福島民報社出前講座(全校生)
12月8日(木)の5・6校時に、福島民報社出前講座を開催しました。
講師は、福島民報社 地域づくり局編集委員 坪井法彦さんです。
テーマは、
① キャリア教育の視点から今の中学生に伝えたいこと
② 新聞の見方、文章の書き方
についてお話しいただきました。
最初にご自身の経歴が紹介されました。中学校から高校、大学、社会人へとそれぞれのステップでご自身が感じたり、考えたりした大切なことを、具体例を挙げながら生徒たちに伝えていきました。人生の先輩から将来のことについて学ぶことは中学生にとってとても貴重です。将来のことなので今はピンと来ないかもしれませんが、これからの自分に生かしていくことで、きっと良い結果になると思います。
また、後半は新聞の見方や文章の書き方を教えていただきました。新聞の見出しや段落構成にはそれぞれねらいがあることや、写真等も1枚で伝わるよう厳選されていること等、新聞は「正しい情報」を「分かりやすく」伝える工夫がされていることが説明されました。
この考え方は書き方にも応用できます。逆三角形の考え方で、最初に主張を書き、それから理由やそう考えた背景、事の詳細や考えたこと、感想などを肉付けしてくことで文章が書きやすくなります。
早速、生徒達もその考え方で書いてみました。すると、書くことが苦手だった生徒もかなりの量が書くことができました。
3年生の生徒が書いた文章は素晴らしかったです。
生徒から質問もありました。
御礼の言葉の中に、文章の書き方のきっかけをつかめたという感想がありました。
ストーブを焚いていても体育館は寒かったのですが、生徒たちは2時間しっかり聞いて学んでいました。学んだ事は早速試してみて欲しいです。文章は経験を積むことでもっと良くなるというお話もいただきました。
坪井様、お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。