終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなか
で「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共 図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。 そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。そして『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。暮らしのスタイルに、人生設計のなかに、新しい感覚での「本とのつきあい方」をとりいれていきませんか。
○写真:2015読書週間ポスター ○標語「いつだって、読書日和」
引用:
http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/jigyo.htm 毎朝、校長室では、1・2年生の読み聞かせをしています。今日は2年生3班(4人)です。先週読んだ「さっちゃんのまほうのて」の後半です。低学年から本に親しみ、読書が好きな児童を育てたいと昨年度から始めています。読書は言葉の力を育て、思考力を深めます。創造力の源泉でもあります。ご家庭でも親子で本を読む時間を作ってみませんか。