お話を聞く会

    
お話を聞く会は関本先生が担当でした。移動黒板に壺のような図形を書きました。「神様は一人一人に違った器をくださいます。何か達成したいことがある時は毎日続けてがんばると、この器には「努力」という液が溜まっていきます。しかし、努力を怠ると液体は減っていきます。壺になみなみと液体が溜まっても、表面張力のために、あふれ出るには最後の1滴が大切です。このあふれ出るというのが、目標を達成したことだと考えてみましょう。私が昔陸上を教えていたある女子は100m走で14秒を切るのが目標でした。毎日毎日走り込んで、いよいよ大会の日、「今日は新記録をだすぞ」と意気込んで出場しました。そしたら、その子は本当に13秒99の記録を出しました。神様は、本気で努力を重ねれば達成できる壺を一人一人に用意してくれます。みなさんは努力をしつづければ、いつかは達成できるのです。」
ずっと陸上競技の指導にあたってきた関本先生らしいお話でした。
今日も20人以上の子どもが発表を希望しました。友達と少し違った視点から意見を述べられた子どもも増えてきました。大勢の前で自分の考えを発表することはドキドキしますが、友達の話し方を参考にしたり、何度も練習したりすると、だんだん表現力が付いてきます。自分の考えを持ち、はっきりと表現する力を全校児童に育みたいと考えています。