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2022年12月の記事一覧

1ツ星 12月の廊下掲示

いよいよ今週で令和4年の授業も終了です。振り返ると1年間あっという間でした。12月の掲示物を紹介します。

(コンピュータ室前)

文化部の掲示です。文化部は1年間、毎月毎月季節を表す掲示物を作成し続けました。令和4年の締めくくりはもちろんスです。木の枝に乗った三角形のサンタが可愛いですね。

(1年教室前)

1年生の廊下には、「今年の漢字」がありました。「楽」や「笑」「協」など仲間と楽しかった1年を表す漢字がある一方、「甘」や「忘」など自分に甘かったと反省する漢字も見られました。「挑」や「努」など今年中学生になって、いろんなことに頑張ったと振り返る生徒も多かったです。

(1年学習室前)

先日の福島民報社出前講座で学習した文章の書き方を生かして早速文章作りを行った作文になります。自分が気になった新聞記事を挙げ、それについて自分の考えを述べています。よく書けてます。

(2年学習室前)

2年生も出前講座で学んだ知識を生かして書いています。なかなか書けています。書いた反省を自分でコメントしていていいですね。

(家庭科室前)

3年生が幼稚園訪問に行った際の写真や、自分で制作したオリジナルの絵本、1年生が作成した布製ファイルカバーが展示されていました。幼稚園訪問の写真は、園児だけでなく、訪問した3年生たちの笑顔もとってもすてきな写真です。

(図書室、多目的室前)

12月の掲示に変わりました。三角形のオブジェをさらに三角形に並べてクリスマスツリーを表しています。面白いですね。また、昼の放送で支援員さんが朗読した本もここで紹介しています。今年から始めた朗読は、昼の黙食の時間にぴったりでした。来年も楽しみです。さらに、人権週間に合わせ人権に関する本と冬休みおすすめの本が紹介されていました。

(3年学習室前)

3年生の廊下にも、出前講座の成果がありました。全校生でお話を聞けて良かったです。その後に国語の授業でも新聞を取り扱いました。この書き方は小論文等にも生かせるかもしれませんね。

1年間、それぞれの立場で毎月工夫して掲示してくれました。ありがとうございました。

 

 

雪 雪景色。寒いけど温かい気持ちに。

19日は、日曜日から降り続けた雪が積もり、一面の雪景色でした。

気温も氷点下だったため、比較的さらさらした雪が道路にたくさん残っていました。通行の際は転倒、およびスリップに十分気を付けてください。

下の道路に行くまでの道を雪かきしていると、地域の方が既に校門、自転車小屋周辺や歩道を雪掃きしていただいたことがわかります。本当に感謝です。

また、雪かきをしていると、たくさん生徒たちが応援に来てくれました。こういう行動は嬉しいですね。おかげで向かい側の歩道まで掃くことができました。生徒の皆さんありがとう!

グループ 第5回奉仕委員会

本日放課後、第5回奉仕委員会が開かれました。

奉仕委員会は生徒会組織の一部で、自分たちの学校生活をよりよくするための自治的活動をしています。

生活、放送、図書・学習、保健、ボランティア、給食委員会の6つの委員会と、生徒会執行部が放課後話し合っていました。今回は、これまでの反省と、反省を生かしたこれからの活動について話し合いました。

鉛筆 福島民報社出前講座(全校生)

12月8日(木)の5・6校時に、福島民報社出前講座を開催しました。

講師は、福島民報社 地域づくり局編集委員 坪井法彦さんです。

テーマは、

① キャリア教育の視点から今の中学生に伝えたいこと
② 新聞の見方、文章の書き方

についてお話しいただきました。

最初にご自身の経歴が紹介されました。中学校から高校、大学、社会人へとそれぞれのステップでご自身が感じたり、考えたりした大切なことを、具体例を挙げながら生徒たちに伝えていきました。人生の先輩から将来のことについて学ぶことは中学生にとってとても貴重です。将来のことなので今はピンと来ないかもしれませんが、これからの自分に生かしていくことで、きっと良い結果になると思います。

また、後半は新聞の見方や文章の書き方を教えていただきました。新聞の見出しや段落構成にはそれぞれねらいがあることや、写真等も1枚で伝わるよう厳選されていること等、新聞は「正しい情報」を「分かりやすく」伝える工夫がされていることが説明されました。

この考え方は書き方にも応用できます。逆三角形の考え方で、最初に主張を書き、それから理由やそう考えた背景、事の詳細や考えたこと、感想などを肉付けしてくことで文章が書きやすくなります。

早速、生徒達もその考え方で書いてみました。すると、書くことが苦手だった生徒もかなりの量が書くことができました。

3年生の生徒が書いた文章は素晴らしかったです。

生徒から質問もありました。

御礼の言葉の中に、文章の書き方のきっかけをつかめたという感想がありました。

ストーブを焚いていても体育館は寒かったのですが、生徒たちは2時間しっかり聞いて学んでいました。学んだ事は早速試してみて欲しいです。文章は経験を積むことでもっと良くなるというお話もいただきました。

坪井様、お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。

 

笑う 租税教室(3年)

本日、4校時目の3年社会の授業で、租税教室を行いました。

講師は、税理士の宗像住孝さんです。さらにお2人の税理士の方にも参観いただきました。

講義は、憲法の三原則「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」、三大義務「教育を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務」三権分立「立法権」「行政権」「司法権」を問うことから始まりました。

質問された生徒もしっかりと答えていました。さすがは3年生です。

次に、「税は誰から集めるのか。」「税金はどこに集まるのか。」「そのお金は誰のために使われるのか。」「使い道を決めているのは誰なのか。」講師の先生は次々に生徒へ質問して考えさせます。そして、生徒に気付かせながらお話を続けました。
「国民から徴収した税金は国民のために使われる。」、「税金とは豊かな社会を作るための会費である。」生徒は大切な言葉を書き留めます。

次に国の財政収支についてみると、収入の約1/3は借金であることがわかります。

「例えば、10000円の支出をしなくてはならないときに、収入が6000円しかない。あなたはどう解決する。」

解決のための3つの方法、①支出を減らす、②収入を増やす、③借りるの視点から考えていきます。例えば、増税は②の方法であることがわかります。しかし、どの方法も単独では解決が難しく、現在、国は3つの方法のバランスをとって解決しようとしていることが説明されました。

また、税の負担の仕方にも、富を多く持つ人から多めに徴収する「富の再分配」の考え方で工夫がされていることが説明されました。

税金についてとても分かりやすい説明でした。時折、学習のコツなども教えていただき、大変充実した時間となりました。宗像先生、ありがとうございました。