学校日記:学校だよりアップしました。

2023年11月の記事一覧

すずらん集会~4年生「慣用句ワークショップ」、5年生「落語」発表活動~

本日のすずらん集会は4、5年生が国語の学習を生かし、「慣用句」と「落語」をテーマに発表しました。

4年生の発表では、「体や心、動植物に関する二つ以上の言葉を組み合わせて、それぞれの言葉の意味を超えて特別の意味を表すものを慣用句ということ」を説明し、その後、4つのワークショップに分かれ、クイズ形式で下級生や上級生に様々な慣用句の意味や使い方の例を紹介することができました。

5年生の発表は、古典芸能の世界「語りで伝える」の単元をもとに、落語について解説し、実際に「ごんべえたぬき」を落語風に演じることができました。

授業で学んだ内容を再構築し、説明したり、さらに探究したりする活動は、深い学びにつながります。次回、6年生の発表も今から楽しみです。

 

墨彩画教室

地域在住の遠藤和子様を講師に、5、6年生が墨彩画にチャレンジしました。

墨彩画は、墨と顔彩(水彩絵の具)を使って和紙などに描く絵のことです。

子どもたちは、墨彩画で描きたい果物や野菜を準備してきました。

さあ、遠藤先生にアドバイスをいただきながら、チャレンジです。

はじめに墨汁で写生し、絵の具で彩色していきます。

遠藤先生のご指導のおかげで、どの子も初めてにしては、なかなか味のある作品が完成しました。

何気なく見ていた果物や野菜でも、見えなかったものが見え、感じられなかった世界が感じられたようです。

物流ドローン実験プロジェクト

慶應義塾大学 南 博司先生による「物流ドローン実験プロジェクト」を行いました。

小学校からは6年生が作成した中学生への「折り紙メッセージ」、中学校からは小学生に向けた「都路中PRメッセージ」をドローンで輸送するプロジェクトであります。

飛行可否基準を「雨天時は中止、風速5m以上の場合は中止」と計画しておりました。少し風はあったものの、無事実施することができました。

1年生は初めて見る「飛ぶドローン」に感激し、ほかの学年の子どもたちは、たくさんのメッセージカードを一度に運べることに大変驚いていました。(中学校から見下ろす中学生と物流ドローン)

ドローンパイロットの国家資格(ライセンス)も昨年から導入され、高い安全性に基づくドローンの有効活用方法の可能性は広がっています。 

今後も南先生にご指導いただきながら、都路っ子のキャリア・復興教育に生かしていきたいと考えます。

(カプセルから中学生のメッセージを取り出す) (中学生全員からのメッセージカード)

民話、方言継承活動~ふるさとのよさや温かさを実感~

 

よりあい処「華」さんで「方言ばっかしで、おもしゃぐ しゃべっぺない」が開催されました。

令和5年度 文化庁委託事業 東日本大震災被災方言の記録作成及び啓発事業「田村の方言集(音声CD付)」の作成披露を兼ね、田村の方言による民話や落語の語り、方言を生かした特色ある教育活動や地域づくりについての座談会を設けていただきました。

民話の語りでは、たけるくんが「たぬきのえりまき」を方言の温かさが伝わるやわらかな口調で堂々と披露してくれました。

また、いつも都路太鼓指導でお世話になっている坪倉先生は、ユーモアたっぷりの巧みな話術で方言落語を披露していただきました。

「田村の方言集」の作成にあたられた都路民話の会代表 渡辺美智子さん、監修にあたられた福島大学人間発達文化学類教授 半沢 康先生と、校長とのパネルディスカッションでは、子どもたちが「民話や方言」を学ぶことで、地域とのふれあいや絆を深め、ふるさとのよさや温かさを実感できることを来場されたたくさんのみなさんと改めて共有させていただくことができた貴重な機会となりました。

葛尾小との交流授業

 葛尾小学校さんとの合同授業では、体育以外の教科領域でも交流学習にチャレンジしております。合同体育をとおして築いてきた相互理解やコミュニケーションを土台に「深い学び合いによる確かな学力の向上」に取り組んでいます。

<1、2年 音楽科>

<5年 道徳科>


<6年 道徳科>

 小規模校の課題「少人数学習における思考力や表現力の向上」の改善解消のために、子どもたちが思考を広げ、深めていくための「話し合い、学び合い」活動の充実に努めていきます。

朝の読み聞かせ~地域ボランティア~

都路民話の会の皆様に、今月もご来校いただき、子どもたちに昔話を方言で語っていただいたり、英語で語っていただいたりしながら、ふるさと都路への誇りと愛情を育んでいただいております。

「民話や方言」を知ることで、地域のみなさんとのふれあいや絆を深め、ふるさとのよさや温かさを実感し「都路の宝、元気」を発信しようとする子どもたちの主体的な活動につながっています。

第2回 避難訓練・引き渡し訓練

先週末の避難訓練、引き渡し訓練では、田村消防署「都路分署」「小野分署」の署員のみなさまや保護者のみなさまにご協力いただきながら、真剣かつ安全に実施することができました。

「強い地震の後,4階家庭科室より出火」想定の避難訓練では、体育館に一時避難のケースを試行しました。

「避難訓練は学校で実施するが、地震や火災などの災害は、学校でおこるものではなく、家にいるとき、スーパーで買い物しているとき等、様々な場所で、いつ発生するか分からない。落ち着いて、命を守る行動がとれることが大切である。」ことを子どもたちと確かめました。

 

 避難訓練の後の引き渡し訓練では、非常災害時において、連絡手段が取れない場合を想定し、児童の安全な帰宅のため、緊急連絡と引き渡しが円滑に行われるよう手順や方法を学校と家庭が、確認することができました。

冬本番、ご家族でも改めて、火災予防や家庭における避難方法について、ご確認いただきたくお願いいたします。

災害復興支援 伝手品 ファンタジーマジックショー

都路小と葛尾小の子どもたちが楽しみにしていた「ファンタジーマジックショー in みやこじ」が開催されました。田村市副市長 小野淳一様、教育長 飯村新市様をはじめたくさんのご来賓、地域、保護者のみなさんにもお出でいただき、一流のプロのマジック&イリュージョンを子どもたちと一緒に楽しむことができました。

 

愉快なマジック、幻想的なイリュージョンを披露いただいたのは、これまで東日本大震災の被災地約140カ所以上で公演をされております「公益社団法人 日本奇術協会」のプロのマジシャンのみなさんです。マジックを通して、被災地のみなさんに、たくさんの夢と希望と、元気を与えていただいております。

 

本日は、特別ワークショップの時間もとっていただき、マジックの華麗なテクニックや原理を教えていただく貴重な機会をつくっていただきました。都路や葛尾から、世界的なマジシャンが誕生するかもしれません。

都路小中学校運営協議会、地域コーディネーターのみなさん大変お世話になりました。

合同体育バスケットボール(5・6年生)

葛尾小学校さんとの合同体育、5・6年生はバスケットボールをやっています。

今週で4回目の授業となり、チームで話し合った作戦をうまく実行して上手になってきました。

パス回しやガード、声かけなど見応えのある試合になってきました。

 

 

 

 

試合後の振り返りの様子です。お互いにたくさん意見を交わしてコミュニケーションをとっています。

 

 

【11/16(木)】第2回 幼小交流会~1・2年生と都路こども園~

 来年度新1年生となる園児と小学1・2年生との、第2回目の交流会が行われました。

 最初に、1・2年生の劇の発表を行いました。1・2年生は、ちょっと緊張しながらもがんばって演じることができました。こども園の子ども達は、にこにこしながら楽しんで見ることができました。

 発表の後は、教室に移動しました。1・2年生が、生活科で作ったおもちゃで遊びました。1・2年生がやさしく遊び方を教えていました。来年度、小学校に入学するのが楽しみですね。

【11/16(木)】葛尾小との合同体育~中学年、高学年~

本日は、中学年と高学年が、葛尾小学校と都路小学校との合同体育を行いました。

 

◆3校時【3・4年生】ゴール型ゲーム「ラインサッカー」

 全員が楽しめてたくさん動くことができるように、ゲームのルールを子ども達が考えました。その後、いよいよゲームへ。

 

◆4校時【5・6年生】ゴール型ゲーム(バスケットボール)

 チーム毎に練習内容を考えて、練習しました。その後、試合へ。

 

4年生「理科」授業研究会~理科好きな児童を育てる~

本日、4年生の理科「物の体積と温度」の授業研究を行いました。

授業テーマ「これまでの学習(空気・水)をいかして、金属の体積変化を実験することにより、金属における熱と体積の関係をとらえることができる授業」をめざし、前時までの学びのつながりから「めあて(課題)」の把握、「予想」、「実験方法(実験の見通し)」、「実験」、「結果の考察、まとめ」までの科学的探究活動の一連の流れ(学びのルーティン)に沿った活動により、児童の深い理解につなげることができた授業でありました。

今後も、都路の豊かな自然や教育的資源としての人材を授業に生かし、科学的探究心や思考力を高め、多くの「理科好き」を育ててまいります。

本日の授業のようす

本日も都路小学校は全員元気に出席です。

<1,2年生>葛尾小との合同体育

<3年生>社会科

<4年生>算数

<5年生>図工

<6年生>社会

全国的にインフルエンザ等の感染症が大流行しております。真冬のような寒さ到来、子どもたちはもとよりご家族のみなさんもご自愛ください。

森林環境学習(低学年)

<本事業は、県「森林環境税」を活用させていただいております。>

1・2年生は、今年度2回目の森林環境学習を行いました。

講師として、今回も横田清美さん(きよちゃん)にお越しいただきました。

6月のときとは違い、寒くなってきたときの植物や生きものの様子を観察しました。

「最近、小さい虫がたくさん飛んでいます。」

「これは、アブラムシだね。こうやって集まって飛んでいるのは何でか分かる?」

「仲間だから?」

「実はね、ここで結婚する相手を探しているんだよ。そうやって、赤ちゃんを産むんだ。」

 

「この切り株をみてごらん。これをみると、この木が何歳か分かるんだよ。」

「どうやって?皮の数を数えるのかな?」「葉っぱの数じゃない?」「この丸の数?」

「そう。ここの丸を年輪といって、この数を数えたら木の歳が分かるよ。この木はだいたい60歳くらいだね。」

「え~!おじいちゃんの木だ!」

など、普段何気なく目にしているものも、注意深く見てみると新しい発見があり、楽しく学ぶことができました。

 

葛尾小との合同体育~協働的な学びの充実~

今年度も6月と11月に葛尾小学校との合同体育を各学年12時間ずつ実施しております。

低学年は今回、サッカーボールを使った「シュートゲーム」を楽しく学習しました。合同体育は、「級友」が増えることによって相互理解やコミュニケーション力が高まり、強いては、「話し合い、助け合い、学び合い」の協働的な学びの充実につながります。

今後も小規模校の強みである機動力やネットワークを生かした教育活動を展開し、子どもたちのよさや可能性を存分に「発揮し合う」ことができる教育環境を整備してまいります。

いもほり~今年も大収穫~

実りの秋、1~4年生が学校の畑に植えた「サツマイモ」を本日収穫しました。

夏の間も、朝の涼しい時間を見つけてお世話してきたサツマイモの収穫は、みんな楽しみでした。

地域ボランティアの加藤さん、吉田さん、今泉さんにお手伝いいただきながら芋掘りがスタート。

大きく育ったいもをほりあて、みんな大興奮です。

「大きすぎてほれない」
「大中小、何個もつながってる」
「こっちにも埋まっているかも」

顔よりも大きいいもがたくさん掘れて子どもたちは大大大満足でした。


たくさんのバケツに入りきれないくらい大大大収穫のいもほりでした。

3年 国語科授業実践~タブレット端末の有効活用~

本日、3年生の国語科「山小屋で三日間すごすなら」の授業実践を参観しました。

「山小屋」ではなく「無人島」に設定変更し、話し合いにより持って行くべき5つの道具を選別する授業でありました。

子どもたちはタブレット端末のロイロノート付箋紙機能を上手に活用しながら、積極的に意見の交流することができました。シンキングツール(ベン図)にまとめていく段階では、「ロープ」「のこぎり」「パラシュート(布)」「救急箱」「ガムテープ」等のアイテムについて、自由な発想と友達を納得させる理由(根拠)を的確に発表し、円滑な話し合いがなされていました。タブレット端末は、その機能を上手に生かせば、互いの考えを短時間で共有できるよさがあります。

個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実のために、今後もICT機器の有効活用を図ってまいります。

ふくしま教育週間フリー参観

福島県では11月1日を「ふくしま教育の日」と定め、11月1日~7日までを「ふくしま教育週間」としています。

本校では、先日の11月3日の学習発表会に引き続き、本日フリー参観を開催いたしました。

フリー参観では、国語や算数の授業はもとより、中学校の先生による1年生の音楽の授業や中学年、高学年の葛尾小学校との合同体育の授業、ALTアントニオ・ラミレズ先生の外国語指導、給食の様子、クラブ活動の様子等、都路小ならではの特色ある教育活動を保護者や学校運営協議会委員の皆様に、ご覧いただくことができました。

保護者や地域の皆様には、教育週間に限らず、普段から気軽に学校にお立ち寄りいただきたくお願いいたします。

地域の方から子どもたちへの素敵な贈り物

学習発表会にお出でいただいた地域の方から、子どもたち全員に素敵なプレゼントをいただきました。

「子どもたちの発表に大変感動し、元気をもらったお礼です。」

ひとつひとつ手作りの素敵な折り紙小箱に入ったプレゼントです。

子どもたちの頑張りへのご褒美、誠にありがとうございます。