお近くにお住まいの滝根小、菅谷小、広瀬小出身の皆様、よろしければ足を運んでいただき、応援をお願いします。

もみすりに挑戦

 先日、足踏み脱穀機で脱穀したもみを教室に持ってきました。

「うわあ!こんなにたくさん採れた!」と大喜びの子どもたち。
さて、これからどうするの???
さっそく、経験のある子どもたちからアドバイスが。

「先生!これ、もみを取んないとだめですよ。」

「え?どうやって取るの???」
すると、後ろの方の席で、稲作に関する本を読んでいた女の子二人から朗報が!
「ここにやり方が書いてありますよ。」
見せてもらうと、すり鉢とボールを使ったもみすりの方法が書かれていました。
すり鉢にもみを入れて、野球ボールですりつぶすようにすると、中のコメが出てくるというもの。

「ぼくんちにすり鉢、ありますよ!」
「私も持ってきます!」

 次の日にはさっそくすり鉢を持ってきてくれた子がいました。
「早くやってみたい!」
みんなで先を争うようにもみすりに挑戦していました。

 熱心にすりつぶして、もみからコメを取り出すことには成功したものの、今度はもみ殻の中からコメを拾い出すのに一苦労していました。
「何かいい方法はないかな。」
「水につけたら、もみ殻だけ浮かんでくるんじゃないかな?」
毎日試行錯誤しています。

さあ、もみすりが終了するのはいつの日か!こうご期待!

たくさん獲れたよ! -1年サツマイモ-

11月13日、1年生みんなで育てたサツマイモを掘りました。 

はじめに、サツマイモの蔓を取り除きます。
「うわー、長い蔓だね。」「よいしょ、よいしょ。」「せーの。」

 「ぼくのサツマイモはどこかな?」
10㎝、20㎝・・・・・・・と掘っていくと、
「あった!」「見て、見て、おおっきいよ!」
「ぼくの方がおおっきいよ!」

 サツマイモを堀り終わると、子どもたちは、蔓で遊びはじめました。

サツマイモの蔓でなわとびに挑戦です。

そうかと思えば、こちらは、サツマイモの蔓で引っ張りっこ。
「いっせーの、せっ!」でお互い引っ張ると、蔓が切れました。
そのとたん、子どもたちは、ひっくり返り、みんなで大笑いです。
楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿が微笑ましかったです。

子どもたちは、1本600gから1100gのサツマイモを家庭に一人2本ずつ持って帰りました。ちなみにサツマイモは、全部で80本以上収穫できました。