鉛筆 小数の倍 ~5年算数①~

教員全員の参加する授業研究を5年算数で行いました。
今回は、田村市内の中学校初任者研修の一環で4名の先生方が参加しました。
また、大越中学校からも3名の先生が参加しました。
教科、校種は違っても、授業の”子どもの学びの姿”を見て、いっしょに大越小中の授業改善を目指します。

まず担任が”50円引き”のチラシを示し、関心を持たせます。
ケーキの値引きを比べて、より安くなったのはどちらかを考えます。日常生活でもよくある光景ですよね。
〇ショートケーキ 300円→240円
〇チーズケーキ  200円→140円
さて、どのように比べたらよいでしょう。

子どもたちはまず思いつくことを話します。

「金額だけでは比べられないよね。」
「えー、わかんない」

「元の値段が高い方より、安いチーズケーキかな?」
「同じ60円引きだけど、ショートケーキかな?」
子どもたちの中に「追究したい!」という思いが高まります。

子どもたちの問いを聞きながら、担任がめあてを書いていきます。自分たちのめあてができたら、解決の方法を見つけなければなりません。

「わり算を使う?」
「数直線で比べられないか?」
「『何倍か』で比べる?」
担任から「どっちをもとにして考える?」と問われると「元の値段!」と出てきます。
これまでの学習がしっかり身についています。

まずは、やってみよう!
~つづく~