6月5日(木)5校時、体育館において、県中保健福祉事務所県中保健所専門獣医技師の関根さんに来ていただき、獣医師派遣事業が開かれました。低年齢時から動物を飼ったり、動物に親しむことは、心の豊かさや動物愛護の精神を養うことにつながります。
関根さんから、保健所の仕事についてや犬についての説明を聞きました。犬の耳は人間の4~10倍よく聞こえるので、大きな声を出さないことや、犬の表情で鼻にしわができているときは怒っているサインということなどを教えていただきました。
数ヶ月前に保健所が捕まえてしつけた犬が1匹(名前はありません)子どもたちの前にやってきました。子どもたちは笑顔でいっぱいになります。うれしくて大きな音を出すと、犬はびっくりしてしまいました。犬のさわり方を教えていただき、全員の子どもたちが犬とふれあいました。
散歩途中の犬に出会います。飼い主さんに「さわってもいいですか?」と尋ねます。「いいですよ」と言われたら、目線を低くして、拳をグーにして犬の口に近づけます。犬が拳をなめたら、「かわいいね」と話しかけながら、のど元、頭となでます。子どもたちの表情も犬の表情もとってもやさいい表情です。
【お願い:関根さんから】
1 動物には名前をつけて、呼んであげてください。
2 動物も私たち人間と同じ生きている仲間です。命あるもの、捨てたり叩いたりしないでください。
3 動物にとってあななたちはお兄さんお姉さんであることを忘れないでください。
4 動物にさわったあとは、手洗い・うがいをしてください。
※ 校長室では「殺処分」の話も聞きました。「殺処分」は猫が多いのだそうです。昨年度、県中だけで400もの命が失われました。