学校日記

カテゴリ:科学が好きな子

メダカ放流

ビオトープの池は、先日業者の方に補修をしていただき、水を抜きました。
生き残っていたメダカたちに、仲間を放流です。
5年生の担当がやさしくやさしく、池に放してくれました。



まだ、水温が低いので、セリなどの水草を入れながら、産卵を待ちます。

「感動ですぅ!」

学校は住みやすいのか、昨年の竣工時にもツバメが営巣していました。今年も、ツバメが飛んできており、フン対策のためシートも敷いて準備万端です。
しかし、子どもたちが花壇の水くれに来るためか、1階のテラスは、巣作りが途中で止まっていました。
ところが、しばらくぶりに見たら、雛が大きくなっていること!

この様子をみた6年のS君。
「校長先生、ツバメがたくさんいます。かわいいなぁ。感動ですぅ!!」

いまも、人のいないところを見計らって親鳥がえさを運んでいます。
元気に育ってね!

教えてください!!!!!

このカエルは何?

水槽に入っているのが、昨日滝根小のカエル博士が学校の玄関でつかまえたカエルです。
大きさは約50mmほどです。手前は、カエル博士が持っていたモリアオガエルの模型ですが・・・。

そっくりでしょ!!手前が本物のカエルです。
もし、モリアオガエルなら、どこで産卵しているのか・・??????
楽しみ!!! 子どもたちと探検だ!!

電磁石のはたらき(5年)

理科の実験がとても好きな5年生。
より強力な電磁石をつくって、重いものを持ち上げたいという願いをもっています。



各班で、どんな実験方法が可能か、自分の意見を持ったら話し合いの開始です。
どんな道具が必要か、回路の組み方をどうするかなど、合意できるまで協議します。



実験した結果をまとめて、各グループごとに考察しました。
本時は結果で合意できませんでしたが、次の時間の見通しがもてました。

少しずつ、科学的思考力が高まっている5年生。
来年の理科学習がとても楽しみです。

佐々木先生示範授業

本日、東京の筑波大学附属小学校教官の佐々木先生にお出でいただき、4年1組の理科授業をしていただきました。
精選された佐々木先生の問いかけに子どもたちの「科学する心」が揺さぶられます。

考える。見る。考える・・・。



子どもたちにとっても、参観させていただいた教員にとっても、充実した学びのできた授業でした。

理科って楽しい!

来週14日に、筑波大学附属小学校から佐々木先生をお招きし、4年1組の理科「物のあたたまり方」の授業をしていただくことになっています。これまで、各学年で自ら学ぶ子どもの育成のために授業を工夫してきました。
先生がたの思いがホワイトボードにも登場しました。

熱はどう伝わる?4の2

1組に引き続き、2組も「物のあたたまり方」の1時間目。
カップに入れたスプーンがあたたまっていく様子を確かめています。
長短2本のちがいがあるかをさわって確認。仲間にも一緒にさわってもらって確認します。

同じ現象を「共有」することは、このあとの話し合いに大切なことです。
どのように熱は伝わるのかを話し合う時にも友だちとの「対話」は重要です。


あたたまり方を発表する時は、タブレットとテレビが活躍します。ノートを撮影し、

映像を映して、具体的に友だちが分かるように説明します。

授業後にも、「○○を使うといいと思います。」「○○を使って確かめたい。」
と先生のところに子どもたちが寄ってきます。
次の時間が楽しみ!!

アイスクリーム登場:4年理科

先日お知らせした「アイスクリーム」が4年生の理科で登場(映像ですが…)しました。

さくっとすくえてしまうスプーンの不思議に子どもたちの関心が高まります。

えーっ。固いはずなのになんで????
その理由(根拠・要因)を探っていくのが4年生の理科学習のポイントです。
子どもたちは、カップに入れたお湯に長短のスプーンを入れて、熱が伝わったのかな?という疑問を探っていきます。



写真を見て、気づきますか? 
子どもたちは、真剣に追究すればするほど互いの距離が近づき、自然に相手と対話し、自分の考えを深めていきます。

そして、忘れないうちにノートに気づいたことや考えを記録します。
この相手との対話や考えを記録することは,将来の「生きる力」の育成に重要な能力ですね。お仕事をしているお父さんお母さんは、「そうそう!」と思っていただけていると思います。
このあとも追究は続きます!!!

「おいしそう」…いえ、授業研究です

先週金曜日の夜、先生方が集まって何やら、わいわい?

ハーゲン○○が机の上に!おいしそう…と思いきや、ビデオ撮りもしています。

実は、これは理科の授業で使う演示ビデオのための研修です。
固いアイスクリームも・・・・
続きは授業で(^^)/

ビンの水が早く落ちるわけ?②

なぜはやく落ちるのか、それぞれが話し合ったあと聞いてみると、

元気よく手が挙がりました。216名の前でも物怖じしない子どもたちに感心(^^)/
まず、6年生。「水がうずになって、」「空気が入って」・・・「遠心力が・・・」。

なるほどなるほど!すかさず1年生から「えんしんりょくってなあに?」
みんなが分かるように説明するのは、至難のわざのようです。
そこで、他の学年の子にも聞きました。

どの子も前に出て、話してくれます。

事実を元に分かりやすく話をすることって、難しいですね。だからこそ、授業で調べた結果から分かったことを自分の力でまとめていくことが大切なのです。
たくさんの考えが出ましたが、答えは自分でやってみて探し出しましょう。

学びは続く・・・

全校集会で校長先生が演示した「瓶の水を早く抜く方法」を試したいと、放課後に校長室を訪れる子どもたちが続出しました。見るだけの学びと、実際に自分でやってみた学びでは、全く違ってきます。

「本当に、早く水が抜けるのかなぁ」

「瓶の中に竜巻のようなものが見えたよ」
1年生なりの言葉で、さっそく校長先生に報告です。

こちらでは、瓶の中の空気の動きを説明しています。
説明する中で、新たな疑問が発生!
この後、もう一度確かめに行きました。

2回目の実験結果を報告中。
実は、この後、さらに分からないことが見つかり、3回目の実験に向かうのでした。

こちらでも見つけたことを生き生きと話しています。


滝根小学校の学校教育目標は「心豊かに たくましく学び続ける子どもの育成」です。
このように、自ら学びをつなげ、広げようとしている子どもを大切に育んでいきたいと思います。

ビンの水が早く落ちるわけ?①

今日の全校集会は、実験を見て、そのわけを考えることを行いました。
一升瓶に水を入れて、バケツにそそぐ時、ごぽっ、ごぽっとなかなかでないですよね。子どもたち(1年生も)もそれを感じています。

でも、水を素速く出す方法があります。それは、

Tさんから「ぐるぐる回して下に向けると早く出ます。」
なるほど、ではやってみます。・・・・おーーーーっ。
さあ、なぜぐるぐる回すと早く水が落ちるのでしょう?
・・・???????・・・・

「はい」 「はい」 たくさん手が挙がります。

学級で相談してみましょう。

1年生も、

4年生も

6年生も、みんなで考えました。
さて、その後は・・・(続く)

滝根に「ヒナノキンチャク」

福島民友NETの記事に、「絶滅危惧種に指定されている植物があぶくま洞周辺に生息していることが発表された。」とありました。
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近い将来絶滅する危険性が高いとして環境省が「絶滅危惧1B類」に指定している植物「ヒナノキンチャク」が、田村市滝根町のあぶくま洞周囲の岩場などに大規模に生育しているのを福島大の大学院生らの研究グループが発見し、18日までに日本植物分類学会の学会誌に論文を発表した。現存する国内最大の個体群とみられるという。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161219-135694.php

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石灰岩地帯は固有種が様々生息しています。貴重な自然環境を大切にしたいですね。

「人のたんじょう」5年理科②

映像資料を見るブースでは、真剣な眼差しとノートする様子がどの班でも見られました。

担任は、子どもたちの学びの様子を巡回しながら、その都度説明を入れていきます。

妊娠中の胎児の重さを体感して・・・「うっ!重い!!」

最後の感想では、
「お母さんが苦労しただろうなと思いました。」
「赤ちゃんが生まれてくるって、大変なことなんだなと思いました。」
女の子は、
「自分も将来赤ちゃんが生まれるのだから・・・。」


人の誕生を「人ごと」でなく「自分のこと」として、学ぶことができました。

「人のたんじょう」5年理科①

滝根小学校では、自ら学び続ける児童の育成を目指して理科教育に力を入れています。
今日は、5年生の研究授業「人のたんじょう」です。
これまで学習した、メダカや植物の成長と同じように「人(自分)のたんじょう」を学んでいきます。

これまでの学習から疑問に思ったことを発表します。

今日は、前の時間までに調べたことをもとに、6つのブースを回って体験をすることになりました。
ここは受精卵の大きさを学ぶブース。3年生の時にどの学校でも学習していました。真剣にメモをします。そう、気づいたことをしっかりメモすることもこの授業の学び方で大切なことです。

ここでは、お腹の中の胎児と胎盤の様子を模型で学びます。
そっと、愛おしそうに抱きかかえる姿が素敵!やさしさがうかがえます。

・・・続く・・・

ソニー子ども科学教育プログラム「奨励校」受賞

夏に作成した応募論文の審査結果が、郵送されてきました。
お陰様で、「奨励校」をいただきました。
滝根小学校の進めようとしている理科・生活科教育について、期待を込めて、よい評価をいただけたものと思っております。
子どもたちのために今後も継続的に頑張ります。

本校の他に田村地区では瀬川小学校も奨励校を受賞しています。
平成30年の理科教育県大会発表に向けて、地区内の各小学校においても理科教育振興を図り、本校のサポートをしてくださるようお願いいたします。

11月のメダカたち

ビオトープ池に放したメダカ君達。

姿が見えません・・・。
実は、4日にほぼ全滅の状態になってしまいました。原因はいくつか考えられますが、不明です。お世話をしてきた子どもたちもとてもがっかりしています。
メダカアパートは、陽が当たると元気に泳いでいます。しかしこちらも、万が一の全面凍結に備えて、屋内に待避させるメダカを選定していきます。

来年は、もっとたくさんメダカを増やしていきますね。

ビオトープ(田んぼ)

ビオトープの最上段は田んぼです。今年は引き渡しが6月下旬だったので、栽培はあきらめました。
堆肥を入れて、まぜこぜしてみました。粘土質を表面に集めて、保水力を確保します。

子どもたちが集まってきて、「校長先生、何してるんですか?」とみんな聞いてきます。

おっと、手作業の田んぼ仕事だったためか?! カメラの設定が”昭和っぽく”なってしまいました。

このまま、冬を越し、春先に新5年生とともにお米つくりを学ぶ計画です。

11月のビオトープ②

ビオトープの2段目は湿地です。

春になったら、植物も増えてくるかな・・・?
子どもたちがいつも観察をしていて、記録が集まってきています。

6年生のHさんは、めだかの様子を書いてくれました。池に入れてあるホテイアオイも伸びてきています。

1年生のS君は、メダカがミズカマキリに食べられているのを見つけました。自然の摂理を子どもながら感じています。

授業研究「てこのはたらき」②

6年生の追究は、ノートに事実を記録しながら進みます。
おもりの数ではなく、「重さ」らしい・・・。




おもりのかわりに、何やらカップが登場、電子天秤も登場・・・。


粘土をつかって、計算式にあてはめた予想どおりの重さを計りとります。

果たして、みんなの追究は正しい「きまり」にたどり着けるのでしょうか・・・。