夢・愛・自立~Dreams come true!~

2022年7月の記事一覧

ハート 思春期保健教室(2年)

今日の3校時目に、2年生が思春期保健教室を実施しました。

講師は助産師の吉岡利恵さんです。「異性への理解を深めよう」と題して講話をいただきました。

小学校から高校までの思春期には、悩んだり、気持ちがくるくると移り変わったりします。この時期には当たり前の状態で、周りの人も同様に悩んでいると考えれば、自然と相手を理解してあげられると思います。

講師の先生は、様々な例を挙げながら、自分の性の発達への理解、異性についての理解についてお話くださいました。

一部を紹介します。

思春期は、経済的、社会的、精神的、性的自立のため、「自分のいのちを守る力」を育てて、力をつけて大人になっていく時期。

また、体では男女の生殖能力が発達し、「新しいいのちをまもる力」が備わる時期です。

また、体の性、心の性、表現の性、好きになる性は人それぞれ異なり、男女2通りの性だけでなく、いろいろな性のとらえ方があること。

 

異性との付き合い方をきちんと考えること。互いを尊重しYES、NOをはっきりと言える関係性であること。望まない妊娠はしないこと。自分の心を見つめ、考えや気持ちを言葉にすること…などたくさんのお話をいただきました。

 

生徒たちは、時にはメモをしてしっかりとお話を聴いていました。

以下、生徒の感想を紹介します。

・思春期に起こることが詳しく分かった。自分の気持ちと相手の気持ちを理解して行動できるようにしたいと思った。
・自分の気持ちを時々覗いて頭の中で言葉にすること、自分の気持ちは言葉で相手に伝えること、どう判断して、どう行動していくかということを大切にして生活していきたい。
・今回の話を聞いて、デートDVなど、聞いたこともない言葉を出てきたり、相手にも理由があったりするんだなと思ったから今回学んだことを生かしたい。

キラキラ 7月の廊下掲示

前回の紹介から間が空いてしまいましたが、7月の廊下掲示紹介です。一部、更新された掲示物もあるので、以前のものと一緒に紹介しています。

【2階】

(コンピュータ室前)

文化部の掲示です。毎月季節感を表現するように工夫されていますね。「Hit the beach and catch some rays.」のメッセージはどういう意味かわからなかったので調べると、「ビーチに行って、日焼けしよう」というような意味のようです。夏ですね。

(1年教室→つつじ学級→2年教室→家庭科室前)

1、2年生の廊下には、日光、仙台へ行った学習旅行の班新聞が掲示されています。じっくり読むと、いろいろなハプニングや学びがあったことがわかります。生徒たちの文章はハプニングも明るくまとめてあっていいですね。

つつじ学級の貼り絵は、細かく切った折り紙をピンセットを使って丁寧に貼って作っています。集中力がいる作業でしたが、最後まで頑張りました。

家庭科室の前には、3年生の幼い頃の写真が貼ってあります。3年生はこれから「保育」の授業で幼稚園訪問を計画しています。子どもの気持ちを考えながら、今はおもちゃなどを手作りで作成中です。

【3階】

(3年教室→3階廊下→多目的室前→図書室前廊下)

 3年生教室廊下には、社会の授業でウクライナ情勢について調べ学習をした結果を掲示しています。発表を聞いた他の班員からのコメントが付箋いっぱいに貼ってありました。よく調べてあって生徒たちの関心も高いです。

3階廊下では、生徒のおすすめ図書を紹介しています。生徒が手作りでPOPをつくり、コメントなども工夫していました。

多目的室前は、図書館支援員さんがテーマに沿った図書の紹介や、廊下に季節を感じる掲示をしてくれています。朝顔を見ると、やっぱり夏を感じますね。

【1階】

保健室前の掲示板にもさりげなく、夏らしい掲示がありました。

保護者の皆様は、明日の授業参観の際に直接ご覧いただけたらと思います。

 

ハート 人権啓発講演会(2年)

本日、田村市文化センターで人権啓発講演会が開催されました。

市内の中学校の2年生が集まり、講演をお聞きました。

福島地方法務局郡山支局 武藤こずゑ 様から人権についての講話をお聞きした後、福島大学 教育推進機構 高等教育企画室准教授 前川直哉 様から、演題「誰もが生きやすい社会へ ~多様な性と性的マイノリティ ~」で講演をいただきました。

「マイノリティ」とは、「少数派」という意味ですが、言葉のとおり少数というだけで、特別なものではなく、個性として考えることが大切です。また、マジョリティ(多数派)とマイノリティの間にもグラデーションのように様々な考えを持つ人がいて、性の考え方にも多様性があるというお話がとても印象的でした。生徒たちは真剣にお話を聞いていました。今日のお話を普段の生活やコミュニケーションの際に思い出して生かして欲しいと思います。

田村市人権擁護委員会の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

小中合同授業(部活動見学)

本日の授業が終わった後、約50分間、小学校6年生に部活動見学をしてもらいました。

各部活動の活動場所に行って見学しましたが、どの部活動の中学生も少し緊張しながら、活動を小学生に紹介していました。

小学生も中学生になったら、どの部活動に入部しようか考えながら見学していたようです。

小中合同授業(5日目・道徳)

本日の5校時、小中合同授業の一環として、芦沢小、船引南小の6年生と本校の1年生で合同の道徳授業を行いました。

授業が始まる前に本校1年担任の話で話しやすい雰囲気を作ってから授業に入りました。

「生命の尊さ」を考える授業で、難病のために20歳までしか生きられないとわかった主人公が、生きる意味について考えどう生きればよいかもがき悩み、ある時、同じような境遇の中強く生きる人の姿から、ついに自分の生き方を見つけるという内容でした。小学生には難しい内容かと思われましたが、中学生と同じグループで考えを深め、積極的に発言する姿が見られました。

授業では、「当たり前に過ごせていることに感謝しながら、生きていきたいと思う。」、「その時その時で悔いが残らない、やりがいのある人生を歩んでいきたい」という前向きな感想が出てきていました。