学校日記:平成最後の1ヶ月よろしくお願いします。

キラキラ 「かいこさま、かわいい!」 ~4年総合「地域のよさを知る」

 9月からはじまった「かいこさま」のお世話でした。

地域のよさを知る活動として、かいこさまのことを聞いた子どもたちは調べてみたい、育ててみたいと強い関心をもつようになりました。
そこで地域の方々に話をしたところ、すずきさんを紹介してくださいました。
すずきさんは「かいこさま」を実際に連れてきてくださり、子どもたちに世話をまかせてくださいました。

子どもたちは、毎日桑を採ってきては蚕にあたえ、土日曜日は、当番がお家に連れ帰って世話をしていました。
その「かいこさま」も大きくなり、いよいよ繭をつくる時期になりました。蚕室はお手製の紙を丸めた筒を工夫しています。
先日はすずきさんにもおいでいただき、繭から糸をつむぐ作業を行いました。
繭をお湯に入れるときには「かわいそう・・・」と涙を流す子どももありました。
それだけ愛情を持って育ててきたのだと改めて感じました。子どもたちにとって、この体験は、命の大切さ、命をつないでいくことについても学ぶ貴重な機会となりました。


これまでの活動、すべてがはじめての体験で、喜び、悲しみ、驚き。さらに責任感も伸びた活動でした。


これからも活動は続きますが、この活動を通して、これまで以上に都路地域を思い、さらに発展させていこうとする気持ちをもつことができたように感じました。
この活動を通して学んだことを4年生の残りの学習、そして5年生の学習へとつなげていきたいと考えています。

ご協力くださっている皆様、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。