6月22日(月)2校時、要田駐在所の岩間様と田村警察署スクールサポーターの国分様に来ていただき、不審者対応避難訓練を実施しました。今から14年前の平成13年6月8日、大阪の池田小学校に包丁を持った男が校内に侵入し、校舎1階にある1年生と2年生の教室等において、児童や先生方を次々に包丁で刺して、8名の児童が殺されるという、痛ましい事故が起きました。安全であるはずの学校起こった事故を今でも忘れることができません。
不審者が幼稚園側坂道より校地侵入後、玄関から校内に侵入し、何かを隠し持って2階へ上がろうとしているのを、1年担任が発見するという想定での訓練です。子どもの命と先生方の命を守るとても大切な訓練でした。
体育館に避難後は、防犯教室を実施しました。登下校途中に不審者に遭ってしまったとき、どのように行動すればいいのかを学びました。危険から身も守るためには「行かない」「逃げる」「声を出す」の3つの原則があります。「イカのおすし」は身も守るが実行できるための練習をしっかりと行いました。5年生のSさんと6年生のRさんが、児童を代表して、大きな声を出したり、近所の家に逃げ込み、知らせるという一連の行動をしてくれました。立派でしたね。一人一人が「自分の命は自分で守る」行動ができるよう、今後も繰り返し指導していきます。