夢・愛・自立~Dreams come true!~

ハート 思春期保健教室(2年)

今日の3校時目に、2年生が思春期保健教室を実施しました。

講師は助産師の吉岡利恵さんです。「異性への理解を深めよう」と題して講話をいただきました。

小学校から高校までの思春期には、悩んだり、気持ちがくるくると移り変わったりします。この時期には当たり前の状態で、周りの人も同様に悩んでいると考えれば、自然と相手を理解してあげられると思います。

講師の先生は、様々な例を挙げながら、自分の性の発達への理解、異性についての理解についてお話くださいました。

一部を紹介します。

思春期は、経済的、社会的、精神的、性的自立のため、「自分のいのちを守る力」を育てて、力をつけて大人になっていく時期。

また、体では男女の生殖能力が発達し、「新しいいのちをまもる力」が備わる時期です。

また、体の性、心の性、表現の性、好きになる性は人それぞれ異なり、男女2通りの性だけでなく、いろいろな性のとらえ方があること。

 

異性との付き合い方をきちんと考えること。互いを尊重しYES、NOをはっきりと言える関係性であること。望まない妊娠はしないこと。自分の心を見つめ、考えや気持ちを言葉にすること…などたくさんのお話をいただきました。

 

生徒たちは、時にはメモをしてしっかりとお話を聴いていました。

以下、生徒の感想を紹介します。

・思春期に起こることが詳しく分かった。自分の気持ちと相手の気持ちを理解して行動できるようにしたいと思った。
・自分の気持ちを時々覗いて頭の中で言葉にすること、自分の気持ちは言葉で相手に伝えること、どう判断して、どう行動していくかということを大切にして生活していきたい。
・今回の話を聞いて、デートDVなど、聞いたこともない言葉を出てきたり、相手にも理由があったりするんだなと思ったから今回学んだことを生かしたい。