2019年1月の記事一覧
1学年道徳の授業から
18日(金)、1年生の道徳は『「あたりまえ」ではなく「ありがたい」こと』という資料を取り上げての授業でした。
《資料の内容》
世界では10人のうち8人が貧しい国で暮らし、今日一日の食料さえ手に入れることができない状況です。そのような国の子どもたちに「あなたの夢はなんですか」と聞いてみると、「大人になるまで生きたい」「一度でいいから、ご飯をお腹いっぱい食べてみたい」という答えが返ってきます。日本だけを見ていると、毎日食卓に並ぶ食事の豊かさがあたりまえだと思ってしまいますが、そうではないのです。「あたりまえ」と思っていることが「ありがたい」ことだということを日本の子どもたちに知ってもらいたいのです。
生徒は、命のメジャーなどを使い、アフリカの子どもたちの腕の細さに驚いていました。また、今の自分が「幸せだ」と思うことについて考えると、日本に生まれたことや食べることができることなどがあがってきました。
~生徒の感想~
◯貧しい国では、家でご飯を食べることができない人もいるので、これからはよく考えてご飯を食べたい。
◯自分にできることがあったら、何でもしてあげたい。
◯一粒も粗末にしないようにご飯を食べたい。
◯日本は「衣・食・住」がそろっていて、いい国だと改めて思った。
「みんなで未来を作ろう教室」を行いました
1月16日(水)、株式会社電通の皆さん3名をゲストとしてお招きし、本校教員との協働的な授業として、「みんなで未来をつくろう教室」を実施しました。「みんなで未来をつくろう教室」は、CM制作のプロである電通の知見を取り入れた課題解決型の体験的プログラムです。
このプログラムでは、4時間で、「未来に残したい都路(田村市)のよさを伝える15秒のCMをつくる」という課題を解決します。そのプロセスを通して、生徒たちは、基礎的・汎用的能力(人間関係・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング能力)を養います。そして、この基礎的・汎用的能力を基盤として、学力や体力などが身に付くものと考えます。
この日は、全校生が学年縦割りの10チームに分かれ、ふるさとの魅力を伝えるCMづくりに、プロ秘伝の「パー・グー・ギュ~発想法!」を生かして、スモール・ステップで取り組みました。各教科の学習では普段使わないような脳の部分に汗をかきながら、生徒たちは課題と真摯に向き合い、チームによるCM発表を全員成し遂げました。
※ 「パー・グー・ギュ~発想法」については、下をクリックしてください。
このプログラムを通して、生徒たちは、無から有を生み出す創造的な思考の仕方を学び、地域のことを深く見つめる機会を持つことができました。今後生徒たちには、今日の学びを様々な場面で活用してほしいと願っています。
本プログラムをご提供いただきました株式会社電通の皆様、関係の皆様に心より感謝申し上げます。
面接指導(3年)を行っています
3年生は、いよいよ入試本番を迎えます。高校では学力検査と共に、面接を課すことも少なくありません。様々な先生方が面接官となって、3年生を日々鍛えています。体調管理に気をつけて、十分に力を発揮してくれることを願っています。
郷土料理実習を行いました
11日(金)、講師に地域の皆さんを招いて、3年生の家庭科で郷土料理実習を行いました。実習では、都路の郷土料理「ぼた餅、ざくざく、ほうれんそうのじゅうねんよごし」を作りました。生徒たちは、それぞれのメニューで役割分担をし、野菜の切り方や調理の流れを教えていただくと、手際よく調理を進めることができました。また、味付けは、何度も味見をしながら、みんなで好みの味に仕上げていました。自分で作る初めての郷土料理でしたが、意欲的に調理に取り組み、都路の伝統料理に関心を寄せていました。
<生徒の感想>
◯ ぼた餅のあんこのつけ方がうまくできなかったですが、スプーンを使ってあんこをつけることを
教えていただきました。人生の大先輩の知恵ってすごいですね。
◯ 都路にこんな料理があったことを知り、これから私も残していきたいと思いました。
「ふくしまっ子ごはんコンテスト」優秀賞を受賞しました
県教育委員会主催「ふくしまっ子ごはんコンテスト」において、本校生徒が優秀賞を受賞しました。今年度は、県内小・中学校380校から計16,332点の応募がありました。このコンテストは、献立の作成、買い物、調理等の一連のごはん作りを通して、生活習慣の改善や食事摂取を基本とした望ましい食習慣の形成を図るとともに、自ら望ましい食生活を実践する力(食べる力)の育成を図ることを目的に実施しています。
最終審査(実技審査)は、10月14日(日)に行われました。中学生は「ごはんを主食としたお弁当」をテーマに二人前を1時間で調理し、調理の様子や試食により審査され、入賞作品が決定しました。最終審査に参加した保護者の皆様からは、「家族の会話も増え、本人の自信にもつながりました。」「今回のことで、娘が楽しく台所に立ち料理をするようになったのが一番の収穫です。」といううれしい感想も寄せられました。
保護者の皆様におかれましては、1日の活動の源となる朝食の大切さを認識され、規則正しい生活リズムを実践していただくとともに、家族で共に食事を作り食べる機会を増やしていただきたいと願っております。さらに、お子様が食事を作る楽しさを味わい、調理する技術を身に付け、望ましい食習慣を形成していくことができるよう、家庭における食育を今後ともよろしくお願いいたします。
※ 最終審査結果、入賞作品、保護者感想は下をクリックしてください。
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