夢・愛・自立~Dreams come true!~

2021年6月の記事一覧

2学年 職業講話「働く人に学ぶ会」を行いました。

 本日、5・6校時の総合学習の時間、2学年は職業講話「働く人に学ぶ会」を行いました。「働く人に学ぶ会」では、本校の校区内にある、株式会社 桑原コンクリート工業様,株式会社 フクイシ様,有限会社 三輪電設様の3社から講師をお招きして実施しました。

 前半は、シンポジウム形式で行いました。「仕事を通して感じている喜びや充実感は何か。」「仕事をする上での苦労や悩みは何か。」「働く時に必要な資質や能力、資格は何か。」「船引南地域についてどのように感じているか。」などのテーマで、3名の講師の方にお話しをしていただきました。また、それぞれの会社が手掛けた施設の説明や、昔の船引南地区の様子についてのお話もありました。

 後半は3つのグループに分かれ、さらに詳しくお話をしていただきました。「働くこと」に関するお話のほかに、人との接し方や物事の考え方などもあり、生徒達は大変刺激を受けることができました。

 職業講話終了後、2年生から聞こえてきたのは「面白かった。」との感想。普段の学校生活とは違う、大きな学びを得ることができたようです。明日の授業では、「働く人に学ぶ会」で学んだこと、感じたこと、考えたことをまとめます。

お知らせ がんばれ!ゴピ選手(オリンピック・パラリンピック教育)

6月24日(木)6校時、オリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、東京オリンピックの男子マラソンに出場するネパール人のゴピ選手に応援メッセージを作成しました。

田村市はネパールのホストタウンになっており、ゴピ選手も2018年に田村市を訪れ、田村市陸上競技場で練習したり、小中学生とも交流したりしているゆかりの選手です。そのゴピ選手が、昨年11月のネパールガンジマラソンで優勝し、この度マラソン代表として東京オリンピック出場を決めました。

しかし、生徒たちが伝えたいメッセージが日本語のままでは、ゴピ選手に伝わりません。
そこで、Google社の協力を得て、ITによる翻訳の機能を生かし、ネパール語のメッセージを作成することとしました。まずは、オンラインでGoogle社の担当者につなぎます。

担当者から翻訳ソフトの機能の説明を聴き、まずは、日本語で応援メッセージを考えます。

翻訳ソフトにメッセージを入力すると、日本語からネパール語に変換されました。
変換されたネパール語は全く読めないですが、形をもとに何とか応援用紙に書き写します。

自分が書いたネパール語は正しいのか?
疑問に思った生徒は、今度はカメラ機能を使って、今書いたばかりの手書きのネパール語をカメラで読み込み、日本語変換を試してみます。すると…、

ネパール語で書いた部分に、一瞬で日本語が表示されました。

手書きの部分に表示されたので、魔法のようです。AR(拡張現実)という技術です。
生徒たちは、次々に自分が書いた文字をカメラで読み込み驚いていました。

無事全員がメッセージを書き終わり、オンラインのGoogle社の方と記念撮影です。


Google社の皆様、ご協力ありがとうございました。
この後、このメッセージは、1つ1つ寄せ書きのように模造紙に貼り、ゴピ選手に贈ります。

東京オリンピックの男子マラソンは、8月8日(日)実施予定です。

グループ 船引南地区幼小連携・小中一貫教育授業参観実施!

6月23日(水)午後から、船引南地区幼小連携・小中一貫教育授業参観を実施しました。

芦沢幼稚園、芦沢小学校、船引南幼稚園、船引南小学校の教員が本校に集まり、1年生の社会科の授業を参観しました。
中学校の教員も合わせ31名の人数になりますので、教室の授業をオンラインで配信して体育館で参観する形式をとりました。

授業では、メソポタミア、エジプト、インダス、中国の4大文明と呼ばれる文明の特徴を確認し、その特徴から別の文明も他の場所にあるのではないか予想するという内容でした。生徒たちはグループで話し合って意見を交換しました。

授業後、小学校の先生から授業者に質問や意見が寄せられ、授業研修を深めることができました。

また、学力向上、豊かな心の育成、たくましい体の育成の3つのグループに分かれ、各校での取り組みの紹介や、今後の共通実践など有意義な話し合いができました。

今後も船引南地区の学校同士が協力し合い研修を深め、子どもたちのために様々な事業を推進してまいります。

ハート 思春期保健教室(1年)実施しました。

6月22日(火)の3校時目に、1年生全員を対象に思春期保健教室を実施しました。

講師は、助産師の松本美津子先生です。

授業では、妊娠、出産という生命の神秘性と命の連続性を、直接助産師の方からお聞きし、命の尊さ・大切さ、家族の思いや命のつながりについて考えました。

また、思春期ならではの体や心の悩み(男女差、個人差があること)や対処法についてのお話をいただきました。肩をさわるなどの体を触るときには相手の同意を得ること、望まない妊娠はしないこと、将来の夢を持って自他の体や心を大切に思うこと、SNSなどのインターネットの利用で犯罪に巻き込まれない注意点など多岐にわたるお話をいただきました。

 生徒たちは真剣に聴き、しっかりとお話を受け止めていました。以下、生徒の感想の一部を紹介します。

・子どもは38週で生まれる。お母さんは1日中夜中も起きて世話してくれていたのがすごい。
・私を産む時、お母さんはいろんなことに気を付けないといけないから大変だったろうなと思いました。
・少し恥ずかしいこともあったけど、ちゃんと伝わるように教えてくれて、少しずつ恥ずかしいのも取れてきて、知らないことが分かって、知っていることもさらにわかってよかったです。
・「自分らしく」。聞いていると少し安心してこれからも自分らしくしていこうと思いました。
・みんなが同じ人間で、それぞれ個性があるということも改めて知ることができてよかった。
・今回の話を聴いて「相手への尊重」が大切だと思いました。
・家族が命をつないできてくれたおかげで今自分が生きていくことができるので、僕もしっかりと命をつないでいきたいと思いました。
・これからもいろいろなことがあると思うけど、自分のペースで「一人一人が大切」ということを忘れず過ごしていきたいです。

 

学校 高等学校説明会を実施しました。

本日、午後から高等学校説明会を実施しました。

今年は、船引高校、田村高校、郡山北工業高校、岩瀬農業高校、安積黎明高校、安積高校、日大東北高校の7校の校長先生、教頭先生、担当の先生方にお越しいただいてご説明いただきました。

最初の3校は1年生を含めた全校生徒でお聞きし、4校目からは2・3年生のみ最後まで聞きました。保護者の方もお出でいただき、本当にありがとうございました。説明後は、生徒から質問等もあって理解を深めていたようです。

時間にして約3時間半あったのですが、最後まで真剣に聞く姿に高校の先生方が感心していました。
3年生は今日の話を参考にして、進路についてさらに考えて欲しいと思います。

各高等学校の先生方ありがとうございました。