美山っ子日記

美山っ子たちの活動記録

大きくなったよ!!落花生


 6月に種を蒔いたことをお知らせした落花生ですが、3ヶ月が経ち、ずいぶん大きく育ちました。

 葉もこんなにたくさんしげり、元気に育っています。
 そんな葉の中を、よく見てみると、こんな花が・・・

 黄色くて小さな花です。そして、この花が咲き終わると・・・

 花の咲いたところから、子房柄というものが伸びてきて、土の中に入っていきます。
ここに、落花生ができます。

 子どもたちは、葉の様子、花の様子、子房柄の様子をじっくりと観察していました。

 また、ものさしを使って、葉の大きさや、茎の長さを測りながら記録をとることが出来ました。



 そして、そして、こんなお客さんも。

 ショウリョウバッタのご夫婦です。写真の中から見つけられますか?

 さらに、カマキリです。
 子どもたちは、「まだ茶色いから子どもかなぁ。」と話しながら落花生の観察をしていました。

 そして、最後に…。

 カナヘビの子どもです。
 このカナヘビを見つけた子どもたちは、
「前に放した赤ちゃんじゃない?」「2年生が観察に出てきたから、出てきてくれたのかな?」
と嬉しそうに話していました。

 嬉しい再会と、たくさんのお客さんたちに囲まれながらの観察でしたが、最後はやっぱり、
「早く食べたい!!」
の2年生でした。

ザリガニたくさん釣ったよ!!

 生活科の学習で、三春町の石畑水生生物園に出かけてきました。
 前日から、とってもワクワクしながら準備をしていた子ども達、当日も、朝からワクワクとした様子でした。
 行きのバスの中では「早くつかないかなあ。」「いっぱい釣れるかなあ。」と期待感たっぷりに話していました。

 水生生物園に到着すると、長靴を履き、魚とり用のあみを持ち、タコ糸にスルメを結び、準備万端で活動をスタートしました。


 まずは、池の周りを囲んでいる石の隙間を覗きこんで、ザリガニを探します。ザリガニを見つけたら、スルメを垂らし、食いついてくる手応えをじっと待ちます。
 子ども達は、「まだかな、まだかな。」と言いながら、ザリガニをじっと見つめていました。


 はじめのうちは、すぐにスルメを引き上げてしまってなかなか釣れませんでしたが、少しずつ慣れてきて、見事に釣り上げることが出来ました。中には、見つけたザリガニを「絶対に捕まえる!!」といって、1時間も同じ場所で粘り、釣り上げていた児童もいました。

 今回の校外学習では、校長先生も一緒に活動しました。校長先生は、さすがにお上手で、子ども達にたくさんのアドバイスを送り、一緒に釣り上げたりしていました。

 また、釣ったザリガニをバケツに入れていたら、偶然にもオスとメスだったようで
 貴重な交尾の場面を観察することもができました。
 子ども達も、ザリガニの交尾についての知識ももっていましたので、「ザリガニが結婚した!」「先生、帰ったら、同じ水槽に入れてあげましょう!」と大興奮の様子でした。

 帰りのバスは静かな様子でしたが、それぞれ満足そうな表情を浮かべていました。以前から、ザリガニは飼っていたのですが、自分たちで捕まえたことで、より一層大切に育てようという気持ちが強まったようです。

マサコ先生、セレステ先生と英語に親しんだよ

9月1日、国際理解教育の一環として、英語指導助手の先生方と英語に親しむ活動をしました。「あいさつ」の仕方も今回で3回目となり、「How are you?」「I’m happy!」などと、子どもたちは先生や友達と上手に会話を交わすことができるようになっていました。


 
「ハイ!」「ハロ~!」あいさつを    同じ模様のカードを持つ友達を
しながら自然と笑顔がこぼれます。  早く見つけなくちゃ

「I’m sleepy」の顔で
                   歌っています

楽しんで演奏することができました!!

 去る8月21日(木)、田村市文化センターで田村地区音楽祭が行われました。午後から行われた合奏の部には、祭り参加、コンクール参加、合わせて8校がエントリーしており、美山小学校の出番は2番目でした。
   ステージの裏に移動した子どもたちの表情からは、大きな不安や緊張が感じられました。ですが、いざ演奏が始まると、いつも通りの真剣なまなざしが戻り、時々笑顔ものぞかせながら、最後まで素敵な演奏を会場のお客さんに届けることができました。



 当日まで、子どもたちが練習に集中できるようにと、たくさんのご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。

赤ちゃんとさよなら

 8月の初旬、カナヘビの赤ちゃんが生まれたことをお伝えしました。
 その赤ちゃんたちですが、本日、子どもたちが自然にもどすことを決めました。雨の降る中でしたが、カナヘビがたくさんいそうな校庭東側の土手に放しました。



 子どもたちは「このまま飼育を続けたい」という気持ちと、「自然にもどした方がカナヘビにとって幸せ」という気持ちの中で、悩みながら話し合いをしました。
 自分たちにどこまでお世話ができるのかについて真剣に話し合い、子カナヘビは自然にもどし、親カナヘビだけを飼育することに決めたのです。
 子カナヘビを放した子どもたちは、
 「元気でね。」
 「きっと仲間がいっぱいいるよ。」
 「えさもたくさんあるぞ。」
と声をかけながら、見送りました。

 「生きものとどのように接するか」ということを真剣に考えるとても良い機会となりました。