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2017年7月の記事一覧

1年生思春期保健教室を実施しました

 18日(火)3,4校時に、郡山医療介護病院の総看護師長で助産師でもある宗形初枝先生においでいただき実施しました。(保健体育2時間)
 1年生の保健分野では「心身の発達と心の健康」という単元があり、ここに関連する専門的な内容を、スライドや写真とともに生徒達に説明してくださいました。(体の発達や性機能の成熟、ストレスへの対処等)


授業の中で、宗形先生は生徒達全員に声を掛け、生徒の話を聴きます。
ワークシートの裏側が宗形先生の話のメモでいっぱいになった生徒もいました。


  生徒達は小学校4年生の体育(保健領域)でも思春期の体の変化や心の発達について学んでいますが、やはり命の誕生の現場に携わってこられた方の言葉の力を感じました。
無事生まれることができた命、また、生まれても生きられなかった命もあること、家族と今生活できることのありがたさや男女お互いへの思いやりについても深く考えさせられた時間でした。
科学的な知識理解のみならず、自分のこれからの生き方、判断とその結果としての行動のあり方等、多くのこと学ぶ授業となりました。

<授業後の感想(一部抜粋)>
○思春期や赤ちゃんのことで僕の知らないことがたくさんあって驚きました。初枝先生の話で体重が少なくて生まれてすぐ亡くなってしまうことを何度も見たと聞いて、そうだんだ、と思ったし、赤ちゃんを産むことは大変だし大切なんだと思いました。(男子)
○男性と女性では異なる部分が多い、お互いの意志を尊重することが大事だと知りました。自分で望んで赤ちゃんを産めるようになりたいと思いました。(女子)
○(家族へインタビューした内容から)私が生まれるときにたくさんのことがあったんだなと思いました。改めて生んでくれたことに感謝しなければいけないと思いました。(女子)
○人の命はとても重く、みんな身長や体重は違うし病気をもっている人が多くいるなど、悲しいこともあるけれどみんなしっかりと生きていることが分かりました。これからも自分の命や他の人の命を大切に生活していきたいと思います。(男子)
○性について詳しく教えてもらい、いやらしいと思っていたけど、大事なことなんだなと思いました。(男子)
○私達が今、両親と一緒にいられることはとてもいいことだということがわかりました。これからは両親とあまりけんかをしないで仲良くすごしていけるようにしたい。(女子)
○助産師という仕事に、出産を手伝うだけでなく、(子どもが)大人になってからのことなどをしっかり知ってくれているという頼もしさを感じました。(女子)