学校日記:学校だよりアップしました。

グループ 「ほうしゃせんって、なあに?」

1・2年生は、放射線についての学習を行いました。
東日本大震災当時は生まれていない子どもたちなので、よく知らないことが多く、都路診療所の菅野先生や放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの方々にお越しいただき、話を伺いました。
震災当時の都路の様子を写真で見て、
「えっ、これ都路?」
「道路がぐちゃぐちゃだ」
と、びっくりしながらも、真剣に話を聞いていました。
 
放射線に関する紙芝居や〇✕クイズもありました。
「ほうしゃせんは目に見えます。〇か✕か?」
みんなが選んだのは✕。中には〇の子も。さて、答えは・・・✕
正解した子は「やったー」と大喜び。楽しみながら、放射線について学んでいきました。



目に見えない放射線を霧箱を使って観察です。白い筋が飛び交う様子に、みんなじっくり見入っていました。
「雲みたい」
「また、シュッと通っていった」
見えないものが見える不思議さに感動しますね!


放射線の話は言葉などが難しいことも多いですが、低学年の子どもたちにも分かりやすいように様々な形で学習しています。
最後には、「家で野菜を作っているけど、それは食べても大丈夫ですか?」など1・2年生なりの疑問もわいてきて、質問していました。
震災のことや放射線のことを、少しでも覚えておいてほしいと思います。