6月30日(火)の午前中に,4年生は,社会科見学で田村水道事業所と西部環境センターに行きました。
田村水道事業所では,大滝根川の水が飲み水としてきれいになるまでの話を伺い,水をきれいにする機械や薬品の説明を聞きました。24時間いつでも,安全な水を提供するために働いているという話を聞きました。
西部環境センターでは,田村市や三春町の燃えるゴミやプラスチックゴミの処理を見学しました。だた,燃えるゴミを燃やすのではなく,燃やして出た灰を,これもまた,プラスチックゴミを利用して作った燃料のフラフで溶かします。1300度にまで熱せられた灰は,スラグとよばれるアスファルトの原料に生まれ変わります。また,その焼却熱は,となりのいぶきと呼ばれる入浴施設のお湯に使われます。無駄なく利用しているのです。また,その燃える時に出る力は,発電にも使われ,西部環境エンターの1年間の3分の1の電気になるのです。
しかし,震災以降,ゴミが増えて処理が大変だとお話がありました。作業員の方も12人で3交代で24時間働いているのです。
このように,私たちの生活を支える人々は,24時間様々な工夫をしながらも,苦労を重ねて仕事をしてくださっています。本当に,ありがとうございました。これからも,よろしくお願いします。