12月9日(水)午後1時30分より、東日本大震災復興支援事業「伝手品」が開催されました。出演して下さったマジシャンが所属する「日本奇術協会」が団体登録している「日本芸能実演家団体協議会」の要請により実現しました。「伝手品」の公演は、岩手県・宮城県・福島県で開催されており、マジックショーを体験した子どもたちが夢と希望をつなげて少しでも笑顔になってもらいたいという想いで、マジシャンの方々は公演しています。
葛尾小の児童と先生方をお招きして、本校児童・教職員・保護者等、総勢約90名でマジックとイリュージョンを体験しました。鳩が何匹も現れたり、大きなトランプがどんどん小さくなったり、人が一本の棒で宙に浮いたりとたくさんのマジックとイリュージョンが目の前で行われ、感動の連続でした。日本の伝統芸能でもある江戸時代から伝わる手品「手妻」(語源:手を稲妻のように素早く動かすから)も見せていただきました。また、子どもたちが参加するマジック等もあり、参加出来た子どもたちはすばらしい体験になりましたね。
最後のドルフィンさんから子どもたちへのメッセージがすてきでした。演じたマジシャンは3人だけでしたが、「伝手品」が公演でき裏には、学校に紹介した先生や計画した学校(校長)、前日の準備を手伝ってくれた先生方、公演に来て下さった児童・職員・保護者・地域の方々等、人とのつながりによって実現できたことに「ありがとう」の「感謝」の気持ちを忘れないで欲しいというお話がありました。感動しました。子どもたちは、要田小体育館で行われた「伝手品」での感動や感謝の心を忘れないことでしょう。本当にありがとうございました。
【写真 上左:次から次に鳩が!どこから? 上中:大きなトランプがだんだんと小さくなり最後は消えてしまった! 上右:1本の棒で人が浮いている! 下左:日本の伝統の手品「手妻」 下中:お礼の言葉Rさん 下右:花束贈呈(要田小と葛尾小児童で)】