夢・愛・自立~Dreams come true!~

カテゴリ:保健、食育

中学校最後のお弁当に・・・~3学年保護者会からの「粋な」はからい~

 今年の卒業生にとって、コロナ禍など学校生活でも大きな影響を受けた1年でした。

 追い打ちをかけるように、2月13日の地震により田村市給食センターが被災し、お弁当持参で対応してきました。

 そんな中、3学年の委員長様はじめ多くの皆様のご尽力とご配慮により、3月11日(木)の最後のお弁当は、みんなで同じものを食べよう!ということで、業者に依頼しちょっぴり豪華なお弁当で中学校給食にピリオドを打つことができました。

 

 

 

 

 3学年の保護者様の皆様、ありがとうございました。

10代の心を守るための授業(1年)~心の健康とストレスへの対処~

 昨日18日(木)5,6校時に行われました。

 講師には、針生ヶ丘病院公認心理士・精神保健福祉士・介護支援専門員の 大森 洋亮 先生をお招きしました。

1部 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!

2部 思春期危機を乗り越える

3部 折れない心を育てる   でお話しいただきました。

 新型コロナウイルスの3つの顔とは、1生物的感染「病気」 2心理的感染「不安」 3社会的感染「差別」。

そして3つの感染症はつながっているため、それらの感染症を防ぐために、どのような工夫ができるかについて深く考えました。

 

 

 

 

 

今日のメニューは?~田村市PR献立~

 今日のメニューは、

・ 牛乳

・ ごはん

・ 鰻の蒲焼き

・ 凍み豆腐の炒め煮

・ じゅうねんの味噌汁

・ 鰻のたれ(山椒付)

 

 給食センターからのメッセージ

 『今日の鰻は、滝根町で養殖された鰻です。みんなに田村市の鰻を食べてほしいと、3,000人分の鰻を育ててくれました。』

 

 もちろん、まずご飯の上に「鰻のたれ」をまんべんなくかけ、山椒も少々振りかけます。その後鰻本体をそのご飯の上に載せ、鰻にたれ・山椒をかけます。

 本当に柔らかく、おいしい鰻でした。

 ちなみに明日は、「田村市牛の日」メニューです。

「思春期保健教室」~性について学び、考える~

 昨日10日(木)3校時の「保健体育」の時間に、「思春期保健教室」(3年)が実施されました。

 講師には 助産師 松本 美津子 先生を招聘し、「性感染症」や「性的同意」についてのお話をいただき、

それぞれの課題について話し合い、発表しあいました。

 

 

 

 

 

 

達人から学ぶ5~最後の週となりました~

 田村森林組合様から講師を招聘し、4週に渡って行われた「木材加工」の時間も、最後の時間となりました。

 素人目に見ても、生徒たちののこぎりをひく技術、金づちをたたく仕草も板についてきました。

 それぞれの図面に基づき、制作過程も異なります。細かにデザインした作品は、それだけ手間がかかり個人差も出てきます。

 以下に生徒たちの制作に取り組む様子を掲載します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「笑顔」あふれる「マイ弁当の日」(第2回)~色々な「味」をかみしめて(1学年)~

 今年2回目の「マイ弁当の日」(第2回)が、実施されました。

 思い思いの「思い」を込めて作られた本日のお弁当。自分が何らかの形でかかわったせいか、

「笑顔」あふれるお弁当タイムとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑さにも、熱さにも負けず・・・~本日のメニューは?~

 ・鶏白湯ラーメン

 ・牛乳

 ・焼き餃子(3個)

 ・中華和え                          です。

 教室にエアコンが設置され、生徒たちは涼しい中で「鶏白湯ラーメン」をいただくことができます。しかも、熱々のスープで。

 しかし、この給食を提供くださいます田村市給食センター職員の皆様方のことを考えると、熱いスープの分・しかも複数校の給食の提供ということもあり、現場の暑さは想像に難くありません。本来ならば、給食センター職員の皆様も夏休みであるこの時期を考えると、本当に頭が下がります。ありがとうございます。

 本日は「部活動休止日」で、15:30下校となります。

 

本日のメニューは?~週の初めの給食~

 本日のメニューは、

 ・ ごはん

 ・ 牛乳

 ・ 川俣シャモメンチ

 ・ 千草和え

 ・ いんげんの味噌汁

 3学年の保護者様におかれましては、先週三者相談のためご来校いただきまして、ありがとうございました。

 明日14日(火)は、第2回授業参観・保護者懇談会となります。引き続きご来校いただきますこと、感謝申し上げます。

本日10日は「チャレンジ!メディアコントロール」の日です~ご協力をお願いします~

 7月3日付でお知らせのとおり、今年度から本格実施の「チャレンジ!メディアコントロール」の日。

 方法は、

(1)毎月0のつく日(10日・20日・30日)に、「約束1~3」「プラス1」「我が家のルール」が守れたか  チェックする。

 ・ 毎日の利用時間

 ・ 夜9時以降の利用禁止

 ・ 0のつく日はノーゲーム、ノーメディア

 ・ 使用場所

 ・ 我が家のルール

(2)チェックシートは、毎月30日のチェック後、感想・自宅での取り組みの様子を記入し学校へ提出する。

(3)担任と養護教諭が成果を確認し、シートを返却する。

 本来であれば4月よりの実施を予定しておりましたが、新型コロナ感染症対策の臨時休業等がありましたので、本日が「最初の日」となります。

 何事も「最初」が肝心です。保護者様のご指導のもと趣旨をご理解のうえ成果が得られるような取り組みを期待します。

 子どもは「親の姿を見て育つ」と言われます。保護者様におかれましても、生徒と同一歩調での取り組みを切望いたします。

 

マイ・弁当の日3~いざ、実食!!~

 いつものお弁当の時間もそうですが、心なしか自分が作った(手を加えた・・)という「調味料」が効いてか、いつにもましてうれしさを感じる「時間」となったようです。

 

 

 

 

 

 また、複数の保護者様よりご家庭でのお弁当作りの様子を撮影したデータをご提出いただきました。趣旨をご理解の上ご協力いただきましたことに感謝申し上げます。

 さらに、前日または前々日よりこの日のためにご協力いただきました保護者様にも重ねて感謝申し上げます。

 次回は、12月7日(月)に実施予定です。

 

 

7月6日は『マイ弁当の日』です~今年度よりの試みにご協力ください~

 6月22日付でお知らせのとおり、今年度よりの新しい取り組みである『マイ弁当の日』を実施いたします。

 今年は2回(次は12月7日です)予定しています。目的は、

 ・ 家庭との連携のもと、生徒一人一人が望ましい食習慣を身につけ、食の自立や生涯にわたり健康で

  心豊かに生活できる力をはぐくむ。

 ・ 家族とのコミュニケーションを深める機会とする。   です。

 家庭科で指導できない学年については、6月29日(月)の給食時に、家庭科担当の教師が参考資料とともに

説明しました。

  

 昨日7月1日(水)の全校集会でも触れましたが、生徒は自分ができうる範囲でお弁当作りに取り組むようお話ししました。できる生徒は調理を行ったり、それが無理な生徒は作られたおかずをお弁当に詰たりと「何らかの形」でお弁当作りにかかわることです。そして、2回目にはさらに自分の出来る領域を増やすことが目的です。

 調理の過程でのコミュニケーションも大切に考えています。ぜひ日頃のお弁当作りの「コツ」をご伝授ください。

 品評会ではありませんので、華美なもの・豪華なものを競うものではありません。あくまで栄養のバランスを考えた「一品」をよろしくお願いします。

 

本日のメニューは?~懐かしい人には懐かしい!!!~

 フォン実のメニューは、

 ・ じゃじゃ麺

 ・ 牛乳

 ・ ミニココア揚げパン

 ・ りっちゃんサラダ      です。

 サブタイトルの「懐かしい」は、世代によって異なりますが、私世代にとっては「揚げパン」です。

 当時はコッペパン代の大きさで、手に取って食べると指に砂糖が残り、先割れスプーン(これも知る人ぞ知るの時代となりましたが・・・・。)で刺して食べるのは行儀がよくないと悩ましいながら、甘くておいしいものという思い出があります。

 本日は小中一貫授業1年生「英語」が行われ、部活動休止日ということで15:10下校となります。

本日のメニュー~週末を締めくくる献立~

 本日19日(金)のメニューは。

 ・ バンズパン

 ・ 牛乳

 ・ えびカツ

 ・ マイティソース

 ・ サウザンドレッシングサラダ

 ・ コンソメスープ     です。

 えびカツの味を引き立てる「マイティソース」(学校給食でしかお目にかからないかも?)がなかなかです。

久々の給食~1年生 おみごと!~

 久しぶりの給食。クラスも二つに分割して行います。

 

 1階配膳室から、食缶等を運びます。その前に、あいさつ。

 

 1年教室で、配膳の準備。その後隣のクラスの生徒が並びます。

 

 スムーズに流れています。ごはんをよそる二人の息もぴったり。家庭での、お手伝いの現れか?分量もぴったり。

 

 本日のメニューは、ご飯・牛乳・ユーリンチー・ひじきの和え物・ピリ辛鶏牛蒡スープです。このような時期に、このような手の込んだメニューを提供いただきいた田村市給食センターの皆さんへの感謝も込めて、日直さんが「いただきます。」のあいさつ。

 

 2つのクラスに分かれての給食。ちょっと寂しそうかな?しかし食欲は旺盛です。

 久しぶりの給食ながら、混乱なく協力して行うことができました。1年生の皆さん、おみごとでした。

 この後、13:40完全下校となります。

心温まるプレゼント~(株)エスポワール様、ありがとうございました~

 昨日の入学式にあわせて、本校にも「心温まるプレゼント」が届きました。

 新聞報道等でご存知かと思われますが、生徒・職員それぞれに2枚のマスク(布製)のご寄贈いただきました。

 早速昨日、配布いたしました。男女で大きさが異なり、一人に2枚個包装されており、その背景に職員様の温かな心遣いを感じました。

 (株)エスポワール様、本当にありがとうございました。

 

 

本日のメニューは?~「麺の日」~

 塩ラーメン、牛乳、イカナゲット(3個)、牛蒡サラダです。

 肌寒さの感じられる本日、塩ラーメンの温かさとおいしさに癒されました。

 なお本日3年生は、実力テストを実施しています。いよいよ3年生にとっては、大事な時期となってきました。

 

本日のメニューは~「麺の日」~

 塩タンメン、牛乳、エビ餃子、ブロッコリーサラダです。

 エビ餃子「3個」がとてもありがたいことです。(他地区は2個が主流)

 また、一昨日、昨日と田村市中体連新人総合大会が行われ、多くの保護者様に応援いただき、ありがとうございました。結果は既報のとおりですが、それにもまして各会場で本校生徒が礼儀正しく振舞えたことが本当にうれしく思われました。今後とも、ご声援いただきますようよろしくお願いします。

 

本日のメニュー

 本日のメニューは、ナン、牛乳、キーマカレー、みっちゃんサラダ、オニオンスープ、ブドウゼリーです。

 本日はB案日程。部活動休止日となり、15:10生徒下校となります。

本日のメニュー~そしてそこから見えてくるもの~

 本日のメニューは、バンズパン、牛乳、チキンパティ、マティソース、目玉焼き(中学校のみ)、大根サラダ、コーンクリームスープです。

 と、いつもならこれだけなのですが、写真の「目玉焼き」を注視してください。「半熟気味」なのです。本日のメニューからすると、当然バンズにハンバーガーのごとく「パティと目玉焼き」を挟んでソースをかけて食べる、それだけのことです。しかしその際「目玉焼き」が「半熟か完焼き」かが大きなポイントです(と思います)。目玉焼きのが「黄身」が、溶けだしてパティを包むか否かで味に差が出ます。まして、「半熟」とすることの方が、給食センターとしても手間のかかる仕事のはずです。

 少しでも児童・生徒においしく給食を味わってほしいという思いが伝わってきます。

 

 さらに驚くことには、昨日10日のうちに以下の内容のFaxが、給食センターから届いていました。

 

 (略)さて、明日提供される「目玉焼き」について、特殊な加工のため半熟のような仕上がりになっております  が、生卵ではなく、十分な加熱処理が行われておりますので、~(略)配膳は手袋を着用して行ってください。(以下略)

 たった今、給食担当より上記の内容を放送にて行いました。

本日のメニューは?

 金曜日ですので、「麺」の日メニュー。

 味噌ラーメン、牛乳、バンバンジー、ドーナツです。

 田村市学校給食センターの「麺」の日は、それに見合った「丼」状の器のため、麺を二回に分けて

入れる必要はありません。(他市町村の場合は、みそ汁椀で代用している)本日も、おいしくいただきます。

 

バランスのとれた適量の食事をとろう~2学年「食に関する指導」から~

  

 本日6校時目「食に関する指導」が2学年で行われました。講師に田村市学校給食センター主任栄養技師 菅野

こふみ 様をお迎えしました。

 毎日の食事は、「学校の給食」を中心に考えると、カロリーの摂取量などもわかりやすいとのことでした。

 部活動の中心となる2年生、本日の学習を生かして「バランスのとれた適量の食事」に努めましょう。 

思春期保健講座~2学年~

 男女が互いに相手を理解し、人格を尊重しあう心や態度を育成する。また、望ましい人間関係を築くために、より適切な意思決定に基づく行動選択ができる能力や態度を育てることを目的に、「思春期保健講座(2年)」が行われました。

 講師には、助産師 吉岡 利恵 先生をお迎えしました。

 

 

 

 

今、必要な食事を考えよう~3年保健体育~

 食育推進の一環として「今、必要な食事を考えよう」というテーマで、3年生の保健体育の授業が行われました。

 講師として、田村市学校給食センター主任栄養技師 菅野こふみ 様をお迎えしました。

 授業では、

 1 思春期栄養の特徴

 2 中学生の食事の傾向

 3 1日の必要エネルギー量

 4 運動選手として必要な栄養素

 5 飲む汁から食べる汁へ、主食と汁でOK

 

 最後に「食事のポイント」として、

 1 野菜をたっぷり食べよう  2 一汁二菜にしよう  3 給食を基本に考えよう

 というお話でした。

 帰りがけに講師の先生から、「落ち着いた3年生ですね。」というお褒めの言葉をいただきました。

 講師の 菅野こふみ 様、本当にありがとうございました。

 

本日のメニュー

 ごはん、牛乳、ささみのレモン醤油、ひじきのワサビ和え、なめこ汁です。

 本日も、テスト前部活動休止日です。生徒下校は、16:10。

 いよいよ明日は、前期中間テストになります。

 全学年、1 国語  2 数学  3 英語  4 理科  5 社会  の順です。

 最後の最後まで、あきらめずに取り組みましょう。

 

本日のメニュー~パンの日~

 本日のメニューは、バンズパン、牛乳、デミグラスハンバーグ、キャベツ炒め、オニオンスープです。

 手作り感溢れるデミグラスハンバーグを、バターたっぷりで焼かれたバンズパンに挟んで、いただきます。

 オニオンスープも、素材の味を生かしたおいしい仕上げとなっています。

 本日も中間テスト前のため、生徒は15:10下校となります。

本日のメニューです

 本日の給食。ごはん、牛乳、チンジャオロース、もやしのラー油あえ、豆腐のスープ。

 青椒肉絲の味付けがよく、おいしくいただきました。

 生徒はこれから、おいしくいただきます。給食センターの皆様、ありがとうございます。

本日のメニューは?

 「学校給食」と聞いて、保護者の皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか?

 年代によって大きく異なるとは思いますが・・・。

 写真は、本日の給食です。メニューは、「塩タンメン」「牛乳」「中華ラビオリ」「バンバンジー」です。

 田村市学校給食センターのメニューは、基本的に「月・火・木」はご飯、「水」はパン、「金」は麺類となっています。

 私事ではありますが、私は「金」の麺類が大好きです。年代によってとらえ方は異なりますが、この「ソフト麺」の登場が学校給食にとって、大きな転換期であったと私は思っています。

 本日もおいしい給食をご提供いただきました「田村市給食センター」の皆様に、感謝申し上げこれからおいしくいただきます。

10代の心を守る授業1年「心の健康とストレスへの対処~折れない心を育てる~」

19日(火)5,6校時に、針生ヶ丘病院の大森洋亮(ようすけ)先生(精神保健福祉士、介護支援専門員、公認心理士)を講師に実施しました。

初めに教科担任とともに授業の前に実施した事前アンケートの結果を確認しました。

21人中で「今、悩みや不安、緊張を感じることが『ある』『少しある』」と答えたのは14人でした。「(全く)ない」と答えた人は2人でした。

  

大森先生とともに、思春期の特性として次以下のことがあることを、

具体例を聞きながら一緒に考えました。

・対人関係でのストレスに敏感な時期であること

 →自分を安定させるために「居場所」「仲間」「役割」が大切になる

・過去と他人は変えられないが今ここから始まる未来と自分は変えられる(エリック・バーン)

 →相手を変えられると思っているからトラブルになる 等

 

また、「折れない心を育てる」ための4つの方法についても実習を取り入れながら学ぶことができました。

①相談は力なり

②プチ”良かった探し”

③反すう(ぐるぐる思考)の衝動が去るまで他のことに集中

④体がほぐれると心もほぐれる…10秒呼吸法、肩のリラックス、絆のワーク、どこでも気軽にほぐれる体操(実習)

 

3人グループで一人ずつ話します。「昨日の『よかったこと』は〇〇〇です。」(それを聞いた2人が)「よかったね!」

 

僕の話を聞いてくれて聴いてくれてありがとう!ありがとう!!

 

グーッと肩をあげて、だらーん  手はこの辺でいい?重さはこのくらいでいい?

 

両手を肩においてもらうと、体があったかくなって、少し元気が湧いてきます。

授業の最後に、生徒から事前に出されていた大森先生への質問、相談に答えていただきました。

心の専門家の立場からのアドバイスにじっと耳を傾け、生徒たちにとって大変意義深い時間となりました。

 

「切り傷にはカットバンで対応するのと同様にこころや感情にも応急手当が必要」

1年生たち、自分に合った応急手当を見つけられましたか? 

 

※ 約30秒で肩から足まですっきり、生徒も体験した体操です。

どこでも気軽にほぐれる体操(久光製薬)  

 

3,4校時に思春期保健教室(3年生)を実施しました

各学年で1回ずつ実施している思春期保健教室の最後の回は3年生です。

講師に今回も助産師の松本美津子先生をお招きして実施しました。

めあては「性感染症とその予防法について知ろう」です。 

   

 

  

 

  

 

  

 

  

 性感染症は性的接触によって感染する病気です。中学3年生は、個人差はあるものの、性機能の成熟が進み、異性への関心が高まったり、特定の人と親密に交際したい気持ちが高まったりします。

性行動が活発化するであろうこの時期に、生徒たちが性感染症に関する正しい知識と対処法を学ぶことはとても意義ある大切なことです。(保健体育の学習内容です。)

松本先生が繰り返し強調されていた「相手に対する優しさをもって、自分の気持ち(NO,嫌なことは嫌も含めて)を言葉で伝えることの大切さ」。生徒たちの心にいつまでも刻まれ、将来、お互いの人間的魅力を高めあえるような人間関係を築いてほしいと思いました。

 

 

思春期保健教室(7/19,2年生) 授業の様子

7月19日(木)3校時に、助産師の吉岡利恵先生を講師にお迎えして実施した授業の様子(保健1時間)です。

  

始めに教科担任が2年生男女各11人に行った事前アンケートの結果を知らせました。アンケートは、2年生の異性への関心や、男女の異性への意識の違い等について実態を知ること、また結果を共有しつつ、授業のめあてに関心を高めに実施したものでした。

  

中学生の男女が登場する場面設定を読み、男女それぞれの立場から、そのときの気持ちや、行動の選択肢とその結果について予想し班ごとに発表しました。

    

講師・吉岡先生

「自分の気持ちや考えをきちんと伝え、YES,NOをはっきり言い合える関係が大切」「相手の考えも大切にしあえる対等な関係でありたいですね。」(デートDVについて考える場面)

  

 

「思春期の交際は自分を成長させることが目的、お互いのことを応援しあえるといいですね。」 

生徒達は和やかなでありつつ真剣な態度で臨んでいました。

<生徒の感想から>

・実体験を聞いたり、友達と話し合うことで異性への理解を少し深めることができました。(女子)

・口(言葉)で相手をコントロールして傷つけるのもデートDVだと聞いてびっくりしました。友達同士でも自然にやっているかもしれないので気をつけて生活したいと思いました。(女子)

・スクリーンで見た高校生の実体験の話を見て異性との関わり方次第で様々な恐ろしいことになってしまうことを知って恐ろしいなと感じました。(男子)

・女子と男子には異性についての意識が違うことを学びました。そのことは体のつくりの違いから起こっていることを知りました。(女子)

・今の時期は自分の命を守り大切にすること、次に相手に思いやりの心を持つことが大事だとわかりました。何事も暴力や人を傷つけることは絶対だめなことで自分を守っていきたいなと思いました。(女子)

1.2年生歯科保健教室の詳細内容です。

5月25日(金)に、今年度も歯科衛生士の竹内由美先生を講師にお招きしました。

1年生は「歯周病とその予防法について知ろう」、2年生は「口の中の健康を守る方法を理解しよう」のテーマで実施しました。

1、2年生ともに、主に歯周病の原因や症状、全身の健康への影響を理解したり、健康な歯肉と歯肉炎のちがい(見分け方)を5つの観察ポイントで学びました。

その後、鏡で自分の前歯の歯肉を観察し、歯肉炎の場所がないか観察し、歯垢を効果的に落とすブラッシングの仕方を練習しました。

             

 

 

 

 

歯周病がすすむと、歯の根っこを支える骨が溶けてしまいます。

 

   歯肉を観察中        自分の歯肉の観察の結果を記録しています

  

 2年生では、このほかに糸ようじを使用し、歯ブラシで落とせない歯と歯の間の歯垢を落とす道具の使用法についても体験することができました。また、清涼飲料水やスポーツドリンクに含まれる砂糖の多さに驚いていました。

 

今年度から3年生での歯科保健教室がなくなり、歯科衛生士の先生に直接教えていただく機会は2年生が最後となります。

むし歯や歯周病は生活習慣病です。成人期以降の糖尿病や心疾患のリスクを高めたり、女子では早産や低体重児のリスクが高まることも知ることができました。

歯・口の健康を守ることが、生徒達の将来の健康を守ることにつながるのだなと、改めて感じた授業でした。

 

1年保健「心の健康とストレスへの対処~折れないこころを育てる~」

 2月20日(火)の5,6校時に実施しました。今年度も針生ヶ丘病院臨床心理士の大森洋亮(ようすけ)先生を講師にお招きしました。これは、田村市事業「10代の心を守る授業」として毎年開催しています。
思春期真っただ中といえる中学1年生、大人の体へ大きく変化し、心も成長し、”第2反抗期”といわれる時期です。同時に様々な悩みや不安も抱えやすいものです。

大森先生はこの思春期の年代を、大人でもない、子どもでもない、「ことな」と呼んでいます。
まさに「ことな」の生徒達が、自分自身に起こる様々な心の動き、特徴を客観的に理解することが必要です。
その上で、対人関係(友達、家族、先生等)でのストレスに敏感な時期(=思春期危機)を乗り越えるためにはどんな考え方、行動が大切かについて、様々な角度から伝えてくださいました。

  
はじめに授業前に行った事前アンケートの結果を水野谷先生が報告しました。自分たちの結果にうんうん、と頷いたり驚いたり。改めて共感する場面でもあったようです。(続きは下記をクリックしてください)


2時間続きの授業、真剣に目と耳を傾ける1年生。
    
「過去と他人は変えられない。しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる」(エリック・バーン)
「ことなの時期である思春期は、対人関係のストレスに敏感であり、自分を安定させるために『居場所・仲間・役割』が大切になる」

   
リラックス健康法の体験。腹式呼吸に続いて、「隣の友達の肩に手を当てましょう。どの辺が気持ちいいか、相手に聞くんだよ」「両手を肩においてもらうと、身体が温かくなって、少し元気がわいてきます」「3回腹式呼吸をしたら、前の人にそっと『お疲れ様』と声かけしましょう」
 
  
「肩を回して」「ぎゅうーっと両手を伸ばしてだらーんと力を抜いて」 「身体の緊張がほぐれると心もリラックスしてきます。」

<生徒の感想(抜粋)>
・これから自分はイライラせず、落ち着いて物事に対処したいです。理由は、いつも部活や勉強、生活などですぐイライラしてしまうので大森先生から教えていただいたリラックス法でいつもの自分を落ち着かせたい。(男子)
・私は、授業の前のアンケートで「眠れない」に当てはまったので、今日学んだリラックスをして身体の力を抜くということを試してみようと思いました。ストレス対処法も「行動を変えて見る」「相談」「リラックス」などをしてストレスがたまっても生活や心身に影響が出ないようにしたいです。(女子)
・まず自分でできると思ったことは、けんかの時のトーンを下げることだと思いました。なぜなら自分の声のトーンを下げるくらいなら誰でもできるしとてもメリットが多いからです。とても小さなことかもしれないけど、これを続けられるよう、しっかりとがんばりたいと思います。(男子)
・ストレスをためすぎないようにリラックスをして、しっかりと寝ることを心掛けたいです。マイナス思考、プラス思考だけでなく、2つともできるようにしたいです。友達が落ち込んでいるときにも、自分で声かけができ、友達が気持ちよく生活できるように挙力していきたいです。(女子)

思春期保健教室3年「性感染症について知ろう」

 今年度も、助産師・松本美津子先生(郡山市在住)をお招きし、3.4校時(保健)に実施しました。
 性感染症は、性的接触によって感染する病気です。
中学生は、性機能の成熟(新しい生命を誕生させることが可能になること)がすすみます。
異性と望ましい人間関係を気づくために、正しい知識を得て、より適切な行動選択が必要となってくる時期といえます。

  
 挨拶ゲーム(感染、感染経路の疑似体験)から始まり、松本先生の講義、グループワークなどを通して、性感染症の種類や感染経路、予防方法について学ぶことができました。
また、大切なパートナーと出会ったとき、望ましい関係性を築くためにどのようなことが必要かについて、深く考えさせられる時間となりました。

  
会話はしない・目があった人と水を半分ずつ交換→試薬を滴下すると、ピンク色になった生徒とならない生徒が…なぜかな?

  
「色が変わった生徒は感染しましたよ」誰と水を交換しましたか?たどっていくと…「感染源は…水野谷先生!」

  
「どうすれば、性感染症を予防できますか」グループになり、それぞれの考えを出し合い、発表しました。
「全く関わり合いを持たなければいい!」「男子校、女子校にいけばいい!!」…ん~、現実的に難しい。

   
「挨拶ゲームで感染した人がいたね。水を交換しなければどうだっただろう?言葉を交わしていたらどうなっただろう」

  
  グループワークで出された意見

 3年生保健の単元「健康な生活と病気の予防」のなかに「感染症とその予防」にがあります。
感染症予防に必要な3要素、感染源や感染経路対策、体の抵抗力への対策についても、インフルエンザ等を例に教科書で学びます。その上で「性感染症とその予防/エイズ」について学習します。

 教科書を読めば書いてあることだとしても、専門的立場の方から聴き、また、友達同士で意見を出し合い話し合うことは本当に貴重な経験です。

 松本先生が「自分の気持ちを言葉で伝えあうことはとても大切。どちらかが本当の気持ちを言えない関係は、よい関係とはいえない。恋愛は”一緒にいると安心な気持ち”になるものだから」
「自分の気持ちを尊重して欲しい。だから、相手の気持ちも尊重してあげる。そんな関係性をつくって欲しい」とおっしゃっていました。

生徒より、うん十年も人生経験を重ねた教師も、毎回考えさせられる授業です。

インフルエンザの出席停止期間について


 今週に入り、欠席者増加の傾向が見られます。インフルエンザの流行が心配されますので、感染しないよう、帰宅後の過ごし方についてご配慮ください。
なお、医師からインフルエンザの診断を受けた場合、速やかに担任へご連絡ください。

 インフルエンザは出席停止となり、欠席にはなりません。停止期間については医師の指示に従うとともに、下記をクリックしてご確認ください。

 インフルエンザ・出席停止期間の例.pdf

 なお、子どもがインフルエンザにかかった場合に、常行動(部屋から飛び出そうとする等)を示す例があることが報道されています。
 お子様がインフルエンザにかかった場合、薬の服用の有無にかかわらず、診断後少なくとも2日間は子どもを1人にしないことや、できるだけ1階に寝かせる、場合よっては部屋を施錠するなどの対策をお願いいたします。

3年生・防煙教室を実施しました。

 12日(木)3校時に保健体育で実施しました。
 講師に、福島県立医科大学付属病院・ふたば救急医療支援センター准教授の風間咲美先生をお招きし、医師の立場から喫煙の害と防止対策についてお話を伺いました。
 たばこを吸う人が受ける喫煙の害はもとより、吐き出された煙やたばこの先から出る煙による受動喫煙の害の大きさに、生徒達の多くが改めて驚いていたようです。
  

 生徒達が理解しやすいよう、スライドや写真を提示いただいたり、「先輩や友達からたばこをすすめられたときに、相手を不快にさせないで断る方法」をロールプレイで実演したりする場面もありました。
 授業後の感想から、多くの生徒が喫煙に関して自分自身と周りの人の健康を守るための行動は、今後どうあればよいのか、深く考える時間にできたことがわかり、うれしく思いました。

食に関する指導2年(学級活動)を実施しました

「健康な体をつくる食事について知ろう~運動と食事~」のテーマで、田村市学校給食センター栄養士の大山信代先生を講師にお招きして実施しました。
  
 「体格と運動能力の関係」は、全国調査の結果から、男子も女子もA判定の割合は肥満とやせのグループには少ないことがわかりました。
 また、実際に自分の体格指数(BMI)を、9月の身体測定結果をもとに自分で算出しました。
「標準体重」とは「病気になる確立が一番低い理想体重(BMI=22)」であること、肥満や高度のやせが将来、様々な健康上のリスクを高めることを再確認しました。
 成人期以後の生活習慣の土台を作っている中学生期を、健康面からどのようにすごすか…とても大切なことですね。

   
 自分手帳(福島県教育委員会作成)には、自分の体力・成長の記録だけでなく、食に関する授業や実践の記録をするページもあります。また、健康な体をつくるために身に付けるべき生活習慣や、様々なヒントが載っています。
 
  新人戦を翌日に控えた2年生にとって、バランスの取れた食事を取ることは本番で実力を発揮するために必要不可欠なものです。
 本校の健康課題のひとつでもある肥満の解消・予防についても触れながら、わかりやすくお話いただきました。

1年生思春期保健教室を実施しました

 18日(火)3,4校時に、郡山医療介護病院の総看護師長で助産師でもある宗形初枝先生においでいただき実施しました。(保健体育2時間)
 1年生の保健分野では「心身の発達と心の健康」という単元があり、ここに関連する専門的な内容を、スライドや写真とともに生徒達に説明してくださいました。(体の発達や性機能の成熟、ストレスへの対処等)


授業の中で、宗形先生は生徒達全員に声を掛け、生徒の話を聴きます。
ワークシートの裏側が宗形先生の話のメモでいっぱいになった生徒もいました。


  生徒達は小学校4年生の体育(保健領域)でも思春期の体の変化や心の発達について学んでいますが、やはり命の誕生の現場に携わってこられた方の言葉の力を感じました。
無事生まれることができた命、また、生まれても生きられなかった命もあること、家族と今生活できることのありがたさや男女お互いへの思いやりについても深く考えさせられた時間でした。
科学的な知識理解のみならず、自分のこれからの生き方、判断とその結果としての行動のあり方等、多くのこと学ぶ授業となりました。

<授業後の感想(一部抜粋)>
○思春期や赤ちゃんのことで僕の知らないことがたくさんあって驚きました。初枝先生の話で体重が少なくて生まれてすぐ亡くなってしまうことを何度も見たと聞いて、そうだんだ、と思ったし、赤ちゃんを産むことは大変だし大切なんだと思いました。(男子)
○男性と女性では異なる部分が多い、お互いの意志を尊重することが大事だと知りました。自分で望んで赤ちゃんを産めるようになりたいと思いました。(女子)
○(家族へインタビューした内容から)私が生まれるときにたくさんのことがあったんだなと思いました。改めて生んでくれたことに感謝しなければいけないと思いました。(女子)
○人の命はとても重く、みんな身長や体重は違うし病気をもっている人が多くいるなど、悲しいこともあるけれどみんなしっかりと生きていることが分かりました。これからも自分の命や他の人の命を大切に生活していきたいと思います。(男子)
○性について詳しく教えてもらい、いやらしいと思っていたけど、大事なことなんだなと思いました。(男子)
○私達が今、両親と一緒にいられることはとてもいいことだということがわかりました。これからは両親とあまりけんかをしないで仲良くすごしていけるようにしたい。(女子)
○助産師という仕事に、出産を手伝うだけでなく、(子どもが)大人になってからのことなどをしっかり知ってくれているという頼もしさを感じました。(女子)

思春期保健教室(2年生)を実施しました。


 今年度も吉岡利恵先生(助産師、郡山市在住)を講師にお招きしました。(保健体育1時間)
吉岡先生は、女性の妊娠、出産という命のはぐくみと誕生の場面に長年立ち会われてきました。
 その一方で、特に十代の子ども達が抱える性に関する様々な問題と現実にも向き合っていらっしゃいます。
授業のテーマは「異性への理解を深めよう」です。


水野谷先生から、「あなたは異性の友達が欲しいと思いますか」等、
授業に先立って実施したアンケートの結果を共有しました。
生徒達は照れながらも関心を持って聞いています。


男女別にグループワーク「この場面でB君の気持ちは?」「B君が家に1人だと知ったA子さんの行動、どうするかな」
場面設定を通して、意見を発表しあいました。
吉岡先生の話から、男子と女子では意識や感じ方、性衝動の度合いが異なること、それは男性ホルモンの量の違いによるものであり、女性にも男性ホルモンの分泌があることなどを学びました。




あなたは『やらない』は赤、『やるかもしれない』は黄色、『親しければ軽いのりでやる』は緑のシールを貼ってみよう」
「次は、同じ項目について、自分がされる側としても考えてみよう」…デートDVについて、全員で考える場面です。
全ての項目がデートDVにあたる項目です。



自分が相手に対して「軽いのりでやる」ことも、逆の立場で”される側”になった場合は「いやだ」と感じたり、
自分は「やらない」けれど”される側”になるのは「いいと思う」と答える生徒もいたりします。

 思春期にある2年生はまさに、自立能力(自分の命を守る)と生殖能力(次世代の命を守る)を身に付ける時期であるとともに、自分以外の人に感心が高まる時期です。
 異性との関係や性的接触に関心が高まり、様々な悩みや葛藤をかかえがちです。
よりよい異性との関係を築くために、信頼できる大人に相談すること、暴力(デートDV)ではない方法での解決方法を探ることが大切であることを学びました。

         

3年生の歯科保健教室を開催しました


 前回に続いて、歯科衛生士の竹内先生を講師にお招きし、すすめました。
3年生は義務教育で最後の歯科保健教室です。テーマは「生涯を通した歯・口の健康づくりに必要な生活習慣について理解を深めよう」です。

 授業前に、「歯・口の状態」「口腔衛生週間」「食生活」「食環境」の4つの生活習慣についてチェックし、結果をレーダーチャートにして振り返りをしました。

  
歯周病が全身の健康に及ぼす悪影響について理解を深めました。

                                「歯ブラシは基本的にえんぴつ持ちで動かしましょう」 

 
個別に口の中を見ていただきながら歯ブラシの当て方などを教えていただきました。

  
よく飲む清涼飲料水はこの中にあるかな?酸性度に注意して!

 これから部活動引退後の3年生達は、受験勉強が本格化するにつれて生活時間が遅くなりがちです。
同時に、口の中の手入れがおろそかになりがちになるものです。
 正しい知識を持ち、自分の口の健康を維持することが、将来の健康被害のリスクを下げることにつながります。
義務教育最後の歯科保健教室でした。ぜひ、それぞれが感じたことを、毎日の歯磨きや生活習慣に取り入れ、実践して欲しいものです。

1,2年生の歯科教室がありました

 
講師に歯科衛生士・竹内由美先生をお迎えし、開催しました。(学級活動1時間)

 1年生は「歯周病とその予防について理解を深めよう」、2年生は「歯・口の健康課題とその予防法について知ろう」のめあてのもと、歯肉炎などの歯周病はどのような状態を指すのか、予防のために必要な行動はどうすべきか等、様々な角度からご指導いただきました。

 また、洗口液と液体歯磨き(デンタルリンス)の違いと使用方法や、舌ブラシの目的と使用方法など、口の健康を守る様々な道具についても教えていただき、大変興味深い内容でした。

<1年生の授業の様子>

歯肉炎とは?                     歯ブラシの選び方のポイントは?        フロスはこうして使用します


歯ブラシの当て方、動かし方は3つ「やさしく」「こきざみに」「ていねいに」   糖分を含む飲み物、酸性の飲み物はなるべく控えて

<2年生の様子>

      2年生は歯垢の染め出しも行いました。このときばかりは鏡とにらめっこで歯ブラシを動かしています

 竹内先生のお話から、だ液をたくさん出して口の中をきれいに保つために、よくかんで食べることが大切、とのことでした。一口30回、慣れるまで大変かもしれませんが、「右で10回、左で10回、両側を使って10回」夕食の時にまず一回やってみること、それを毎日続けることが大切とのことでした。

 むし歯も歯肉炎も、食生活や衛生習慣、ストレスの軽重など生活習慣から起こる生活習慣病です。
帰り際に竹内先生が「今日、授業で知ったこと、やってみたことをひとつでもいいから続けてみてほしい」とおっしゃっていました。
 なるほど、そうすれば”よい生活習慣”として身けることができますね。

3年生で薬物乱用防止教室を開催しました

 毎年、この時期に保健体育で実施しています。今年度も本校の学校薬剤師で佐藤善嗣先生(常葉町・タカギ薬局勤務)を講師にお招きして開催しました。
1月30日(月)の4校時に実施しました。

   
 佐藤先生は、実際に薬物乱用により服役している受刑者がいる刑務所を訪問されたり、毎年県内の中高生とともに、薬物乱用防止の啓発活動を行ったりと幅広く活動されています。
 そのため、言葉に実感がこもっており、薬物の害と心身・社会に及ぼす影響について生徒達は真剣に聞き入っていました。

 今回、以下の内容でご講義いただきました。
 1 身の回りにある薬物とは何か
   …タバコ、アルコール飲料、危険ドラッグ・危険ハーブ、大麻、覚醒剤 その他
 2 薬物の害と心身・社会に及ぼす影響
   …精神依存、身体依存、急性中毒、慢性中毒、様々な喪失(家族、健康、友達、自由、遊び、成長、未来)
 3 薬物から身を守る
   …薬物に手を出さないための7カ条

 薬物乱用をするきっかけは、人間関係の悩みであったり現実逃避、精神不安や社会への不満、興味本位など、「心が弱っている状況や、目の前の問題から逃げたい」ことが大きいのだそうです。生きていれば誰もが感じる気持ちですね。
 先生のお話から「自分にも薬物乱用の危険性があるかも」と考えること、そうならないためにどうすることがよい改善方法なのかを考えること(「7カ条」)が大切、と改めて感じることができました。

<生徒の感想・一部抜粋)>
・私たちの身近にあるタバコやお酒も薬物であって、ノンアルコールと書いてあっても未成年では飲んではいけないということが分かりました。そして危険ドラッグを売る人の誘惑の言葉に負けないようにしたいです。(1組女子)
・私は家族や先生に相談することは必要なことだと感じました。なぜならひとりで抱えているといつか爆発してしまい、どんな行動をするか予測できないからです。これから気をつけて生活したいです。(2組男子)


  また、佐藤先生は、2020年東京オリンピックに向けてスポーツファーマシスト(福島県では26人だけ)としても活動されているとのことでした。
 東京オリンピックでは日本人からドーピング違反を絶対に出さない、という目標を力強く語っておられたのが印象的で、”アンチドーピング”の視点でもオリンピック準備が進んでいることを身近に感じた時間でもありました。


※公認スポーツファーマシストとは
 最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。
薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。(引用:スポーツファーマシストHPより)

インフルエンザの予防について

 今年は、暖かい日が続いているためか、今のところ県内のインフルエンザの流行もそれほどではないように思われます。しかし、寒さはここからが本番です。今後、田村市内の小中学校でも少しずつ感染、発症する児童生徒が増えていくことが予想されます。
これから2ヵ月間は受験シーズン(私立、県立Ⅰ期、県立Ⅱ期)となります。3年生だけではなく全校生徒でインフルエンザ予防に力を入れていかなくてはならないと考えています。

 朝の段階でお子様に発熱が見られる場合は、受診し、登校について医師の判断を仰いだり、登校を見合わせたりしていただければと思います。また、インフルエンザによる出席停止期間については、「発症した後(発症の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」となっておりますので、あわせてご協力ください。(発症した日は0日となります)

下記をクリックすると発症日(発熱した日)と解熱日による出席停止期間の例を確認することができます。

インフルエンザ・出席停止期間の例.pdf

3年思春期保健教室を開催しました。

 今回も保健の授業として助産師・松本美津子先生(郡山市在住)をお招きし、開催しました。授業のテーマは「性感染症の予防について知ろう」です。

授業の冒頭に「挨拶ゲーム」です。薬品を使用しているので、みんなゴーグル着用です。
           
ゲームの後、試薬を滴下して自分のコップの水を調べると、
ピンク色に変化した人と透明なままの人に分かれ、その意味が分からず、みんな一時騒然。

 日本は先進国の中で唯一、HIV感染者数・エイズ発症者数が増加している実態があります。また、10代20代の若年層の性感染症はクラミジア感染症が最多です。また、ここ2、3年の傾向として、一時激減していた梅毒が急激に増加していることが専門家の間で危惧されています。

 この挨拶ゲームは性感染症の感染の広がりを疑似体験したものでした。この後、松本先生から性感染症とは何か、感染経路は、種類は、症状は…など詳しく説明がありました。

 また、グループで「性感染症に罹らないためにはどうすればよいか」話し合い、考えを出し合いました。生徒達からは「定期的に病院で検査する」「相手のいやがることはしない」などが多く出されていたようでした。
 松本先生からは、冒頭の「挨拶ゲーム」から、「誰とも水を交換しなければ罹らないね(=性行為はしない)」もしも将来、性行為をすることになったら、「決まったパートナーと」「必ずコンドームを使って」「お互いに検査して」行動することが大切とのアドバイスがありました。


 男子は精通があれば、女子は初経があれば性行為によって妊娠する可能性があります。同時に性感染症に感染するリスクも生じます。感染に気づかずにいると将来、男性も女性も不妊症になったり、生まれた子どもに感染させる危険性も生じます。

 今の行動が自分の未来につながっていること、本当に相手のことを思っているならば「愛している」の言葉だけで安易に行動してはいけないこと、生徒達は真剣に松本先生の言葉に耳を傾けていました。

 また、デートDV(親密な関係の人への暴力)被害にも触れました。束縛は愛情ではない、ひとりで悩まずに必ず誰かに相談することが大切であることを強調されていました。

 授業後に「いやなことはいやだとはっきり言葉で言う」「いやだと言われたときは無理強いしない」との感想も多く書かれていました。
 4月からは南中を離れる3年生、今日の授業で学んだことを心の片隅において、それぞれの夢に向かって進んで欲しいものです。

1年生の食に関する授業


 5校時に田村市学校給食センター・主任栄養技師、大山信代先生をお招きして実施しました。テーマは「朝食の役割と生活リズム」です。



 はじめに、大山先生から「なぜ授業で朝食のことを学習するのでしょう?」という質問が生徒達に投げかけられて授業がスタートしました。

 本校の1年生は、先日の「生活リズム調査」から最終日の朝食摂取率が100%で、全員が欠食することなく食べて登校していました。(第1回時も100%でした)

 しかし、大山先生からのお話で「朝食を食べない割合は、中学・高校と進むにつれて増加し、年代別では20代で朝食を食べない割合が最も多くなる傾向がある(図1)」ことや、「朝食を食べる習慣がない人ほど、脳出血・脳梗塞などのリスクが高い(図2)」ことを知りました。また、大学合格率や、年収と朝食摂取率の研究データもあり、生徒達も少し驚いた様子でした。
(図1)                                (図2)
 


 

  

 その上で、改めて朝食が自分にとってどのような役割を果たしているのか、考えるよい機会とすることができました。さあ、あとは実践あるのみ!!
 …ですが、家庭の状況によっては「食べることはできても、主菜や副菜などの栄養バランスまでは急には難しい」場合もあると思います。
 
     「受験で勝ち抜きたい人の勝負メシ」                ”みそだま” ”マグごはん” 

 大山先生からは、みそ汁の良さ(大豆のたんぱく質、具材の栄養、水分補給、体も心も温まる)を紹介され、子ども達は熱心に耳と目を傾けていました。 授業後、朝食としてのみそ汁のよさ、すばらしさについて知り、「ぜひ取り入れたい」との感想が多く書かれていました。

 子ども達にとってよいことは、働く現役世代・祖父母世代にとってもよいことが多いものです。朝の忙しい時間ですが、お子様が朝食を必ず摂って登校すること、そこに温かいみそ汁(スープ)があること、できれば家族の誰かと食べること…について引き続きご配慮いただければと思います。

第2回朝食を見直そう週間運動、実施中


 6月の第1回に続き、福島県教育委員会の主催実施しています。
朝食を食べて登校すること、朝食の内容についても保護者のみなさまのご協力をよろしくおねがいいたします。下記をクリックすると、実施についての趣旨・方法等についてお知らせした保護者宛文書を見ることができます。

  28第2回朝食について見直そう週間運動・通知.pdf

 期間中、全校生が各自で朝の時間に「生活リズムチェック」で就寝・起床時間や夕食、朝食の摂取状況について、毎日振り返り、記録しています。よりよい生活リズムと朝食の重要性について考える機会にしたいと考えています。
 とくに今回は「朝食にみそ汁を食べる(飲む)」ことについても調査していきます。

 これまでの本校の朝食摂取率・その他の結果(県平均との比較など)については、下記をクリックするとご覧いただくことができます。

 南中・朝食摂取率の推移.pdf

2年生・食に関する指導がありました。

 各学年ごとに年に1時間、栄養教諭または栄養士による食育の授業をおこなっています。今回の2年生は、3校時に学級活動として実施しました。講師は給食センター栄養教諭、志賀敦子、テーマは「運動と食事」です。

                    
 9月末の新人戦を控え、自分が高めたい運動能力ごとにどんな食べ物を意識して食べればよいか等、具体的に教えていただき、2年生にとってまさにタイムリーな内容でした。
 はじめにワークシートで”食事のアスリート度チェック”を各自で行いました。               
 朝食や1回の主食量、肉や魚、野菜や果物、乳製品等の摂取状況により点数が加算されたり減ったりします。合計得点により「スポーツ選手にふさわしい食事です」「あと1歩」「フツーの中学生レベル(その食事で大丈夫?)」のどれに自分が当てはまるか確認しました。
 またクイズを通して、高めたい運動能力ごとに必要な栄養素と、それらを含んでいる食品を学びました。

  

 また、スポーツ貧血への注意と予防、試合前日・当日・試合後の効果的な食事や適切な水分摂取方法などについても具体的に知ることができました。
 2年生のみなさん、ぜひ今日の学習で学んだことを毎日の食生活で意識して、新人戦で自分たちの目標を達成してくださいね。

3年生の歯科教室を開催しました。

1,2年生(5月に実施)の歯科教室と同様に、講師に歯科衛生士・大木真由美先生をお迎えし、保健体育の授業として学級毎に実施しました。 「生涯を通じた歯・口の健康づくりに必要な生活習慣を考えよう」という、長いテーマの授業です。
  

 

 歯周病は生活習慣病であることを踏まえ、生徒たちは予め「セルフチェック」で自分の生活習慣(食環境、歯・口の状態、口腔衛生習慣や生活習慣、食生活・食機能の4つの視点でチェック)を振り返り、結果をレーダーチャートにまとめていました。大きな円に近い形であるほど、望ましい生活習慣が実践できていることになります。
                
 なかなか”円”になることは難しく、生徒によっては小さな星形のようになってしまっていました。

 小中校の時期に最も多い(罹患率が高い)病気は「むし歯」ですが、思春期以降は歯周病(歯肉炎・歯周炎)に罹る生徒が増加してきます。
 15~19才の子どもの約7割で歯周病の所見(歯肉からの出血、歯石、4mm以上の歯周ポケット形成等)があるとの調査結果があります。
 放置すれば将来的に、強い口臭や歯の脱落(永久歯の喪失)が起こり、食事による栄養摂取や外見・人間関係上の問題をひきおこすことにもつながります。  ※ちなみに40代以降の「歯周病所見あり」は8割を超えています。

  
 とくに歯周病は口の中の健康問題だけでは治まらず、肥満や糖尿病のリスク、女子では将来早産や低体重児の出産のリスクまでも高めることがわかっています。生徒達は大木先生の話に真剣に耳を傾けていました。

 ならばやはり「食事、運動、睡眠・休養を意識した生活リズムをつくる」こと、「歯周病の主な原因となる歯垢をできるだけ除去できる上手な歯みがきの方法を身につけること」さらに「歯科医による定期的なチェックを受ける」等が大切ということになります。
          

 3年生は夏休み前に、全員が保健室で歯垢を染め出して自分の口の中の汚れ具合を確かめています。「あ~また歯垢が残ってる」「前よりきれいに歯垢を落とせていた」等々、様々な反応でした。
 3年生にとって歯科教室は、今回が義務教育の中で最後となります。むし歯予防とともに歯周病予防への意識を高めて、生活の中で実践して欲しいものです。

 体育の水野谷先生も、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けているそうです。スポーツの世界では、よいパフォーマンスにつなげるために歯・口の健康を保つことは当然のことになっていますからね。
さすがです。

「命の始まりとつながりについて考えよう」思春期保健教室1年

 先週に続いて今日は1年生で実施しました。
講師に、助産師で、郡山医療介護病院看護部長の宗像初枝先生においでいただきました。
 保健体育の保健分野に「生殖機能の成熟」について学習する時間があります。教科書の内容をより深く、科学的に理解するとともに、生命の神秘性や命のつながり(連続性)、家族の愛情について考える機会としたいと考えています。

                         助産師で看護部長、宗像初枝先生

 授業に先立ち、「家族にインタビュー★私が生まれたとき」ということで保護者のみなさまに、インタビューでご協力いただきました。全員が、保護者や家族に直接話を聞き、家族の思いを受け止めた上で、この授業に臨むことができました。ありがとうございました。
 以下は授業の様子と、生徒達の感想です。

 

 ・命のありがたさがよくわかった2時間でした。体の成長もよくわかりました。目や皮膚がない赤ちゃんがいることは悲しいと思いました。(男子)
・思春期のことがよくわかった。なのでこれからは相手のことを思い、優しくしていきたいです。母が命がけで生んでくれた命を大事にし、毎日を過ごしていきたいです。(女子)



・無事に自分を生んでくれたお母さんに感謝したい。自分の名前やこの名前の意味を必死に考えてくれたお父さんにも感謝したい。これから何が起きるかわからないけれど、この命を大切にして、この人生を生きていきたいと思う。(女子)
・今日は、何才になると何が起こるとか、男子が気になるようなところを気にしなくていいからと言ってくれたので安心しました。命の大切さや、思春期にはどういうことがあるかを正しく学べたのでよかったです。(男子)

「異性への理解を深めよう」思春期保健教室2年


 本校の性に関する教育について大きな柱のひとつに、思春期保健教室があります。
各学年の保健体育の授業に位置づけて実施しています。

 2年生は、助産師の吉岡利恵先生をお迎えし、3校時に多目的室で授業を行いました 思春期は性ホルモンの分泌により性的欲求がさかんに起こる時期です。
男女別の4~5人のグループで班になり、思春期の男女それぞれの感じ方、考え方や行動の違いについて理解を深める時間となりました。
 
 
水野谷先生が、事前にとってあったアンケートの結果を披露。

 事前アンケートでは、「異性の友達が欲しいと思う・とても思う」について、
男子は75%、女子は85%、「以前と比べて異性に関心がある・とてもある」は
男子75%、女子は53%という結果でした。個人差はあれど、異性への関心は男女ともに高まっていることがわかります。

 (授業で使用した場面設定)
         
 ※ (女子)はこの設定の女子目線からの場面表現になっています。


 
 A子さんとB君の事例を読み、「このときのA子さん(B君)の気持ちは?」「この場合のA子さん(B君)の行動の選択肢をできるだけたくさん考えよう」…生徒達は照れたり、思わず笑いが漏れたり、なかなか意見が言えなかったりしているところもありました。でも、みんな一生懸命考えていることが伝わってきました。



 男女それぞれに、自分たちが思っていることとちがう意見が出ると、驚いた様子もありました。
 吉岡先生はまず、「思春期は①自立能力(自分の命を自分で守る)を獲得し、②生殖能力を獲得する時期であること」の説明をされました。次世代の命を守る力、相手の体や心を大切に守る力を身につけ、幼児期と違って自分以外の人に感心を持つ時期が思春期であり、今、2年生はその過程にいることを様々な角度からお話しくださいました。

                    ここには表現しきれない、生きる上で大切なことを伝えてくださいました。

 吉岡先生は長年、助産師として命の誕生の場面に立ち会ってきた方です。同時に望まない妊娠や出産によって体や心に傷を負った十代の女の子達も見てきました。
「本当に”優しい”人は、自分を守れる人」「YES、NOをはっきり言える人」「自分を守れない人は、大切な人を守れない」   今あるこの命を大切にして生きて欲しいという思いは、2年生達に少なからず届いたのでは、と感じました。

3年生・食に関する指導を実施しました

 3年生は教科保健の中で「食生活と健康」のかかわりについて学びます。
6月6日(月)の2校時、3-1,3-2合同で実施しました。
講師は志賀敦子先生(田村市学校給食センター栄養教諭)です。
 
授業のめあては「食生活と健康の関わりについて知ろう」です。
 
     質問を投げかけると、3年生は生きいきと反応(?)してくれるのです。
 
 初めに【食生活習慣チェック】で自分に当てはまるものに挙手で答えます。生徒達はまわりの様子を気にしながらも楽しそうに手を上げたり下げたりしていました。

10項目中0個なら”すばらしい食生活”、5個以上あてはまる人は”今の食事で大丈夫?(不安…)”。こうして自分の普段の食事を振り返ることから授業が始まり、生徒達は楽しみながらも真剣に耳を傾けていました。あたりまえのことであっても、科学的根拠やデータをもとにした志賀先生のお話は説得力があります。
<主な内容>
  ○健康な生活を送るために必要な食事とは(食事の4つの役割、1日に必要な必要なエネルギー量)
  ○何をどれくらい食べればいいのか(4つの力を高める食べ物・栄養素、望ましい朝食、夜食)
  ○これからの食事で気をつけたいことは(ファーストフードの良い点・悪い点、食事量のバランスの目安) ほか
  
          授業で使用したワークシート、先生とのやりとりを通して(  )を埋めていきます。

「話を聴いて終わり」ではなく、自分の食生活を振り返って「大切だな」「こうした方がいいな」と思ったことを1つでも毎日の生活で実践して欲しいと思います。     

歯科検診の結果をお知らせしました。

<6月4日~6月10日は歯・口の健康週間>
 先月24日に実施した、歯科検診の結果(「歯・口の健康診断結果と受診のおすすめ」)を、全員に配付しましたのでご覧ください。
 

 本校でも、県・全国のデータと同じように「健全歯(むし歯にかかったことがない歯)のみ」の生徒が年々増加しています。それに伴い、むし歯で受診しなければならない生徒は年々減少しています。

 しかし、「CO(初期むし歯)」や「GO(歯肉炎)」を学校歯科医の先生に指摘された生徒は各学年に少なくありません。原因は、
 ①歯並びが乱れているために、落としきれない歯垢が細部に残っている
 ②丁寧な歯みがきができていないために、歯垢が細部に残っている
 ③不適切な食生活(糖分を多く含む飲み物・食べ物を好む、だらだらと食べる 等)
などがあるでしょう。

 歯科検診の様子(菅野先生) とても丁寧に見てくださり、一人一人に「(口の中が)きれいですね」「歯医者で相談して」など、声をかけながら検診が進みました。 




 検診を待つスペースに、歯・口の健康を守る道具や歯の模型、ポスターを置きました→じーっと見ている生徒たち

 歯と口(歯肉、歯並びやかみ合わせ、顎関節等)の健康問題は、将来的な全身の健康を損なう疾患(糖尿病、脳血管疾患その他)のリスクを高めることがわかっています。

 お子様とぜひ、「~おすすめ」を一緒にご覧になり、よい習慣は続けること、必要な処置・指導を早期に歯科医院で受けることを話し合っていただければと思います。

歯科教室

 歯科衛生士の大木真由美様をお招きして、1年生と2年生が、「歯科教室」を実施しました。
 本校では「望ましい生活習慣の確立と歯周疾患・う歯予防のため、学校と家庭が連携し、口腔衛生に関する意識の向上と知識の普及を図る」ことを目的として全学年で実施しています。
<1年生「歯周病とその予防について理解を深めよう」>


 歯周病は生活習慣が原因で起こる病気であること、原因はむし歯と同様に「歯垢(細菌のかたまり)」であること、適切な歯磨きをすればすれば自分で治すことができることを継続して学んでいます。生徒たちは、自分の歯肉を鏡で観察しながら、歯肉炎の改善に効果的な歯磨きのしかたを実習しました。健康診断の結果から、治療が必要であると通知があったお子様については、歯科医での治療をお願いします。
<2年生「歯・口の健康課題とその予防について知ろう」>