未来を創る都路っ子
すずらん集会(1・2年生の発表、情報委員会から本紹介)
今回のすずらん集会では、1・2年生の発表と情報委員会の児童から本の紹介がありました。
1・2年生は、音楽の授業で学習したことを発表しました。
まずは、音楽クイズ!楽器の名前や曲当てを行いました。
クイズの後は、「かぼちゃ」という曲の演奏です。
カスタネットやトライアングル、ウッドブロックなど様々な楽器を使っての発表で、
元気に歌いながら、リズムを合わせて演奏することができました。
情報委員会は、選書ツアーで購入してきた本の中からおすすめの本を紹介しました。
低学年におすすめの本は「世界一の巨大生物」
中学年におすすめの本は「たべてうんこしてねる」
高学年におすすめの本は「人体ジェットコースター」です。
おすすめの理由も合わせて、しっかり発表できました。
児童の皆さんには、朝の読書の時間や週末読書などを活用しながら、ぜひたくさんの本を読んでほしいと思います。
福島大学出前講座~持続可能な電気エネルギーの「なんで?」~
福島大学 人間発達文化学類・教職大学院 特任教授 鈴木 昭夫 先生をお招きし、「身近な電池を通して、電気と私たちのくらしに目を向けるとともに、持続可能な電気エネルギーについて興味・関心を高める」ことを目的に、5、6年生を対象に、ご講義をいただきました。
はじめに、ストローを使った簡単な静電気の働きを知る実験活動を行い、「電池の科学」~昔、今、未来の電池~についてお話をいただきました。紀元前の静電気発見エピソードから、基本的な電池のつくりや歴史等について詳しく説明をいただきました。
続いて、理科室に移動し、実際に、身近なもので電池を製作し、電気をつくる実験を行いました。材料は、木炭、キッチンペーパー、アルミホイル、輪ゴム、食塩水です。子どもたちは、手際よく炭電池を製作し、オルゴールやモーター、発光ダイオードにつないでみました。オルゴールを鳴らすことができた子も複数おりました。どの子の電池も電圧電流計で測定すると、大きく反応し、確かに電気がつくられていることが分かりました。
なんとかモーターを回そうと、炭電池を直列につないでみるなど、子どもたちは試行錯誤を繰り返していました。
どの子にとっても「電気」を科学する物理学への興味関心が高まり、実験の大切さを実感できた授業となりました。
教授から、子どもたちへのメッセージ「なんで?」を大切に、今後も理科をはじめとする様々な探究的な学びに生かしてまいります。鈴木教授、お忙しい中、貴重なご講義をいただき、誠にありがとうございました。
都路地域の伝統文化「小正月 だんごさし」体験活動
本日、毎年恒例の「団子さし」を3、4年生が行いました。
みず木の枝先に、団子や宝船、鯛、大判小判等の縁起物の飾りをつけ、豊作や家内安全、無病息災を祈る大切な行事です。子どもたちも楽しみにしている「団子さし」は、いつも大変お世話になっている地域コーディネーター今泉さんご夫妻に、今年もご指導いただき実施することができました。
まずは、団子作りにチャレンジです。米粉をこねて団子を作り、紅、黄、緑、オレンジの鮮やかな色をつけて丸くし、お鍋でゆであげます。
団子がさめたら、2本のみず木にバランスよくさしていきます。鯛やサイコロ、小判などのお飾りもつけました。花がさいたように一気に華やかになりました。
いよいよお楽しみの試食タイムです。自分達で作ったお団子にきなこをまぶして、たくさんいただきました。おいしくいただいた後は、みんなで協力して、後片付けもしっかりできました。
どの子も団子さし体験は初めてだったようで、楽しく活動することができました。
今泉さんには準備から後片付けまでご指導いただき、誠にありがとうございました。
保護者、地域のみなさま、華やかな「団子さし」をどうぞお気軽にご来校いただき、ご覧ください。
福島大学出前講座~昆虫を知ろう~
福島大学 理工学群 共生システム理工学類 教授 塘 忠顕 先生をお招きし、身近な昆虫の世界を知るとともに、昆虫模型を作ることにより体のつくりの特徴を捉えることをねらい、3、4年生を対象に、ご講義をいただきました。
まず、「昆虫を知ろう!~体のつくりや昆虫の世界~」の講義では、昆虫の体のつくりについて、頭部、胸部、腹部、翅(はね)や脚の生え方、口や脚のパーツ、呼吸をする器官について、教授の研究調査によるスライド写真や標本をもとに詳しく教えていただきました。
顕微鏡観察では、実際の昆虫の体のつくりの美しさや見事さにみな感心していました。胸部は実は3つに分かれていること、昆虫の中には、進化により脚が4本の仲間もいること、翅が4枚ではない仲間もいること等、これまでの既成概念や知識を越えるお話に、みな驚いていました。
次に、粘土とストロー、モールで、昆虫模型をつくりました。はじめの講義で教えていただいた昆虫の体のつくりを踏まえながら、トンボ、チョウ、カブトムシを作ります。特に、ストローとモールで作る脚は、1脚が5つのパーツに分かれているので、子どもたちは試行錯誤を繰り返しながら、製作に没頭していました。
今日の講義や観察、製作活動によって得た知識や深い学びは、ふるさと都路の自然の見方・考え方をさらに豊かにし、一生子どもたちの中で、生きて働くことでしょう。
塘教授、お忙しい中、貴重なご講義を誠にありがとうございました。
冬季休業後すずらん集会~今年もよろしくお願いいたします~
新年を迎え、後期後半がスタートしました。どの子も冬休み期間中、ご家族と充実した冬休みを過ごせたことがうかがえます。
ご家庭における学習面のサポートや健康安全面のご指導に改めて感謝申し上げます。
校長から、はじめに、能登半島地震について話をしました。「大きな地震や自然災害は、いつ起こるか誰にも分からないため、普段の備えや心構えが大切であること、家庭における災害時の安全な避難の仕方については、もう一度、ご家族と確認すること」など、遠くで起こっている災害と考えず、明日は我が身、自分ごととしてとらえられるよう、災害の怖さや命の大切さについて、継続して学校でも指導してまいります。
さて、今年は辰年、活気や力がみなぎり、努力が形となり、実を結ぶ年になるといわれます。健康安全に気をつけ、自分の新たな目標に向かって、学年末51日間を一日一日大切に生活していくことを約束しました。
2024年も保護者、地域の皆様の応援とご協力をよろしくお願いいたします。
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