アメリカ・カンサス州の農場の小さな家で、両親を早く亡くしたドロシーは叔父と叔
母夫婦に育てられ元気に暮らしています。ある日突然、大きな竜巻がドロシーの村に襲いかかり、家ごと空へ巻き上げられてしまいます。気がついたドロシーが目にしたのは、不思議な美しさに彩られた見たこともない光景でした。そこに現れたマンチキン族の4人の小人は、飛ばされた家の下敷きになった悪い魔女がこの国からいなくなったといって、歓声を上げています。すると今度は親切な魔女が現れて、ドロシーの「農場に帰りたい」という願いに、エメラルドの都へ行ってオズ大王に会うようにと教えられます。
ドロシーは旅の途中で会った、「脳みそのないカカシ」「心のないブリキ」「臆病なライオン」を仲間にして、みんなの願いを叶えてくれるオズ大王に会うための旅を続けます。しかし行く先々では、様々な困難が待ち受けます。ドロシーはくじけることなく、仲間の3人と勇気を絆に、それぞれに願いを叶えることができます。
「オズの魔法使い」は、「人間にとって一番大切なものは何か」という大きな作品命題を抱えております。自分で考え、自分で決めよう、心を大切にしよう、勇気をもとう、そして家族のもとへ帰ろう。この普遍的なメッセージは21世紀と時を変えても色あせない永遠の宝ものでしょう。 ※ 劇団ホームページの「オズの魔法使い」のあらすじより
★ 4~6年生児童23名は7月のワークショップから今日まで一生懸命に練習してきました。劇団員の方々に優しく教えていただきながら、動き方や振り、歌を覚えました。今日の本番では、少し照れくささはありましたが、堂々と演技する子どもたちの姿に感動しました。1~3年生も一生懸命見ていました。平日の忙しい中、ご覧頂きありがとうございました。今日の体験は、子どもたちの宝物になるでしょう。