学校日記

カテゴリ:科学が好きな子

地区小教研理科部会(午前の部)

地区小教研理科部会の夏の研修会を滝根小を会場に開催しました。

午前中は、各学年ごとにそれぞれの実践を発表し、研究テーマに迫りました。

3年生グループは、風とゴムのはたらきの単元で使えそうな教材作成と実習もしました。
発泡スチロールのボールをストローで息を吹き込み、宙に浮かせます。

では、もう少し大きいボールは・・・。・・・無理・・・。
ドライヤーの出番!

カップラーメンのカップもちょっとした細工で…浮きます!

滝根幼稚園児との交流会 -1年-

 10日、生活科の学習で滝根幼稚園に行ってきました。年長さんの子どもたちと一緒に虫を探したり、捕まえたり、草花で遊んだりしました。

「ヒメジオンの花を発見!」 

葉っぱのお皿にヒメジオンの花を並べて鑑賞タイムです。

 「見て、見て。松ぼっくりを見つけたよ!」

年長さんの子が嬉しそうに松ぼっくりを見せてくれました。

「オオバコ発見!」

「ねえ、ねえ、引っぱりっこしてみようよ。」「うん。」

「どっちが勝つかな?」「1本だとすぐ切れちゃうよ。」

「だったら、もっと数を多くしてやってみようよ。」「いっせーの、せっ!」

「なかなか勝負がつきません。」

1本だけではすぐに勝負がつくので、2本、3本、4本・・・・・・・・

子どもたちなりに工夫しながら引っぱりっこ大会をしていました。

子どもは、遊びの名人ですね。

年長さんの子どもたちが持っていた虫取り網と虫かごは、

なんと手作りだったんです。針金ハンガーとビニル袋で作った虫取り網、

牛乳パックとネットで作った虫かごを持って虫を捕まえていました。

「バッタを発見!」「うわー、ちっちゃいね。」「素早いな。」

「これは、ヒシバッタの赤ちゃんだよ。」と、虫の名前を教える1年生。

年長さんが虫取りをしていましたが、なかなか捕まらなかったために

1年生が捕まえるてあげていました。

第2回幼稚園児との交流会が楽しみです。

 

サイエンスクラブ

 夏休み前最後のサイエンスクラブの活動は、べっこうあめつくりです。

粉状の砂糖に水を加えて熱すると、透明になって個体になるが、それは砂糖のかたまりであることを学んでいざ実験!


ぐつぐつ泡が出てきます。もうすぐもうすぐ・・・。

できました!

みんな、真剣に砂糖水を見つめています。

・・・・・と、一部にパチパチっていう音が??????
なぜ????・・・塩!・・・こんな間違いも楽しい想い出です。食塩水は5年生で学習するからね。

ミズカマキリ

火曜日のお知らせボードに、知美先生のメッセージが書かれました。
子どもたちにはおなじみの「ミズカマキリ」 
なんと北海道にはいないそうです!


玄関ホールから、子どもたちのミズカマキリの話題が聞こえてきました。

今、火星がとても大きく見えます!

夜更けに南東の空に真っ赤な火星が昇ってきています。子どもたちが見るには、ちょっと時間が遅いですが、夏休み頃は見られるかな?

・・・・・・・・・・Astro Arts「火星大接近」より引用・・・・・・・・

7月31日、火星が地球と最接近する。火星はこの時期、一晩中見ることができる。マイナス2.8等級で輝いており、その赤さや明るさがひときわ目立っている。

火星と地球は約2年2か月ごとに接近するが、火星の軌道が楕円であるため最接近時の距離は約6000万kmから約1億kmまで大きく変化する。今回の接近距離は約5800万kmで、いわゆる大接近だ。視直径も約25秒角まで大きくなっているので、天体望遠鏡で模様が見やすい。天体観望会などに参加して、大接近中の姿をじっくり眺めてみよう。

カブトムシがさなぎに! 1年生

1校時の休み時間に1年生が校務センターにやって来ました。
「校長先生!1年教室に来てください!」
おー、何事!!!!
カメラを持って早速1年生へ。

「カブトムシの幼虫がさなぎになりました!」
びっくり。土の中でさなぎになるのが多いのでなかなか見ることが難しいのですが・・・。

「動くんです!」
「水を霧吹きでしゅっしゅってやってます。」

さわると正常に羽化できないことも子どもたちは知っていました。
うまく成虫になるといいね。

発見!メダカの大群!

昨年6月に学校のビオトープにメダカを放しました。同時に、夏場の「カ」による虫さされ対策として、学校下の遊水池にメダカを放流していました。
2017/6/3の滝根小Webページ記事より https://tamura.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/508/8149f9d3942b781775a721cfe088ebfd?frame_id=620

今日、1年後の様子を観察しに行きました。

そしたら・・・、いたー!

数えきれないぐらいのメダカの数です。池中に大繁殖しています。
よかったー。ボウフラ退治がんばってね!!

学びをつなぐ④:4-1理科

 どうしても解決したかった電流の流れる向きについて、明確な結果がでました。予想と結果を記録するカードを比較すると、自分の考えと結果の違いが一目瞭然です。

自分で調べ、結果が出せたので子どもたちの表情は晴れ晴れしています。
担任は、黒板に分かったことを子どもたちの言葉を入れながらまとめてみます。 

 しかし、ここまでの学習は3年生の豆電球の学習の延長です。回路を流れる電流の向きに大きな関心を持った子どもたちに対して、担任から

「回路を流れる電流について解決できてよかったね。でも4年生の理科では、3年生の豆電球をこれに代えて勉強しますよ。」とモーターとプロペラのついた回路を提示します。

「知ってる!」「扇風機みたい!」
担任が、みんなに風を当ててあげます。

子どもたちは大喜び!
このあとは、今日追究した「電流の流れる向き」や体感した扇風機の風の強さ等を手がかりに「電流の強さ」について、勉強していくことになります。

学びをつなぐ③:4-1理科

それぞれのグループが、検流計の針の振れる方向と振れ幅を確認していると、
他の班と比べて、振れ幅が違うことに気付きました。2人グループでは、常に対話をしながら結果を確認しあい、追究していくことができます。

しかし、学習指導要領で言う「対話的で深い学び」は、このレベルではありません。

Tさんは、隣の班の結果が気になり、聞いて確認します。
Rさんも後ろの班との違いが気になってしかたありません。 



いつの間にか、4つの班の子たちが集まって、
「なんでちがうの?」「電流の向きはどう?」と対話が始まりました。

相手との「ずれ」を感じることができるのは、授業の冒頭に「~したい」という課題意識を強く持つことができ、自分の予想を明確にして追究の見通しを持つことができたからですね。
このような、対話をとおした自分の概念(電流の向き)を自分の力で再構築することができることを「深い学び」ととらえています。
このあと、まとめになりますが、そこでも「えーーー?!」という歓声が・・・。

・・・続く・・・

学びをつなぐ②:4-1理科

「電気がどのように流れているか知りたい!」
しかし、子どもたちにはそれを調べる方法はありません。

「うーーん。レントゲン?!」
O先生「でも免許がなくちゃだめなんだよ・・。」

子どもたちは電気を「粒子」や「力」としてとらえようとしています。このことは、6年生や中学校での理科学習につながる大切な概念です。

そこで、今回は「検流計」を示し、使い方を指導します。針の振れる向きによって電流の流れる向きが分かるというわけです。 

黒板と同じ内容の紙をもらい、予想を書き込みます。

つなぎ方(直列)を指導します。・・・おっと、結果が見えてしまう・・・。

Mさん「見せてください!」 「見たい!」という子もあれば、

Tさん「いや、見ないよ。自分で実験するもの。」という子もいます。

自分の予想を確かめたくてたまらない子どもたちは、すぐにグループになって調べ始めました。


でも、ここで子どもたちに「???」な事態が発生・・・。
・・・続く・・・

 

学びをつなぐ①:4-1理科「電気のはたらき」

14日(月)5校時、4年1組は理科の学習を校内の先生方と他校から4名の先生方に参観していただきました。3年生で学習した「明かりをつけよう」の学習で「乾電池の+と-極のそれぞれから電気が豆電球のところでぶつかって豆電球の明かりがつく」という多数の考えを基点として、4年生での量的関係的な見方・考え方へつなぐ学習でした。

持ち上がりの担任の良さを生かして、3年生の学習記録やノートを再配布し、残った疑問を明らかにしていきます。

「電気は、+極と-極から豆電球に向かっていってぶつかって点くんだよ。」
「マラソンみたいに、+極から出たら-極にはいるんじゃない。」

昨年10月に残った大きな課題を確認しました。今年は神奈川から転入生のなおまさくんがいます。
「+極だけとか-極だけでは、点かなかったんだから両方から(電気の力が)くるのは違うと思います。」
新たな考えを受けて、互いの考え方を出し合い対話が生まれます。

友だちの意見を真剣に聞いて、自分の予想を確かにしていきます。

さあ、このあとの追究はどのような展開に・・・。
・・・続く・・・

理科自由研究スタート!

主に夏休みに作成する理科自由研究ですが、先日、授業参観、懇談会のときに子どもたちに「研究の手引き」を配付しています。
3年生以上は、理科の学習で指導いたしますので、ぜひがんばらせてください。

また、優秀作品を作ってくる子どもたちは、家庭の協力が充実している場合が多いです。
学校でも、過去の優秀作品を展示していますので、ぜひ参考になさってください。先生方も全力でバックアップします。

ビオトープにお客さん❗️

 放課後、校庭へ出てみるとビオトープに見慣れないお客さんが…!

分かりますか…?

 

「カモ」です!

仲良く気持ちよさそうに泳いでいました。さあ、何ガモでしょうね〜(^○^)

 すっかりこの滝根町の豊かな自然に馴染んできた滝根小のビオトープ。

次はどんなお客さんが見えるか楽しみですね!

 

太陽系の惑星名、全て言えますか…?

 今日は最後の委員会活動。
環境委員会はせっせとなにかを組み立て中…。
そのまなざしは真剣そのもの。

何を作っているか分かりますか?

 できあがりはこちら!

そう、太陽系の惑星モデルです。すごい、とてもリアル…。
奥に見える太陽に近い方から、「水星」「金星」・・・・
環境委員会の子どもたちが細かいところまで考えて色を塗るところから作りました。

 滝根小学校は、学びに向かうための環境作りも大切にしています。
これをきっかけに天体に興味をもつ子どもが増えると嬉しいですね。

 どこに掲示するかは検討中です。お楽しみに!

科学教育研究助成決定!

12月に応募していた公益財団法人中谷医工計測技術振興財団「科学教育振興助成」を贈呈いただくことに決定しました。
テーマは、
「身近な自然から学びを広げ、つなぎ、「よさ」「復興」を発信する滝根っ子の育成」
です。

新6年生を中心に、科学教育振興を図っていきます。

(教職員向け)理科生活科研究集録

(教職員向けです)
今年度の理科生活科研究集録をアップいたしました。
次年度10月16日(火)に本校で開催いたします県小教研理科部会田村大会に向けてさらに精選していきたいと考えております。
皆様のご意見と各校での実践研究をよろしくお願いいたします。

ソニー子ども科学教育プログラム受賞!

14日郡山市において、福島県内の受賞校表彰式が開催されました。
この表彰式は、東京、大阪以外には受賞校の多い3県(福島、愛知、福岡)のみで開催されます。福島県は小学校9校、幼稚園3園が受賞しました。
滝根小学校は、昨年に続き奨励校を受賞しています。

次年度は、東京品川で行われる優秀校以上の表彰式にぜひ呼んでいただけるようがんばります。
新聞にも学校名が紹介されました。校内に掲示しています。