学校日記

チャレンジ!滝根っ子

ミョウバンは水にどのぐらい溶ける? -5年理科「物のとけ方」

 前回の水に食塩をとかす実験から、「物が水にとける量には限りがあるのかな?それとも、限りなくとけるの?」という課題が出てきました。
 「限りがある」「限りはない」と、それぞれに予想を持ちながら、前の時間に食塩を水にとかしました。50mlの水に、スプーンで7~9杯とけました。

 さて今日は、「ミョウバンというものをとかします。どのくらいとけそうかな?」と投げかけました。
「限りなくとける」  3人
「食塩と同じようにとける」  15人
「食塩とはちがう」   7人

 実験の仕方や実験器具の使い方をよく理解している子どもたち。さっそく、友だちと手分けして実験の準備を始めました。 

  実験では、調べたいこと以外の条件はすべて同じにしなければなりません。子どもたちは、メスシリンダーで水の量を正確に測り、スプーンのすり切りも何度も何度もやっていました。

 ミョウバンを入れたら、棒びんを振って、溶かします。 なんとかたくさんとかしたい子どもたちは、熱心にびんを振ります。

 やっているうちに、何かが違うことに気づき始めました。2はいめですでに「なんか、とけにくくなってきた!」という声。
特に「食塩と同じようにとける」と言っていた子どもたちは、「あれれ?なんかちがう!」と表情が変わってきました。

 結局、食塩は7〜9はいとけたのに、ミョウバンは2〜3ばいしかとけませんでした。

 実験の結果をもとに、友だちと話し合います。
「食塩とミョウバンは、とける量がぜんぜん違ったね。」
「とかす物によって、とける量は違うんだね。」
 物が水にとける量には限りがあり、とかす物によってとける量は違うということがわかりました。

  びんの底にとけ残った食塩やミョウバンをじっと見つめる子どもたち。
「もっととかすにはどうしたらいいかな。」と問いかけると、
「水を増やせばいい!」
「水をあたためればいいよ。だって、コーヒーを飲んだ時、温かいからすぐに砂糖がとけたよ。」
「いや、冷やせばいいと思う。」
いろいろな意見が出ました。

  次の時間は、みんなから出た意見を検証していきたいと思います。 

季節の移り変わりに合わせて

最近、朝晩の冷え込みから季節の移り変わりを感じます。
夏には、きれいに咲いていた花壇やプランターの花々も、徐々に終わりを迎えてきています。そこで、6年生の代表委員や環境委員が枯れた花々を抜き取ったりプランターを移動したりして、環境を整備してくれました。

しっかり環境を整えて、いつもきれいな学校にしようと率先して行動する姿はすばらしいですね。

校内マラソン大会延期

あいにくの空模様になりました。
本日は、午前中小雨が降ったりやんだりと気温も低い天候です。
児童の健康を考え、24日(水)に延期いたします。
なお、本日のフリー参観は可能です。お待ちしております。

授業の思わぬトラブル!②(4年理科)

4年1組では、とじこめた水と空気を押し縮めることができるかを追究しています。
これまでの袋などでなく、固い注射器を使います。

水を入れたり、空気を入れたりして比較しながら押し縮めてみます。
「うーーーん!」「あれ?」
その違いを体感しようと緊張感がいっぱいです。

その緊張感の中、あまりにも力をかけすぎて「ポキッ!」

注射器の先を折ってしまいました。これをきっかけに緊張も和みました。
ここから、子どもたちも普段の雰囲気を取り戻し、いい学びの姿を見せてくれました。

20㎏超の土のう袋を軽く持ち上げる⁉ -6年2組「てこのはたらき」

 てこを使うと重いものを楽に持ち上げることができることを知った子どもたち。

「おもりを一番軽く持ち上げるにはどうすればよいかな。」
というめあてができました。

前の時間に実験の予想と計画を立て、いざ実験スタート!

手ごたえは10段階で記録します。
「5ぐらいかな。」「いや、さっきよりももっと重く感じるから7じゃない?」

グループ内で活発に話し合いが行われました。
「支点から離れるとだんだん軽くなっていくよ。」

結果からきまりを導き出していきます。

3つのグループの結果から、おもりを軽く持ち上げるための2つのポイントを見つけ出すことに成功しました。

 振り返りの日記を読むと…
「もっと重いものでもできるのかやってみたい。」
「持ち上げているときにかけている重さ(力)はどのくらいなのか知りたい。」

探究心あふれる子どもたち、すばらしいですね。まだまだ「てこ」の学習は続きます。

授業の思わぬトラブル!(5年理科)

もののとけ方の学習では、食塩、そしてミョウバンを水に溶かしてその変化から物の性質を学んでいきます。
教科書では、ビーカーを使ってかき混ぜますが、時間がかかってまとめられないことも‼

そこで本校では「棒びん」を使って、振ります!

すぐに結果が出るのですが、思わぬトラブルが‼それが、これ・・・!

が開かなくなってしまう班が出てしまいました。こんな時は、この中で一番力持ちの指導主事の先生にお願い!

て、なぜ開かなくなってしまったのでしょう?
ヒント?:その班は、とにかく一生懸命にびんを振っていました。

 

授業の工夫(1年生活科)

たくさんの写真の整理ができましたので、先生方が合間を見て子どもたちの学びの様子をアップします。

その前に、それぞれの授業の工夫した点をご紹介します。
まずは、1年生生活科「おもちゃをつくろう」

秋をさがそうの学習で拾ってきたドングリやおうちから見つけてきた葉っぱ、木の枝などを「自分だけの宝箱」に大切に持っている1年生。ドングリは、種類ごとにテーブルにも並べてあります。

そこから選んだドングリは「クヌギのドングリ」『コナラのドングリ』と名前をつけて子どもたちは呼びます。そこが大切‼

そのドングリを加工したい!くっつけたい! 

そこは、大人に「頼まなくては」いけません。頼むことも大切な勉強です。
この日も、ボランティアのYさん、用務の坪井さんがお手伝いに入りました。

くっつけるためには商品名「ホットボンド」の低温タイプを準備しています。でも、万が一のやけどに気を付けて!

明日は、県小学校教育研究協議会理科研究大会です。

いよいよ、この2年半の成果を披露する時となりました。

子どもたちの大好きな生活科、理科をさらに「学びたい」「学ぶことが楽しい」「みんなと一緒に追究することが好きだ」という教科に変えていきたいと考え、先生方が一丸となって30回以上の授業研究会を重ね、その指導技術を磨いてきました。
きっと、子どもたちはそれ以上に、新学習指導要領で求めている深い学びの姿を見せてくれると思います。

明日おいでになる皆様、楽しみにお待ちしております。(校長)