夢・愛・自立~Dreams come true!~

2019年10月の記事一覧

祝日・即位礼正殿の日

本日22日(火)は即位礼正殿の儀が行われる日で祝日です。

雨天のため本校では国旗を職員玄関と3階テラス内に掲揚しています。

 

また,明日23日(水)の夕方まで大雨の恐れがあります(気象庁発表より)。

以下の点にご注意ください。

○川や側溝は,水かさが増して危険なので近寄らない。

○崖崩れや土砂崩れが心配される場所には近寄らない。 

令和元年度後期始業式~台風19号による被害がなかった中で~

 

 大きな爪痕を残した台風19号。明けて15日(火)朝、行われました。

 式の中では、以下のお話をいたしました。

 「皆さん、おはようございます。今回の台風で尊い命を落とされた被害者の皆様に衷心より哀悼の意を表するとともに、被災された皆様へ深くお見舞い申し上げます。

 さて、台風19号の猛威にさらされた三連休でしたが、本日より「後期」の始まりです。
 始業式に際し、二つお話しします。
 
 最初は、ある調査からのお話です。
 あるホテルに勤務する太り気味の部屋掃除係の人々を、10人ずつの二つのグループに分けます。片方のグループの10人には、「部屋の掃除はスポーツをした時と同等の負荷が体にかかり、客室を掃除するだけで痩せる効果があること」を伝えます。もう一つのグループには何も伝えません。結果はどうなったでしょうか?考えてみてください。

 結果は、「スポーツ効果」を伝えたグループのほぼ全員が、それまでの生活を変えることなく、三週間後には減量に成功しました。一方、もう一つのグループには、一人として何の変化も見られませんでした。何を言いたいか?
 何かをするときに、その効果を意識化することで結果が得られることです。先の例でいえば、「減量」という効果を、「普通に仕事をすれば得られる」と意識化し、実行することで、成功につながるということです。
 次は、「幸せは自分の心が決める。」という言葉です。同じ光景や状況であっても、自分の心次第で幸せにも不幸せにもなるのです。
 人はとても弱い動物で、自分の思い通りにならないと人を責めたり、人のせいにします。例えば、三年生。受験勉強を頑張っても思うような成績を得られないとき、親や、先生の教え方や、学校を責めますか?一・二年生。部活動で自分の技術が上達しないときに、顧問の先生やコーチや学校を責めますか?こう考えてくると、「誰かが、何かが自分を嫌な気分にしたのではなく、誰かや何かに自分が嫌と思っていただけなんだ」ということがわかります。そしてその「イライラの原因が自分ならば、その自分を切り替えれば良いだけ」のことで、それはいつでもその気にさえなれば変えられます。
 自分の思い通りにならないことに、真摯に向き合ってその解決に向かうことこそ、自分の成長につながるのです。そこで、物事を常に前向きに考えられる人になってください。心の持ち方ひとつで幸せにも不幸せにもなるのです。

 「何事にも真剣に取り組むことができる」皆さんなら、さらにより良い南中を作ってくれるはずです。週末には、「飛翔祭」が待っています。学年学級・部活動での団結、南中生七十名の心意気を発信する大舞台です。飛翔祭をはじめとしたこれからの皆さんのさらなる活躍に期待を込めて、お話を終わります。」

 本校の場合は、台風19号による大きな被害は見られませんでした。後期がスタートしましたが、19日(土)には、飛翔祭が行われます。

          

令和元年度前期終業式~前期の活動を振り返って~

 10月11日(金)の、5校時に行われました。

 

 

 式の中では、以下のお話をいたしました。

 「みなさん、こんにちは。いよいよ前期の終業式を迎えました。前期は、入学式、始業式、修学旅行、学習旅行、中体連各種大会と大きな行事が目白押しで、皆さんにとっても先生方にとっても、忙しい毎日でした。
  この前期を振り返ってみて、私が感じるのは皆さんが何事においても「真剣に取り組む姿」でした。例えば、中体連陸上大会や駅伝大会で、特設部でありながらも、選手を応援する姿。他校に比して、それはとても好感の持てる姿でした。飛翔祭での全校ダンス練習。講師の先生の指導に真剣に耳を傾け、返事する姿。七十人が一人として手を抜かず踊る姿。練習ながら、見ていてグッとくるものがありました。それはまさに、本校の目指す生徒像「さわやかで、思いやりのある生徒」そのものでした。また、過酷ともいえる通学状況にもかかわらず、交通事故などもなく安全面でも評価できる状況でした。
 今学校全体としてのお話をしましたが、それぞれ個人的にはどうだったでしょうか。始業式では、「ひと月前の私より、今日の私はこんなに成長した、と実感できる学期としましょう。」とお話ししました。六か月を経た今、いかがでしょうか。人は自分を評価するとき、過小評価しがちですが、一人一人大きな成長が見られたはずです。具体的に、終業式を迎えるにあたり、それぞれ評価してみてください。
 このあと、担任の先生から前期の通知票が手渡されますが、そこには皆さんの前期間にわたる努力と成長の証が記録されています。前期の学習への取り組みをしっかりと振り返り、後期に結びつけるとともに、これからの進路や将来の夢につながるヒントをぜひ見つけ出してください。

 三連休明けの十五日には後期の始業式となります。良い意味での節目、区切りをつけて、始業式に臨まれることを期待して、このお話を閉じます。」

 その後、表彰式が行われました。