2月13日(月)1校時と4校時に生活単元学習でチョコチップクッキー作りを行いまし
た。5年生の女児の将来の夢は,パティシエになることです。そのため,12月の授業参観に作ったクッキーよりも,本格的なクッキー作りに挑戦しました。
まずは,材料の計算です。クックパッドで調べた材料を2.5倍して小麦粉や砂糖などを準備しました。正確に計算できました。4年生の女児は,はかりを使用して,正確に小麦粉や砂糖を量ることできました。(算数大事だね)
○問題1:クッキー24枚分の材料が,薄力粉110g,バター60g,砂糖40g,卵黄1個分です。全校生と先生合わせて60枚分のクッキーを作るときのそれぞれの分量はどのくらい準備すればよいでしょうか?まずは,24枚分のクッキーを基準量(もとにする数)にして,60枚分は何倍にあたるかを計算します。「24×□=60→□=60÷24=2.5(倍)」
あとは,比例関係を応用して,24枚分のクッキーの材料の量×□倍となります。例えば薄力粉は110(g)×2.5(倍)=275(g)
○問題2:計量カップの重さが100gです。275gの薄力粉の重さを量る時,合計でおもりの針は何グラムを指しますか。簡単なたし算ですが,電子はかりを使う時は,計量カップの重さを始めから引く風袋(ふうたい)引きという機能があります。また,クッキー作りには卵の黄身しか使いませんので,白身を活用してメレンゲ作りにも挑戦しました。とても根気の要る,手間のかかる作業ですね。今は,ハンドミキサーという器具もありますが,あくまでも体験的な学習です。仕事をすることは大変だという実感が伴ったのではないでしょうか。
できたクッキーは,全校生と先生方に配りました。喜んでもらえたことで,苦労や疲れも心地良いものに変わりますね。
「同じ仕事をするならば本気でやってごらん。」という相田みつをさんの言葉が大好きです。