学校日記:平成最後の1ヶ月よろしくお願いします。

グループ 校長講話「考える」ということ

木曜日の13:30からは「すずらん集会」です。
今年は、何回か校長講話を入れる計画に変更しました。今日の題は「考えるとは」です。

56年生は、講話を聞いて意見文を書くことにしています。
少し長いですが、講話の要約を以下に掲載します。

「考える」ということ

人間は考えることのできる動物だ。
ところが、
考えるといっても
頭の中で こねまわしていたのでは、
案外 はっきりした考えにはならないものだ。

それが証拠には、
考えたことを話そうとしても、
なかなか上手に言えなかったり
話し終わってみて
あれこれ言い落とした
これも言い足りなかったと、
後で気がつくことが意外に多い。
頭の中で考えるということには
限界があるということのあらわれだ。

上手に考えるには 書いてみることだ。
考えたことを文字や文章にしてみると、
それまでもやもやしていた考えが
とてもはっきりしてくるから不思議だ。
考えてから書くのではなく
書くことによって考えられるのだ。

考えを文字や文章にするためには、
言葉をあれこれ選ばなくてはならない。
そこで いっそうはっきりとした考えが練り上げられる。
書くことは考えるということなのだ。