学校日記:平成最後の1ヶ月よろしくお願いします。

2020年8月の記事一覧

ひらめき 「ゴムの力・磁石の力」 ~科学実験教室34年

8月5日(水)科学実験教室を行いました。3・4年生はずっとこの日を楽しみにしていて,準備物も早々に揃いました。さあ、講師の村上先生による実験スタート!!


まずは、先生が作ったおもちゃを見せてもらいました。
転がすとあら不思議?自分のもとにもどってきます。子どもたちは何度かその様子を見て、
「あっ!仕組みわかったかも」「ゴムの力だよきっと。」
などと話し始めました。

 そこで、村上先生が次のヒントを示します。

 筒の部分の紙コップが透明なプラスチックコップになっている車です。
「そうか!」
それを見て、転がしても戻ってくる仕組みに気づいた子どもたちから、一斉に手が挙がります。
読者の皆さんは分かりますか?

ひかりさんが鋭く切り込むとゆうやさんも「それは・・・!」と考えられる仕組みを説明します。

材料は、丸く切ったボール紙、電池、輪ゴムこの3つを使って作ったおもちゃを、どうやってつくればよいか考えようと先生が言うと・・・
「電池にゴムをつけるときに片方だけにつければいいんじゃないの?」
村上先生にゴムの付け方のポイントを教わって,実際に作ります。

輪ゴムを通すのに苦戦する児童もいましたが、友だちと協力しながらなんとか完成させることができました。

作り終わったら実際に転がして出来具合を確認!

前に転がすと、自分のところに戻ってきます!
「わー、できた!」と大歓声がホールに響きます。
みんな上手に作ることができました。

2つめのおもちゃづくりは、磁石をつかったおもちゃです。これも先生がつくった見本を先に見せてもらいました。

子どもたちは、磁石の力でパタパタと動くおもちゃを見ると、すぐに仕組みの予想合戦がはじまりました。
「プラスとマイナスが・・・」「じしゃくの力がないところがあるのかな?」

作り方を説明してもらい、仕組みを考えながら、さっそくおもちゃづくり開始!これも、友だちと力を合わせて、試したり、話し合ったりしながら作ることができました。

キラキラ 都路小にも”花火”!

コロナウィルス感染防止対策の影響で今夏は各地の花火大会が中止となっています。花火師さんも大変な状況ですし、子どもたちも夏の風物詩を感じられないのは寂しいですね・・・。

そこで・・・!

学校にも花火を打ち上げよう!と、子どもたちが一人1枚の火花を製作し、それを一つにして花火を打ち上げることにしました。

色とりどりの子どもたちの「火花」が集まって、都路小の花火になります。
ホールに飾るとこんなに(^o^)

グループ ジャガイモ収穫

6年生が理科の学習で育てていたじゃがいもを収穫しました。

観察園のジャガイモをスコップで掘り返してみると・・・

「じゃがいもが出てきた!」
「すごい大きいよ!!」
子どもたちから歓声が上がりました。

「こっちにも!そっちにも!」

どんどん出てくるじゃがいもに、われ先に手を伸ばしていました。 

理科の観察で育てていたじゃがいもから、こんなにたくさんのじゃがいもが獲れるとは思っていなかったようで、満面の笑みがこぼれていました!

キラキラ 「あったらいいな、こんなもの」~2年生~

「話すこと・聞くこと」の学習です。
発明家になって、「こんなものがあったらいいな」と思うものを考え、まずは絵に描きます。
「う~ん…」と悩みながら、「あっ!!」と思いついたときの表情、そしてものすごい速さで鉛筆をつかむ姿に、どんなものを思いついたのか、担任もわくわくでした。
これが、2人の発明です。

次は、あったらいいなと思うわけや、どんなことができるのかなど、友だちにする質問を考えます。
質問をされることで、もっと詳しく考えることができるんですね。

2人とも、5個以上のたくさんの質問が上がりました。
「はやく聞きたい!」「はやく説明したい!」と、意欲もどんどん高まります。
いよいよ質問タイム。「それは食べたいときに食べられていいですね。」と一言感想を言ったり、忘れてしまわないように聞いた答えをメモしたりと、今までに学習したことをたくさん使えています。
「どんな質問をされるのかドキドキする~。」「もっと質問ないですか?」と、質問される側も楽しそう。
予想外の質問では、「どうしようかな~」と瞬時に頭を回転させ、設定を考えている姿がみられました。

きりっとした顔と美しい姿勢、素晴らしいです!
どんな発明をしたのか、ぜひ2人に聞いてみてくださいね。(^^)

虫眼鏡 水質調査で発見した「フクドジョウ」

水生生物の調査を行っている際に、『フクドジョウ』という小さな魚を見つけました。

子どもたちは「都路の川には魚がいるんだ!」と大喜びでした。

しかし、塘先生の話によると、この「フクドジョウ」は国内外来種だそうです。
もともとは北海道に生息していた魚が、なんらかの理由で南川に生息し、繁殖しているのではないかという話でした。

外来種はもともとの生態系を壊してしまいかねません。

「なんで北海道の魚が都路に?」
「外来種って海外からきた生物だけじゃないんだね・・・。」

水質調査をきっかけに、また一つ新たな学びを得ることができましたね。
今後の学習に生かしていきましょう。

虫眼鏡 第2段!南川の水質調査!せせらぎスクール

延期に延期を重ね、待ちに待った南川の調査の第2段!
今回は、福島大学教授 塘(つつみ)先生を招いての調査です。
塘先生は昆虫のスペシャリスト!

「もっと詳しく知りたい!」
「前回と違いはあるかな?」
5年生は調査当日をとても楽しみにしていました。

ちょうど梅雨も明け、絶好の調査日和です。
「冷たいけど、気持ちいいね!」

調査はグループで協力して行います。石をそぉ~っとひっくり返し、小さな水生生物がいないか、じっくり観察します。
「先生、いました!」
「わぁー!かわいい~!」
「この生き物ってなんですか?」

分からない生物はすかさず堤先生に質問です!
堤先生は「これは、カクスイトビケラの仲間だね!」など、子ども達の質問に何でも答えて下さいました。

今回はパックテストも行い、COD(水のきれいさ)とpH(酸性・中性・アルカリ性)も調べました。

あっという間に調査の時間は終了。
カゲロウやトビケラ、カワゲラなど、前回よりも多くの生物を見つけることができました。
ヒメドロムシという珍しい虫も発見しました。


充実した調査になりましたね! 塘先生!ありがとうございました。

キラキラ 「ミルクの量は何mlにすればよい?」(6年算数)

算数で「比」を学習しました。先生方が参観する研究授業です。
「割合の表し方を調べよう」の学習で、ミルクと紅茶を3:5で1200ml作るときのミルクの量を求めました。

子どもたちが総合学習で製作しているPR映像を「どれだけの長さで編集すればよいか」という問いを持ち、それを解決するために1時間ごとにできるようになったことと、次にどんなことができるになりたいかをつないで単元の授業を進めてきました。

「う~ん・・・どうすればいいんだろう?」
比を使って答えを導き出す方法を真剣に考えました。


「ぼくは前の授業のノートを見てみようかな!」
前の時間の学習から、今日の学習の課題を解決するヒントを探す子もいました。

「比の値をかければいいんだよ!」
「8つに分けたうちの3つ分で・・・」

友達と問題を解決する方法を話し合いました。

全体での話し合いでは、なぜこの式になったのかという疑問を次の時間に考えていくことになりました。

「できた!」
次の時間には、ここで疑問になった点を話し合い、単元を貫く問いであるPR動画の編集時間を求めることができました!

キラキラ What do you want to watch?(6年外国語)

6年生は外国語の学習で、来年開催予定のオリンピックで何の種目を見たいかをを英語で表現します。この日は学校支援指導主事佐久間光春先生をお招きし、授業を見ていただきました。

「Do you know him?」
「Kei  Nishikori!」
と、子どもたちも知るスポーツ選手がディスプレイに登場すると、今日の授業は何をするのかな?とワクワク。
何のオリンピック種目を見たいか友達に聞く表現についての学習でしたが、子どもたちから「What do you want to watch?」とつぶやきがありました。どんな表現を使えばよいか知っている子がたくさんいて驚きました!

次の時間には、インタビューで友達に尋ねたり、自分の見たい種目を友達に伝えたりして、英語に親しんでいきます。

本 朝の読み聞かせ会

今朝は、読み聞かせの時間です。
「今日読み聞かせをしてくれる先生は誰かな…?」
夢中で読み聞かせを聞く子ども、じっと集中して聴く子ども、マスクで見えませんが思いが伝わります。

 
読み聞かせ終了後、「あ~本読みたくなってきた!」と子どもの声が聞こえてきました。
読みたい本に悩んだら、ぜひ、先生たちにもおすすめの本を聞いてみてくださいね。

ひらめき ティーム・ティーチング=「T・T」

都路小学校は、国の法令により、児童数によって決められている教員数によれば複式学級が一つできるようになります。しかし、昨年と今年は避難ののち再開した学校として特例を受け、教員が2名(今年は3名)多く配置されています。
そこで、各学年を単学級として学習を行っていますが、その他に加配されている教員が担任とのティームティーチングを常時行っています。
この日は、5年生の算数に松山先生が入って、主に全体の指示を行う「T1」と個別指導などの支援を行う「T2」を担任と連携しながら行っています。

担任一人では、個別のつまずきにすべて対応することは難しいのですが、二人の教師が指導しながら子どもたちの理解を助けています。

このように個別に指導していく時間もありますが、なんといっても子どもが自分の力で学習できるようにすることが一番重要と考えています。
授業参観などの際には、この教師の動きや意図などを見ていただくことで、授業をより理解していただけるのではないかと思います。