~Lead the self ! Lead the team!~

2016年1月の記事一覧

学校 本物に学ぶ授業(5・6年生)2

 国際理解、俳句に続いては、租税教室です。1月19日(火)の5校時に行われました。東北税理士会郡山支部の税理士・宗像様に来ていただき、税について学ぶことが出来ました。税金を通して、「私たちが主人公」「思いやり」について考えました。税金はみんなが負担してみんなのために使われています。税の種類や税金を公平に納めることについても学ぶことが出来、小学校で学ぶ子どもたち一人一人に対しても年間90万円(教科書代等)もの税金が使われていることも知りました。最後は、ビデオ鑑賞です。税金がない社会がどうなってしまうかを観ることで、税金の大切さもわかりました。1億円も持ってきていただき、子どもたちは1億円の重さも体感できました。宗像様、ありがとうございました。
  

グループ 1年生の凧揚げ!

 1月25日(月)昼休み、1年生が村上先生と一緒に校庭で出てきました。手には「たこ」です。なかなか揚げるのが難しかったようです。何回か失敗しながらも、諦めずに挑戦していました。
  

給食・食事 学校給食週間~30日!

 1月24日から30日まで、「学校給食週間」です。今日の全校集会では、健康委員会担当の小川先生から学校給食の始まりについての説明と、子どもたちが給食センターを訪問して学んだことをのクイズがありました。
 学校給食は、明治22年、山形県のお寺で学ぶ、お弁当を持参できない子どもたちに、おにぎりと塩鮭、漬け物が出されたのが始まりです。今日の給食です。
  
 終戦後の昭和22年1月20日に全国的に給食が始まりましたが、ミルク(脱脂粉乳)とトマトシチューだけでした。やがて昭和25年にパンとおかず等の完全給食となり、給食週間も始まりました。昭和40年には麺が、昭和51年にはご飯も出るようになりました。私たちは、動物や魚、野菜等、食べ物のいのちをいただいて生きています。また、給食に関わるたくさんの人のおかげで食べることが出来ています。「いただきます」「ごちそうさまでした」と感謝して給食をいただきましょう(家庭でもですよ)。
 健康委員会のクイズの一部です。①給食センターで働いている人は何人ですか(三択)→49人(調理員・配送員・栄養士等)※多くの人が関わっています。   ②一日に何食分の給食を作るのですか(三択)→3600食  
  

音楽 要田小の昔の校歌を知っていますか?

 本物に学ぶ授業、1月19日(火)は5・6年生<国語>、「俳句指導」です。要田小卒業の大先輩、橋本賢司先生に来ていただきました。要田小の校歌、遠藤喜美治:作詞、古関裕而:作曲です。現在は「花にもみじに 守られて…」ですが、橋本先生が小学生の時の校歌は「五つの大字(あざ)の むつまじく…」だったそうです。橋本先生が歌って下さいました。曲は同じ、詩が違います。そして、詩は「七五調」になっているのです。紹介します。

 五(いつ)つの大字(あざ)の  むつまじく
 力(ちから)を協(あわ)せ  展(の)びて行(い)く
 郷(さと)に萌(も)えたる  若草(わかくさ)よ
 抱(いだ)く望(のぞみ)の  大(おお)いなれ  

 すべて「七五調」です。今の校歌はというと… 「七六」がありますね。
 花(はな)にもみじに  守られて
 優(やさ)しい心(こころ)  磨(みが)きながら
 世(よ)の雨風(あめかぜ)に  たえるよう
 身(み)に養(やしな)おう  たくましさを

 俳句の3つの約束は、①17音でまとめる(5・7・5)  ②一句の中に一つ季語を入れる  ③詩にする です。郡山の「三汀賞」作品です。「ふきのとう 重いふとんを けとばして」(6年) 「ふきのとう」が季語(春)、ふとんを雪にたとえるおもしろさが感じられますね。 
 2時間目には、子どもたちが作った2つの俳句で「句会」が開かれました。先生を含めて19の作品から好きな俳句を選び、選んだ理由を発表します。俳句は「雪だるま」と「冬休み」を季語として作られたものです。子どもたちの俳句を紹介します。
【雪だるま】
○ 雪だるま みなの顔見て 笑ってる
○ 夜の中 星くず見つめる 雪だるま
○ 雪だるま お外でずっと 見はり番
【冬休み】
○ 何しよう 心がおどる 冬休み (心おどる<6>→心がおどる<7>に)
○ 一日に 重さ感じる 冬休み (重さを感じる<8>→重さ感じる<7>に)
○ うるさいと 言われてばかり 冬休み
  
 橋本賢司先生、ありがとうございました。