2023年9月の記事一覧

キラキラ 小数の倍 ~5年算数②~

自分のノートに数直線を書き、考える子。友達と確かめ合う子。
数直線のシートを使って考える子。
懸命に解決しようとする姿に教室は、緊張感に包まれます。

 

数直線を用いて、チーズケーキとショートケーキのどちらがより安いのかを黒板で考えていきます。素早く、手が上がります。この結果、それぞれ0.7倍、0.8倍ということがわかりました。
でも、今日の学習の重要な山場はこれから!
「これをもとに、どちらがより安いと言えるのかな?」と担任が問うと、
子どもたちは「?!」っとなりました。
そこから、子どもたちの議論が白熱します。

「0.7と0.8だから、0.8倍のほうが安い?」
「チーズケーキの方がより安いように思えるのだけど・・・。」
意見が隣同士でも違ったり、近くの友達と確認しても違ったりする状況に、考えの根拠をはっきりさせたいという思いが教室中に渦巻いています。

「それって、・・・いうことじゃない?」と、Aさんの考えが発表されると、
「うーん、そうかも」「いやちょっと違う意見だな」

なぜ、それがより安いと言えるのかはっきりとさせたいという学ぶ意欲が、教室中の子どもたちの真剣な話し合いからわかります。

このあと、参観した教員の事後研究会でも、子どもたちの「問い」「追究したい」という主体的学びの姿が見られたことが成果として話されました。
先生方も、子どもたちと同じように熱く語って、授業改善に励もうとしています。

キラキラ 和楽器体験(太鼓)5年

5年生は、総合的な学習の時間で和楽器体験として『和太鼓』を教えていただきました。
講師には、地元の皆さんにおいでいただき、太鼓は下大越からお借りしました。
まずは、リズムの勉強です。

みんなで一緒にリズムをたたいてみます。

次に、太鼓を使って練習します。

待っている間は、太鼓に合わせてリズムを練習します。

4校時目には、唄もいれていただいて叩いてみました。

明日も練習します。
この成果は、10月7日に予定している運動会にて披露します。
盆踊りの輪が大きく広がるように、保護者の皆様、地域の皆様に踊っていただけるよう頑張っています。

鉛筆 小数の倍 ~5年算数①~

教員全員の参加する授業研究を5年算数で行いました。
今回は、田村市内の中学校初任者研修の一環で4名の先生方が参加しました。
また、大越中学校からも3名の先生が参加しました。
教科、校種は違っても、授業の”子どもの学びの姿”を見て、いっしょに大越小中の授業改善を目指します。

まず担任が”50円引き”のチラシを示し、関心を持たせます。
ケーキの値引きを比べて、より安くなったのはどちらかを考えます。日常生活でもよくある光景ですよね。
〇ショートケーキ 300円→240円
〇チーズケーキ  200円→140円
さて、どのように比べたらよいでしょう。

子どもたちはまず思いつくことを話します。

「金額だけでは比べられないよね。」
「えー、わかんない」

「元の値段が高い方より、安いチーズケーキかな?」
「同じ60円引きだけど、ショートケーキかな?」
子どもたちの中に「追究したい!」という思いが高まります。

子どもたちの問いを聞きながら、担任がめあてを書いていきます。自分たちのめあてができたら、解決の方法を見つけなければなりません。

「わり算を使う?」
「数直線で比べられないか?」
「『何倍か』で比べる?」
担任から「どっちをもとにして考える?」と問われると「元の値段!」と出てきます。
これまでの学習がしっかり身についています。

まずは、やってみよう!
~つづく~

会議・研修 中学校初任研 小学校参観研修

11日に5年生算数の授業研究会を実施しました。
今回は、田村市内中学校に赴任した新採用教員4名が、小学校訪問として一日授業の様子を参観しました。
せっかくの機会ですので、5校時目の授業とその後の研究会にも一緒に参加していただきました。

たくさんの先生方に見つめられて緊張気味だった5年生の算数授業は、後ほど掲載します。