学校日記:学校だよりアップしました。

未来を創る都路っ子

第3回 算数授業づくり研究会~自己の学びの成果や成長を実感できる授業改善~

県教育庁 義務教育課 指導主事 室井 聡先生をお招きし「ふくしま学力調査の結果分析をもとにした授業改善」についての研修会を開催し、ご指導をいただきました。

室井先生からは、ふくしま学力調査のデータ分析と活用方法について、改めて丁寧にご説明いただき、「まずは、一人一人の伸びや成果に着目し、その成長や努力を認め、賞賛することで、次のステップへの意欲、向上心、追究心を育むことにつながる」ことを本校の子どもたちの結果分析をもとに、ご指導いただきました。

その後、室井先生をファシリテーターに、「なぜ、この子は学力が伸びたのか?」をテーマに研究協議を行いました。学力調査等の客観的なデータに基づき、小学校6年間、さらに中学校進学後も見通した授業改善や適切な指導支援に努めることが、自己実現や進路実現にとって大切であることを再認識することができました。

単なる点数のよし悪しではなく、自己の学びの成果や成長を実感できる授業改善のために、ふくしま学力調査を今後も活用してまいります。

すずらん集会~かぜの予防~

健康委員会児童、養護教諭による「かぜの予防」の発表を行いました。

「手洗いレッド」、「うがいブルー」、「マスクグリーン」、「換気イエロー」、「睡眠ピンク」の秘密戦隊「うつしませんジャー」に扮して、かぜの予防、感染症対策のポイントを分かりやすく説明してくれました。

県内でも、インフルエンザ流行レベルが警戒レベルを大きく上回り、臨時休校や学年学級閉鎖の学校も増えております。

ご家庭でも、児童への手洗い、手指消毒、うがい、マスク着用、加湿喚起等の感染対策と、体の抵抗力・免疫力を高めるための「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」をお願いいたします。

3年生クラブ活動見学

来年度からクラブ活動がはじまる3年生が、実際の活動のようすを見学しました。

<クリエイティブクラブ> 

<アクティブクラブ> 

上級生が生き生きと活動するようすを興味深く観察していました。

来年はどんな楽しい活動になるか今から楽しみです。

 

福島大学出前講座~磁石の不思議~

福島大学人間発達文化学類 特任教授 村上正義先生をお招きし、3、4年生に向けた「科学」の授業を行っていただきました。授業テーマは「磁石の不思議」です。

身近なマグネットシートを活用した村上教授の実験では、磁力が働く向きの違い等、磁石の不思議な性質に子どもたちは、目を丸くして驚いていました。

子どもたちは、その磁石の性質を利用した「羽ぱたぱた昆虫(仮称)」づくりに楽しく取り組み、その後、お二人の福島大学の学生さんの指導をいただきながら、「鉄粉入り特製スライム」づくりに夢中で取り組みました。

楽しい実験やものづくりをとおして、科学の楽しさを味わい、科学的な思考、見方・考え方等、事象を深く探究する好奇心を大いに刺激していただきました。

村上教授、学生のお二人、ありがとうございました。

赤い羽根共同募金

先週、環境ボランティア委員会が「赤い羽根共同募金」活動を実施いたしました。

集まった浄財2,684円は「いつもお世話になっている地域のみなさんのために役立ててほしい」と、子どもたちから市社会福祉協議会の皆様にお渡ししました。

保護者の皆様、ご協力いただき、誠にありがとうございました。

3、4年「プレルボール」体育科授業実践

「易しいルールを基に意欲的に運動に取り組むことができる授業」をテーマにプレルボールの授業実践を行っています。

プレルボールとは、バレーボールの前段の運動として、ボール操作やアタック場面を簡易化したゲームで、拳でボールを叩き、バウンドさせて、基本3段攻撃で、相手コートに打ち返して、ラリーを楽しみます。

子どもたちは、試合をタブレットで録画し、作戦ボードを使いながら、自分たちに合った作戦を考え、一人一人の役割を確認します。

チームで協力し合って、作戦を楽しく考え、全員が活躍できる授業をめざしていきます。

すずらん集会~4年生「慣用句ワークショップ」、5年生「落語」発表活動~

本日のすずらん集会は4、5年生が国語の学習を生かし、「慣用句」と「落語」をテーマに発表しました。

4年生の発表では、「体や心、動植物に関する二つ以上の言葉を組み合わせて、それぞれの言葉の意味を超えて特別の意味を表すものを慣用句ということ」を説明し、その後、4つのワークショップに分かれ、クイズ形式で下級生や上級生に様々な慣用句の意味や使い方の例を紹介することができました。

5年生の発表は、古典芸能の世界「語りで伝える」の単元をもとに、落語について解説し、実際に「ごんべえたぬき」を落語風に演じることができました。

授業で学んだ内容を再構築し、説明したり、さらに探究したりする活動は、深い学びにつながります。次回、6年生の発表も今から楽しみです。

 

墨彩画教室

地域在住の遠藤和子様を講師に、5、6年生が墨彩画にチャレンジしました。

墨彩画は、墨と顔彩(水彩絵の具)を使って和紙などに描く絵のことです。

子どもたちは、墨彩画で描きたい果物や野菜を準備してきました。

さあ、遠藤先生にアドバイスをいただきながら、チャレンジです。

はじめに墨汁で写生し、絵の具で彩色していきます。

遠藤先生のご指導のおかげで、どの子も初めてにしては、なかなか味のある作品が完成しました。

何気なく見ていた果物や野菜でも、見えなかったものが見え、感じられなかった世界が感じられたようです。

物流ドローン実験プロジェクト

慶應義塾大学 南 博司先生による「物流ドローン実験プロジェクト」を行いました。

小学校からは6年生が作成した中学生への「折り紙メッセージ」、中学校からは小学生に向けた「都路中PRメッセージ」をドローンで輸送するプロジェクトであります。

飛行可否基準を「雨天時は中止、風速5m以上の場合は中止」と計画しておりました。少し風はあったものの、無事実施することができました。

1年生は初めて見る「飛ぶドローン」に感激し、ほかの学年の子どもたちは、たくさんのメッセージカードを一度に運べることに大変驚いていました。(中学校から見下ろす中学生と物流ドローン)

ドローンパイロットの国家資格(ライセンス)も昨年から導入され、高い安全性に基づくドローンの有効活用方法の可能性は広がっています。 

今後も南先生にご指導いただきながら、都路っ子のキャリア・復興教育に生かしていきたいと考えます。

(カプセルから中学生のメッセージを取り出す) (中学生全員からのメッセージカード)

民話、方言継承活動~ふるさとのよさや温かさを実感~

 

よりあい処「華」さんで「方言ばっかしで、おもしゃぐ しゃべっぺない」が開催されました。

令和5年度 文化庁委託事業 東日本大震災被災方言の記録作成及び啓発事業「田村の方言集(音声CD付)」の作成披露を兼ね、田村の方言による民話や落語の語り、方言を生かした特色ある教育活動や地域づくりについての座談会を設けていただきました。

民話の語りでは、たけるくんが「たぬきのえりまき」を方言の温かさが伝わるやわらかな口調で堂々と披露してくれました。

また、いつも都路太鼓指導でお世話になっている坪倉先生は、ユーモアたっぷりの巧みな話術で方言落語を披露していただきました。

「田村の方言集」の作成にあたられた都路民話の会代表 渡辺美智子さん、監修にあたられた福島大学人間発達文化学類教授 半沢 康先生と、校長とのパネルディスカッションでは、子どもたちが「民話や方言」を学ぶことで、地域とのふれあいや絆を深め、ふるさとのよさや温かさを実感できることを来場されたたくさんのみなさんと改めて共有させていただくことができた貴重な機会となりました。