学校日記:学校だよりアップしました。

2024年2月の記事一覧

Kizunaドッグブラッシュアッププロジェクト~都路町商工会青年部の皆様とのコラボレーション~

地元産の豊かな食材使用と地域の名店の味の継承によるKizunaドッグの開発やブラッシュアップにより都路町発展のためのPR活動を目的とする本プロジェクトに、都路町商工会青年部部長 高橋将志様をはじめ4名の皆様にお出でいただき、講話と子どもたちのアイディアを生かした試作品の試食をさせていただきました。

4年生考案の「都路ハッピードッグ」、5年生考案の「チーズカレードッグ」、6年生考案の「ヒミツドッグ」(材料等詳細は企業秘密です。)各々、子どもたちならではの柔軟な発想に、高橋部長さんも感心されておりました。

試食後、食材や味について、子どもたちから「なかなか」の冷静な意見がいくつも出されました。

高橋部長さんからは、ブラッシュアップのために大切なことは、「地域の発展や貢献を目的としているため、みんなに受け入れてもらえる味であること」、「利益を追求するものではなく、コストを抑え、地元に密着したものであること」、「食品衛生法等の範囲内でできるもの」等、商品化に向けたポイントをまとめていただき、全員で確認しました。

都路町の大人と子どもの共同(協働)作業で、新しい都路自慢のものづくりの一歩が踏み出せることは、とってもすてきなことです。おいしくて、みんなが笑顔になるKizunaドッグの商品化が楽しみです。

つるし雛づくり

毎年恒例の「つるし雛づくり」の季節がやってまいりました。

今年も地域コーディネーター今泉さんと地域ボランティアの皆様のご協力をいただき、3、4年生が「華」さんにて製作活動をいたしました。

今年の干支「辰年」にちなんでタツノオトシゴづくりにチャレンジです。「つるしびな」としてはもとより一年間健康安全でいられるようお守りとして、願いを込めて丁寧に作業に取り組んでいます。

3、4年生はまだ家庭科を習っていないため、裁縫作業は初めてですが、ボランティアの先生方のサポートをいただきなが縫い上げていきます。

タツノオトシゴの形に布を縫い上げたら、中に綿を詰めます。

完成までもう少しのところで、給食のため学校に戻らなければなりません。

どんな作品に仕上がるかお楽しみに。

 

 

6年生を送る会~感謝の気持ちを伝えよう~

「6年生を送る会」を開催しました。12名の6年生は、心も体もみんな大きくたくましく成長しました。

校長の話の中で「6年間の小学校生活は長かったか、短かったか」尋ねてみると、ほとんどの子は「長かった」と答えていました。4月からスタートする3年間の中学校生活はあっという間に過ぎ去ることを伝え、部活や勉強など、中学生での目標も考えながら、卒業式までの19日間を一日一日大切に生活してほしいことを伝えました。

 

1年生~5年生の準備やおもてなしもすばらしかったです。ステキな似顔絵作成やかざりつけをはじめ、5年生4名が中心になって、6年生のために準備や練習に取り組んできました。

6年生を送る会は、今までたくさんお世話になった6年生に感謝の気持ちを贈る会です。

下級生の6年生への感謝の気持ちが、十分に伝わる温かい会となりました。

 

これまでの6年間を振り返り、1~5年生の思いを受け止め、新たな気持ちで、希望をもって中学校へ進学してほしいと願います。

小中連携授業~確かな学力と円滑な接続~

中学校 数学科ご担当 山崎先生、理科ご担当 新家先生にお出でいただき、授業を行っていただきました。学年の学習のまとめと仕上げの時期ということで、山崎先生には5、6年生の算数、新家先生には3、4年生の理科をお願いいたしました。

高学年の算数では、つまずきやすい百分率や割合について、ご指導いただき、中学年では、これまでの学習や実験観察を生かした作業的な学習をサポートいただきました。

算数では、中学校の授業さながらの数学的な見方・考え方を意識できるようなゆさぶりや働きかけに子どもたちは、みな集中して取り組み、理解を深めることができました。

理科でも、四季の草花の成長の様子のまとめや新家先生にご準備いただいた風車づくりに楽しく取り組み、アドバイスをいただきながら科学的な思考力を高めることができました。

小中連携授業の推進は、市の教育振興計画重点施策であります。算数や理科をはじめ、中学校の先生方の専門性を生かしながら、今後も小学生の確かな学力の定着、学びの面の「中1ギャップ」の解消に取り組んでまいります。

 

プロフェッショナルに学ぶ

声楽家 橋本 妙子先生、ヨガスタジオCEO 小上 陽子先生、元テレビアナウンサー 浮ヶ谷美穂先生、音響プロデューサー 遊佐 徹先生をお招きし、上学年対象の特別授業を行いました。

まず、小上先生によるヨガ教室です。「ヨガ」とは「つながる」という意味があることを教えていただきました。心を静め、エネルギーや集中力を高める呼吸法をヨガの姿勢、動きとともにご指導いただきました。子どもたちは、小上先生の動きに合わせ、体の動きと呼吸を意識しながら、ヨガに取り組むことができました。

集中力ややる気を高めたいとき、心を落ち着かせたいときに、きっと役立つことでしょう。

 

続いて、橋本先生による歌唱指導です。まずは、橋本先生のご専門であるオペラ歌唱をご披露いただきました。先生の豊かな表現力と歌唱力に子どもたちは圧倒されておりました。

今度は子どもたちの番です。正しい姿勢と口の開け方、発音を意識しながら、オクターブ超えの高音発声にチャレンジです。

発声練習の後は、全体、学年ごとに卒業式歌を聞いていただき、アドバイスをいただきました。プロの声楽家の先生に自分たちの歌を聞いていただく機会はもちろん初めてで、本番に向けて、よりよいハーモニーをめざそうという気持ちが高まったようです。

先生方には、貴重なレッスンをいただき、誠にありがとうございました。

 

 

 

「田村市民の歌」歌唱指導 Part3

市教育委員会白岩指導主事をお迎えし、第3回目のレッスンをいただきました。

今日は最後のレッスンということで、これまでいただいた「音程、姿勢、口の形、目を大きく、ことばの最初をはっきりと」等のご指導を振り返ります。

教えていただきました大切なポイントをひとつひとつ確かめながら、子どもたちが美しいハーモニーを意識しながら本番まで練習を継続していけるよう、取り組んでまいります。

これまでのご指導、誠にありがとうございました。

都路手作りレトロ結婚式

田村市に移住された新婚さんを都路の地域住民が中心となってお祝いする標記イベントが開催され、本校から2名の児童が、三献の儀(三三九度)の役割を務めました。

普段着慣れていない晴れ着(着物、羽織袴)や履き慣れていない草履ではありましたが、二人とも堂々と、凜々しくもあり、可愛らしくもあり、見事な立ち居振る舞いでした。

市長様をはじめ、地域内外の皆様、報道関係者の皆様など、大勢の方が見守る中、緊張を乗り越え、立派に花嫁行列や結婚式の大役を堂々と果たすことができました。

市当局、地域の皆様には、昔ながらの厳かで温かい結婚式参列という貴重な体験の機会をいただき、誠にありがとうございました。

この模様は、20日(火)KFB福島放送16時からの番組で放映される予定です。

 

命の循環~ムシムシランド in 都路小~

ムシムシランド 学芸員 大口宗将先生をお招きし、昆虫をとおした生態系について授業をしていただきました。様々な昆虫の冬眠のようすや、カブトムシの幼虫の例から腐葉土から見る「命の循環」について、スライドで分かりやすくご説明いただきました。

講義のあとは、カブトムシの大きな幼虫や巨大なマダガスカルゴキブリを観察したり、触らせていただきました。

「こんなに大きな幼虫がいるんだね。大きなフンをしているよ。体をムクムク動かしながら、どんどん腐葉土に潜っていくよ。」

冬の間は腐葉土の中に隠れて、なかなか見ることのないカブトムシの幼虫のようすを子どもたちは、じっくりと観察していました。

なんと体長7~8cmもある巨大なマダガスカルゴキブリに子どもたちは驚いています。見るだけでは満足できず、(はじめは恐がる子もいましたが)実際に手に取り、「かわいい、くすぐったい」と、すっかりペット感覚で、ふれあう姿に、たくましさを感じました。(ご安心ください。マダガスカルゴキブリは無害で穏やかな性質です。)

ムシムシランドは、4月6日に開園します。生き物が大好きな都路っ子も、珍しいカブトムシや様々な昆虫に会いに行きたいと思います。

大口先生、貴重なお話と体験をありがとうございました。

パワーアップ!勇壮「都路太鼓」

新年度に向けた都路太鼓練習がはじまり、今日は坪倉新治先生のご指導の2回目です。

都路太鼓は、今年度は3年~5年で活動いたしましたが、令和6年度以降は全学年児童での活動となります。

3月までは、現6年生をのぞく、1~5年生全員で練習し、4月からは新1年生も太鼓活動に仲間入りです。

3~5年生は、これまで体得してきた演奏にさらに磨きをかけようと意欲的に取り組み、1、2年生もはじめてとは思えないほど、自信をもって演奏に取り組んでいます。

本校独自の特色ある教育活動であり、地域伝統文化継承活動である「都路太鼓」

パワーアップした演奏披露をどうぞお楽しみに!

ダンス練習 Part2

Kouta先生のご指導によるダンス練習2回目です。

初回の練習では、「楽しいけど、難しい」と言っていた1、2、3年生、「楽しいけど、疲れる」と言っていた4、5、6年生ですが、練習2回目にして、早くも通し練習ができるようになり、メキメキと上達しています。

都路っ子のダンスのセンスや覚えのよさにKouta先生も大変感心されていました。

3月には、今年度最後の3回目のレッスンが予定されています。Kouta先生のようなキレキレのダンスをめざし、次回の練習も頑張ります。

福島大学出前講座~食の安全・安心、信頼を考える~

福島大学 農学群 食農学類 准教授 升本 早枝子先生をお招きし、「食と健康・安全」について4、5、6年生を対象に、ご講義をいただきました。

まずは、「食」とは何か、「健康」とはどういう状態なのかについて、その概念について、詳しく教えていただきました。それを踏まえ、食品の安全安心について、分かりやすく説明いただきました。

子どもたちは、大切なポイントをメモしながら、食い入るように升本先生のお話を聞くことができました。

「安全な食品」は科学的な根拠に基づくものであり、「安心な食品」は消費者の心の持ちようで判断されるため、その仲立ちとなる「信頼」が大切であることに子どもたちも「なるほど」と、納得していました。

後半は、子どもたちが現在、取り組んでいる都路産農産物の「ブランド化」に大きく関わる「農産物の高付加価値化」について、ご講義いただきました。

おいしさや新鮮さはもとより、生産者が見える、ストーリー性など、様々な構成要素の中から、「健康」機能の重要性について、升本先生が現在取り組まれている果物の機能性表示食品「りんご」のプロジェクトを例にご説明いただきました。

升本先生から本日いただいたご講義を生かしながら、子どもたちは、安全安心なおいしい野菜づくりに取り組み、都路産農産物活用した新たな「絆ドッグ」のブランド商品化を目指してまいります。升本先生には、今後もアドバイスをいただきたくお願いいたします。お忙しい中、貴重なご講義をいただき、誠にありがとうございました。

「達人に学ぼう」~インドネシアの文化に触れよう(5・6年)~

2月8日(木)、海外の異文化にふれることを通して、国際理解への興味・関心を高めることを目的として、川口内燃機鋳造株式会社からお招きしたインドネシア研修生3名に伝統武術「シラット」を披露していただきました。

 

まずは、「インドネシア共和国」の、食文化、学校生活、スポーツ、民族衣装、シラット、ラヤンラヤン(凧)について紹介です。

次に、いよいよ伝統武術「シラット」の披露です。
「シラット」とは、戦う武術ではなく、身を守るためのものです。
現在、スポーツ競技として人気があり、護身術やエクササイズとして国民に親しまれているそうです。

 

 

一呼吸の中にいくつもの技があり、体を回転させながら素早い動きを披露してくださいました。また、二人で様々な技を掛け合う「組手」を披露してくださいました。

 

そして、「ラヤンラヤン(凧)作り」をしました。インドネシアの凧のような、立体的で大型の凧や伝統的な絵柄の凧ではありませんが、インドネシアや日本の国旗を描いた絵など様々な絵を描いたカイトを作りました。

 

その後は、インドネシアの方々と一緒に、校庭で凧あげを行いました。
とても貴重な体験学習となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

木材活用教室~人と自然のふれあいを大切にしたSDGsな授業~

地域コーディネーター今泉さんのご紹介で、創藝舎 神先生とカメラマン アレックスさんをお招きし、木工活用教室を実施しました。 

まずは、廃材を活用した「バードコール」づくりです。バードコールは鳥のさえずりに似た音を出す道具ですが、神先生に準備いただいたかわいらしい木材に穴をあけ、ボルトをねじ込みます。ボルトを回すと、木材とこすれあって「キュッキュッ」という鳥のさえずりに似た音が出ます。 都路村の頃、村の鳥が「ヤマガラ」だったということも教えていただきました。

「(自分で作った)バードコールで、ヤマガラを呼ぶことができるかな・・・」

子どもたちは早速、外に出て試したいようです。

続いて「フライングシート」づくりです。校庭の笠松もそうですが、都路村の木が「赤松」ということで、松ぼっくりの中にある松の種子の形状をまねて、輪ゴムで飛ばすフライングシートを作りました。

完成したバードコールとフライングシートを持って、みんな校庭に集合です。バードコールの音に反応したのか、早速野鳥が校庭に飛んできました。空高く舞い上がり、くるくると見事に回転しながら、落ちてくるフライングシート飛ばしにみんな夢中になって取り組んでいました。

自然の素材を生かし、自分で作ったものを自然の中で楽しむ活動をコーディネートいただき、とても貴重な体験となりました。今後も神先生と、人と自然のふれあいを大切にしたSDGsな楽しい授業を創っていければと考えます。

新曲にチャレンジ~ダンス練習開始~

今年も冬の体力づくりの一環としてダンス教室がスタートしました。

ご指導は、テレビでもおなじみのブレイクダンサーKouta先生です。
新曲 Mrs. GREEN APPLEの「Magic」にチャレンジです。速いテンポの曲ですが、先生の動きを見ながら、みんな一生懸命練習できました。

レベルアップした振付にも、苦戦しながらも楽しそうに踊っていました。
これまでの積み重ねがあり、ダンスの振りをすぐに覚えることができていました。

「楽しかった!また来週が楽しみ」
子どもたちは、充実感に満ちていました。


このダンスは来年の運動会で披露する予定です。
どうぞお楽しみにしていてください。

 

 

「田村市民の歌」歌唱指導 Part2

市教育委員会白岩指導主事をお迎えし、第2回目のご指導をいただきました。

今回は、音程を正しくとるために、「ドレミの歌」の階名歌唱からスタートです。早口言葉トレーニングで、発音やリズム感も鍛えていただきました。

「市民の歌」練習では、子どもたちは、これまでご指導いただいた姿勢や口の開け方、息の吸い方などの正しい発声法を振り返りながら、前回よりもさらに美しいハーモニーになるよう一生懸命練習に取り組むことができました。 

白岩指導主事、お忙しい中、雪の中、誠にありがとうございます。

地元特産品活用授業①

4・5・6年生を対象に地元特産品活用授業として、都路商工会の方々においでいただきました。

都路商工会で作っている「『みやこじKIZUNAドッグ』をブラッシュアップしよう」というテーマでお話をいただきました。全6回の授業で、商工会の方々と都路小の児童で『みやこじKIZUNAドッグ』をさらに魅力的な商品にしていきます。

今日は、『みやこじKIZUNAドッグ』が生まれた経緯や、商品化するにあたっての思いを教えていただきました。また試食をしながら、子どもたちから感想や改善案などを言ってもらいました。

豆まき集会~心の鬼退治~

明日は節分ということで、本日のすずらん集会は、全校豆まき集会を開催しました。

はじめに校長から、節分にまつわる話をさせていただきました。節分は1年に4回(立春、立夏、立秋、立冬の前日)あることに驚いていました。一年間のはじまりの立春前の節分は、一年間の無病息災の願いを込めて豆まきをすることに納得していました。

続いて、代表委員児童による節分クイズです。

「渡辺」さんのおうちでは、豆をまかない(昔、渡辺 綱が鬼を退治したので、渡辺という家には鬼がはりつかないことから)など、コアなクイズばかりでした。

その後、学年代表の追い出したい心の鬼の発表です。「なまけ鬼」「いじわる鬼」「おこりんぼ鬼」「朝ご飯食べない鬼」「寝相悪い鬼」など、子どもたちは、自分を見つめ、追い出したい鬼が分かっているようです。

さあ、お待ちかねの豆まきです。

今年度も鬼ヶ島から4名の鬼の皆様にご来校いただき、まさに鬼気迫る豆まきとなりました。あまりの恐ろしさに、はじめのうち、泣いてしまう子もおりました。

さすがに高学年の子どもたちは、勇敢に鬼に立ち向かっておりました。

都路っ子は、どの子も存分に心の鬼退治ができたようです。

都路商工会青年部の皆様、お忙しい中、ご協力誠にありがとうございました。

 

 

薬物乱用防止教室

今年度も学校薬剤師の菅野裕子先生を講師にお招きし、薬物乱用防止教室を行いました。

まず、自然治癒力と薬のはたらきから、体に与える影響について、教えていただきました。

また、法律で使用が禁止されている薬物の他にも、お酒やたばこの害や普段使用している薬も正しく利用しないと「薬物乱用」になってしまうことを詳しく丁寧に教えていただきました。

薬物を乱用してしまうと、中毒や依存を引き起こし、脳に大きなダメージをあたえることを知ることができました。

大人が飲んでいるお酒やたばこも適切な量でないと、危険薬物と同じように体に影響が出てしまうことは、子どもたちにとって驚きでした。

菅野先生、お忙しい中、貴重なご講義を誠にありがとうございました。