学校日記:平成最後の1ヶ月よろしくお願いします。

ハート ~3年特別の教科道徳~「おばあちゃんのコースター」

3年生は、 特別の教科道徳の学習が大好きです。

自分の気持ちを考えたり、相手の気持ちを考えたりして心を豊かにすることの楽しさを実感したようで、「なんか、道徳好きになったかも。」「楽しいな。なんか。」ということを話している子もいます。

今日は、「おばあちゃんのコースター」という教材から、親切や思いやりについて考える授業を行いました。

親切にしようとしたけれどうまくいかなかったことについて、子どもたちが事前にメモしたことをもとにしながら授業をすすめていきました。
「お母さんの手伝いをしたけれど、勝手にやってしかられました。」
「友だちの片付けを手伝おうとして、すみをこぼしてしまったときになぜか謝れなかった。」
など、今までの体験を話してくれました。

このお話は、
「老人ホームに居たおばあさんに少年が話しかけるが、話してもらえない。けれど、少年は諦めずにコミュニケーションを続ける。すると、おばあさんから手紙が届き喜んでもらえたことを知る。少年がおばあさんを思い、おばあさんも少年の心に触れ心温まる。」
というお話です。

おばあさんの気持ちや、少年の気持ちについての考えを共有することで友だちの新たな考えに触れることができます。それを自分の生活に生かして実際に行動できるように、担任は子どもたちの考えを引き出し、つないでいきます。 

時には、担任の方が関心させられてしまう意見も出ました。

今日の学習を実際の経験と結び付けて考え、実行できるよう、家庭学習で自分ならばどうすればよいか考えるように伝えました。

授業では、どの子も自分の考えを書き、発言ができたので、明日何を書いてきてくれるか楽しみです。

最後は説話でまとめます。子どもたちは、担任の中学校時代の話に耳を傾け自分・今回の授業を振り返っているようすでした。