菅谷小の想い出:旧菅谷小跡地利用に続いて、旧椚山も検討中らしいです。

元気いっぱいすがやっ子

水溶液のひみつ(6年生)

これまで理科で水溶液について学習してきた6年生。
教科書の内容をふまえた、発展的な内容に取り組みました。

① ムラサキキャベツの汁で性質を調べよう



教科書に載っている方法でも汁を取ることはできるのですが、
さらに効率よくするために、こんな方法を!

①刻んだムラサキキャベツを冷凍する。
 (しぼる時のことを考え、袋に入れておくと便利です。)


②電子レンジで解凍する。
 (少しやわらかくなる程度。空気が膨張するので袋の口は縛らない。)


③少し手でもむ。
 (袋の口を縛ってやると、こぼれずにすみます。)
 

④袋の口を少し切って、しぼる。
 (穴が大きいとキャベツも入ってきますが、少しくらい入っても気にしない!)
 

すると、教科書よりもずっと濃い汁を作ることができました!
冷凍することで細胞が壊れ、汁が出やすくなります。
 

これまでに学習した水溶液に、汁を入れてみると・・・
 

こんなにきれいな色に変わりました!
(左から、アンモニア水・石灰水・食塩水・炭酸水・塩酸です。)


片づけをしながら、一部の液を混ぜてみた子がいました。
すると、比重の違いできれいな色の層ができました!
 

では、身のまわりの水溶液は何性かな?
 

さきほどの学習で、性質による色の特徴が分かったので、すぐにわかります。
 

一部の商品は、裏面に液性が書いてあるものもあります。
身のまわりには、たくさんの水溶液があるんだね。
 


② 水にとける二酸化炭素を感じよう
水上置換で、炭酸飲料のペットボトルの中に7割程度、二酸化炭素を入れ、
水の中で栓をして外気が入らないようにします。
(お茶など、硬いペットボトルはこの実験には向きません。)
 

そのペットボトルを振ってみると・・・?


ペットボトルがつぶれちゃった!
 
 

二酸化炭素は水にとけやすい気体なので、
二酸化炭素がとけたぶん、ペットボトルがへこみます。

身近なところに、理科の種はたくさん転がっているものです。
2つの実験を通して、理科のおもしろさを実感できたのでは、と思います。