学校日記:学校だよりアップしました。

期待・ワクワク 「今日は先輩です!」~幼小交流:1年~

先日、2回目の幼小交流会を行いました。
1回目は、都路こども園にお邪魔しての交流会でしたが、今回はこども園のみんなが都路小に来てくれました。
「こども園のみんなが楽しめる交流会にしたい!」と、子どもたちがアイディアを出し合いながら企画してきました。子どもたちからは、
「学習発表会の劇をこども園のみんなにも見せたい!」
「ゲームをしたり、おもちゃを作ったりして遊びたい!」
「1回目の時に、メダルをプレゼントしてもらったから、自分たちも何か贈りたい!」
との意見が出ていました。

そこで、今回の交流会では、
・劇「あおむしたちのやくそくとぼうけん」の発表
・秋の木の実を使って作ったおもちゃ遊び
・図工で挑戦した「パクパクさん」のおもちゃをプレゼント
という流れになりました。

さらに、こども園のみんなをおもてなしする側として、交流会がスムーズに進むように準備を素早く行ったり、こども園のみんなに優しく接したりすることをめあてとしました。

当日は、ワクワクと緊張の両方を感じている様子でしたが、それぞれの役割をきちんとこなすことができました。
また、セリフを忘れて困っている友達に、「こうだよ。」と優しく教える姿も見られました。

秋の木の実を使ったおもちゃ遊びでは、生活科の時間を活用して作った的入れ、さかなつり、どんぐりごま、けん玉、マラカスなど、様々なおもちゃで遊びました。2人組で3つのグループを作り、それぞれのおもちゃのお店を開きました。
お店に来た園児に、遊び方を優しく教える子どもたち。
的入れのお店では、
「100点のカップに入ったよ。すごいね。」
「ここは、マイナスゾーンです。気をつけて。」
など、声をかけながら遊びを盛り上げていました。

さかなつりのお店では、
「じゃんけんに勝ったら制限時間を10秒のばすよ。」
「2匹以上つれたらどんぐりごまの景品をあげます。」
など、遊びの設定を工夫していました。

けん玉、こま、マラカスのお店では、実際にけん玉をやって見せて、「こうやるといいよ。」と教えたり、「マラカスは全部音が違うんだよ。」と紹介したりする姿が見られました。

園児たちに「今日はどうだった?」と聞くと、「楽しかった!」と返事が。最後に渡したプレゼントも喜んでもらい、 1年生も嬉しそうでした。

終わった後は、
「ちょっとドキドキしました~。でもがんばった!」
「楽しんでもらえてよかったです!」
と、満足した様子でした。
「自分たちが楽しい」だけでなく、「こども園のみんなに楽しんでもらう」ためにがんばった1年生。小学校の先輩として、成長した姿を見ることができました。